有名スキー場を攻略せよ！ 湯沢編　上越国際 初中級者編

まるでヨーロッパに来たと錯覚させるような外観と内装を備えた「ホテル　グリーンプラザ上越」。その目の前に広がるのが上越国際スキー場です。こんにちは。今回もコバおじさんがこの上越国際のスキー場を初級者、中級者の皆さんにご案内します。スキー場で皆さんが手に入れるものは、リフト券とコース図ですよね。このコース図の色分けが他のスキー場とちょっと違っていますのでまずは説明を。

○紺　　上級者コース

○緑　　中級者コース

○赤　　初級者コース

緑と赤が他のスキー場と違いますので間違えないように気をつけてください。

知っていましたか？「上越国際スキー場前」駅！ここに日帰り用の駐車場が1500台分あります。

「ホテル別館アネックス」があって温泉もありますよ。ここからはリフトでメインゲレンデにアクセスします。「リーゼン第1トリプルリフト」に乗れば下り口は「ホテル　グリーンプラザ上越」です。

雪がたっぷりあればこのリフト下に上級者コースと初級者コースができるのですが、今年の積雪量ではまだできていませんでした。さあ、ゲレンデ側に出てみましょう！ホテルに宿泊する方はこちらに駐車場が用意してあります。駅前の線路をくぐったところで係員の方の誘導に従ってください。

ゲレンデを囲むように雰囲気の良いホテルが建っています。部屋数は333部屋。ここに泊まって美味しい料理を食べて温泉に入って翌朝からまた滑りたいですよね！さてここが他のゲレンデと違うところがもう一つ。最初が下りです。

ホテルをバックにサイドスリップの練習をしています。初級者が練習するのにちょうど良い斜面です。このカップルももう少しひざを曲げればもっと安定して滑ることができるでしょう。

このスキー場は初心者、中級者に優しくできています。「中級者用」コースでも暖かくて雪が溶けた後に凍った「アイスバーン」以外では初級者でも充分滑れます。ホテルの前でしっかりとサイドスリップ、木の葉落としができるようになったら一番下の方でターンの練習をしてください。上から見て右側に「ホテル前ロマンスリフト」がありますからしっかりと練習しましょう。コバおじさんからワンポイントアドバイス

○エッジに荷重している時はなるべくひざを曲げる（両ひざが付くくらい内側へ）

○右に行きたければそのままの姿勢で上半身を右に向ける。（左も同様）

○ターンはきっかけ作りが大切。ひざを曲げた姿勢から体を伸びあがって前足の土ふまずに体重を移動しながら上半身を曲がりたい方に（先行動作で）向けて、エッジが切り替わったらまたしっかりしゃがむ。

この伸びあがる動作を抜重といいますが、スキーもスノーボードも基本は同じです。体重がかかっていない間に板を回してしまうということですよ。それではリフトに乗ってゲレンデに出発しましょう。

まずはホテル正面のリフト乗り場右手の「長峰クワッドリフト」で上ります。リフトは上がったり下ったりを繰り返しますが心配しないでくださいね。

こんななだらかな斜面です。雪も良いし今日は最高の練習日よりですよ。ここは思い切ってもう一本リフトに乗りましょう。この先にお楽しみが待っているからです。まだ「秘密」ですよ。「パノラマクワッドリフト」でさらに上を目指します。

リフトを下りるとみえてきました。上越国際名物「おしるこ茶屋」の案内看板。気持ちの良い林間コースを滑って行きましょう。あったかくておいしい「おしるこ」が待っていますよ。

コースはなだらか。スイスイ進みます。

見えてきました。「おしるこ茶屋」。

急いで板をはずして、、、、店内に駆け込みましょう。

お店は内外装共に古民家風、おばちゃんたちがおしるこや和風カレーなどを作っています。ここを中心としたパノラマゾーンはコース図上では中級者コースがメインですが初心者でも十分に滑れる斜度です。特に今回のように前の晩に雪がたっぷりと降った後は転んでも痛くないし、転んでしまっても斜度があった方が立ち上がるのも楽ですよ！思いっきり雪まみれになってください。ここから「パノラマ第3ロマンスリフト」、「パノラマ第4ロマンスリフト」、「当間第4マンスリフト」、と乗り継ぐと「フォレストゾーン」に入っていきます。

が、しかし移動時間が掛るので今日のような吹雪ではあまりお勧めしません。もしもホテル側のゲレンデが混んでしまったら取っておきの「フォレストゾーン」に向かいましょう。

一応アクセスをご案内しましょう。連絡リフトを乗り継いで滑って下りるとそこが「当間山」へ登る「当間第4　4人乗り高速リフト」です。人間って高いところが好きなんですね。

リフト下り場が見えてきました。吹雪で真っ白です。

山頂の「展望台ハウゼ」に着きましたが周りは真っ白、中から見ると水族館状態でした（笑）ここを頂上として「フォレストゾーン」が広がります。一番下には「当間駐車場」があって500台の車が止められます。しかしメインゲレンデに比べれば圧倒的に空いていることがほとんどです。初級者寄りの中級者コースがほとんどですから混んだら「フォレスト」と覚えておいてくださいね。

山頂からはこんなコースを下って行きます。標高が高い分雪質も良く滑りやすいコースです。

ちょっと変化に富んだ林間コースですね。

パノラマゲレンデに戻ってきました。コースの幅がグッと広くなります。

パノラマゲレンデの右側に「大別当トリプルリフト」が見えてきました。このリフト沿いが上越国際スキー場でも一番急な「大別当ゲレンデ」がある所です。1995年には「FIS Snowboard World-cup　上越国際大会」が行われ、このゲレンデにハーフパイプが作られて、女子では「山岡　聡子（そうこ）」選手が年間チャンピオンを決め、男子では、「中井　孝治」選手、「国母　和弘」選手などが活躍しました。コバおじさんはスタッフとして2週間泊まり込みましたよ！

「大別当ゲレンデ」の斜度です。でも迂回コースがあるので初級者、中級者の皆さんも大丈夫。リフトを下りて左手に行くと「大沢ゲレンデ」に出られます。この一帯「アクティブゾーン」も初級者、中級者共に練習しやすい斜面です。ホテル前が混んだらどんどん移動して空いているところでたっぷり滑りましょう！！

広いゲレンデすべてはご紹介できませんでしたが、いかがですか？広いからこそ行ってみたい、全部のコースを滑ってみたいと思った方もいらっしゃると思います。そこは「ホテル　グリーンプラザ上越」の出番です。レストランも豊富、大浴場は温泉、ナイターの明かりを見ながら１杯、楽しみがぐっと広がること間違いなしです。日帰りではもったいない、この大きなスキー場、是非１泊いや２泊でとことん楽しんでみてください。最後に

喫煙室で合った青年です。仲間と総勢５人でオリオンツアーで参加されたとのこと。「次回は泊まりで来ます！！」と嬉しいお言葉をいただきました。

 

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