キッズパークのある人気スキー場20選

家族でスキー旅行に行くなら、お子様にも雪の楽しさを知ってほしいと願うのは当然のことです。しかし、現実には滑り続けているうちにお子様が飽きてしまったり、まだ滑れないお子様が退屈してしまったり……といった事態も起こります。

この問題を解決してくれるのが、スキー場の中にあるキッズパークです。

スキー・スノボがまだ難しいお子様でも、さまざまな遊具やソリ遊び、チュービングなどで雪とふれあうことができますし、大人と一緒に滑り始めたお子様にとっても良い気分転換の場になるため、ファミリースキーのスキー場選びでは、キッズパークにも注目することをおすすめします。

その手助けとして、今回はキッズパークの評価が高いスキー場を厳選し、その内容や料金などを詳しく調査しました。スキー場そのものの簡単な説明とあわせてご覧ください。

 

 

 

ハンターマウンテン塩原

「ハンターマウンテン塩原」は、栃木県という通いやすいエリアにありながら、全部で12本ものコースが用意されているスキー場です。その内容も初級者向けから上級者向けまでバラエティ豊かですから、手の空いている大人が退屈してしまう心配もありません。

もちろん、まだ滑ることができないお子様にとっても冬の楽園になります。

キッズパークのソリ専用ゲレンデにはスノーエスカレーターがあり、さまざまなソリでの滑りを簡単に楽しむことができます。もっと違う体験をしたくなったなら、隣のチュービングコースへ。こちらもソリに負けないほどおもしろいです。

雪遊びの際には、マスコットの「ハンタマくん」の形をしたふわふわ遊具も要チェック。雪面に向かう滑り台は、普段の公園のそれとはまた違います。お子様が遊び疲れてしまっても、キッズパーク内にしっかりとした休憩施設があるので安心です。

軽井沢スノーパーク

初心者でも滑りやすいコースが多い「軽井沢スノーパーク」は、全員がまったくスキー経験の無いファミリーにとって、非常に選びやすいスキー場の一つです。このスキー場のキッズパーク「プレジバーク」は、リフト券をお持ちなら利用できます。リフト券が無い場合は「雪遊び券」の購入が必要です。

プレジバークの中では、ちびチュービングやスノーストライダー、ソリなどで遊べますし、メリーゴーランドのように円を描いて動くポーラーカルーセルもあり、小さなお子様でも楽しくすごせます。

また、日本最大級のスノーチュービング「ジェットチュービング(※1回券400円・4回券1,200円)」も高い評価を受けています。対象年齢は4歳からですが、大人も楽しめるほどの勢いとスリルがあります。冒険が大好きな、元気なお子様には特におすすめです。

 

舞子スノーリゾート

最寄りインターから約1分の快速アクセスで、日帰りも簡単にできる新潟県の「舞子スノーリゾート」。場内は舞子・長峰・奥添地の3エリアに分かれていて、ゲレンデ内や付近の宿に泊まってじっくり滑ることもできる、大規模なスキー場です。

奥添地は長峰の先にあるため、実際に滑る際は舞子エリアと長峰エリアのどちらを中心にするか、ということを考えることになりますが、幸いなことに舞子・長峰どちらのえりあにも「スマイルキッズパーク」というキッズパークがあります。

このため、初心者の大人が多ければ簡単なコースが多い舞子、中～上級者が多ければ高難度のコースが目立つ長峰、と判断することができます。

どちらのスマイルキッズパークにもスノーエスカレーターがあり、入場料以外の追加料金無しで遊具やソリを利用できます。しかも、舞子側では平日無料というサービスも行われています(※ただし、スノーエスカレーターは運休になります)。

 

 

タングラム斑尾スキーサーカス

「タングラムスキーサーカス」は斑尾(まだらお)高原に造られたスキー場です。共通リフト券を購入して、隣の斑尾高原スキー場とセットで滑ることもできるため、大人たちのスキー・スノボの時間も重視したいグループやファミリーにもおすすめです。

こちらのスキー場は、ほとんどのルートがホテルのあるベース部分に集まるレイアウトになっています。このため、保護者グループと滑りに行くグループに分かれても、ひと滑りごとにホテル横のキッズパークでお子様の顔を見ることができます。

ネットで囲まれたキッズパークでは、40mの動く歩道のおかげでソリ遊びもラクラク。無料レンタルのソリも、雪上自転車風のストライダーや円盤型のもの、蛇のようにつながったスネークグリスなど、種類が豊富です。

 

野沢温泉スキー場

「野沢温泉スキー場」は、多くの外湯を持つ温泉街も魅力のスキー場です。こちらのスキー場では、キッズパークが無料で利用できます。

キッズパークがある場所は日影ゲレンデのインフォメーションセンター前で、温泉街からここまでの310mの区間には「遊ロード」という無料の動く歩道が設置されています。冬の雪国の道を歩いていると、大人でもヒヤリとすることがありますから、これはうれしい配慮です。

宿の場所などの都合で、もう一つの入口である長坂センターハウス側から入場した場合も、二つのセンターを結ぶ送迎用のソリ付きスノーモービル「ナスキー号」が利用できます。キッズパークには、ソリコースとは別にキッズ専用ゲレンデもあります。無料のゲレンデエスカレーター「ナスキーウェイ」を備えたこのゲレンデで、スキーやスノボの練習を始めてみるのも良いでしょう。

 

白馬八方尾根スキー場

長野オリンピックで熱い戦いが繰り広げられた「白馬八方尾根スキー場」には、高難易度のコースがいくつもあります。キッズパーク「なきやまスノーランド」の上に広がる「名木山ゲレンデ」も、平均斜度17度・最大斜度35度という中級コースです。このため、手の空いた時にはキッズパークから離れずに、適度に歯ごたえのある斜面に挑戦できます。

なきやまスノーランドは、キッチンカーの並ぶ「もぐもぐ広場」やセンターハウス、有料エリア「ラビーパーク」などの総称です。ラビーパークの中にはふわふわ遊具の置かれたスペースと、滑走用のスペースがあります。

この滑走スペースは全長80mのドーム付きムービングベルトを挟んで「キッズソリゲレンデ」と「デビューゲレンデ」に分かれているため、お互いのコースにまぎれ込んでしまうトラブルも起きません。デビューゲレンデでは、スキースクールのインストラクターによる初心者向けのワンポイントアドバイスも行われています。

また、センターハウス3Fの「ラビーパーク入場券専用ルーム(※キッズスペースとファミリー休憩所)」も利用できます。

 

白馬コルチナスキー場

「白馬コルチナスキー場」は白馬エリアの北端に位置し、ゲレンデ直結のおしゃれな直営ホテルでゆったりとすごす方も多いスキー場です。そのホテルを出てすぐの場所にキッズパークがあり、さらにスキー場とは別の場所に「雪あそびパーク」もあります。この二つのエリアをまとめて、「コルチナワンダービレッジ」という名称が付けられています。

キッズパーク側は、雪遊び広場が無料で利用できます。ソリやチュービングは個別に料金が設定されていますが、お得な1DAYパスポートも販売されています。

雪遊びパークは昼と夜で二つの顔を持ちます。昼はかんじきを履いて指定されたスポットを巡る「かんじき雪上ポイントラリー」や、かまくら体験(※食事の注文も可能)、雪上でのアイスクリーム作り、ソリ遊びといった楽しみ方ができます。さらに雪上車による探検や、楓(かえで)の樹液を採取してメイプルシロップを作り、それを味わうアクティビティも行われています。

夜の雪遊びパークはライトアップされ、ソリ遊びやかまくら体験がひと味違う雰囲気に。星空観察や焚き火という楽しみも加わります。焚き火では大人の握りこぶしほどもあるマシュマロを焼いて食べることもでき、特別な夜を満喫できます。

 

シャトレーゼ・スキーバレー小海

「シャトレーゼスキーバレー小海(こうみ)」は、洋菓子店のシャトレーゼが運営するスキー場です。そのため、休憩時間やホテルでの食事にも定評があります。東京から約2時間半の八ヶ岳という立地も良く、ファミリーで訪れやすいスキー場と言えるでしょう。源泉かけ流しの天然温泉もあり、日帰りでも宿泊でもスキー・スノボを楽しむことができます。

お子様が安全に遊べる場所として、「そり専用ゲレンデ」が設けられています。これはホテルとレストランを結ぶケーブルカー沿いで、ホテルにはキッズルームもあります(※2022-2023シーズンは新型コロナ感染症予防対策として閉鎖)。

そり専用ゲレンデの利用は、なんと無料。レンタルコーナーでソリを借りてくれば(※有料・100円)、すぐにこのエリアで自由に滑ることができます。一般的なキッズパークではソリ遊びができるスペースはそれほど大きくできませんから、長いソリコースをお探しなら有力な候補になります。

 

富士見パノラマリゾート

最上部から3,000mの連続滑走が可能なエリアと、初級者向けの緩やかなエリアを持つ「富士見パノラマリゾート」。通常のリフトよりもゆっくり動く「安心リフト」のおかげで、初めての方でも選びやすいスキー場です。

現在のキッズパークのテーマは「秘密基地」で、パークの上部に大きな隠れ家が設置されています。曲がりくねった秘密の抜け道を滑り降りていくようなウェーブチュービングは、とてもスリリングで楽しい体験。ソリゲレンデでは、さまざまなタイプのソリやスノーストライダーが無料で使い放題です。

滑り終えたら、ゲレンデの横に設置されている50mのスノーエスカレーターで再び上へ。体力や時間を無駄にすることなく、存分に遊ぶことができます。

また、当日のリフト券をお持ちならキッズパークの入場料が安くなります。さらに「パノラマキッズデー」と呼ばれる1〜3月の毎月第3日曜日は、キッズパークの入場料が無料になります。

 

菅平高原スキーリゾート

それぞれ別の山にあるダボス・太郎・パインビークの3エリアで構成された「菅平(すがだいら)高原スキーリゾート」は、各エリアにキッズパークを持っています。

ダボスエリアの「奥ダボスチビッコパーク」と太郎エリアの「日の出キッズパーク」は無料で、パインビークエリアの「スマイルパーク」は40mの動く歩道付きで有料、という違いはあものの、遊具や多彩なソリなど基本的な部分に大きな差はありません。そのためキッズパークのことを気にせず、自由に滑るエリアを選ぶことができます。

また、ダボスエリアでは中腹(＝麓からの第1リフト終点)から山頂付近まで、雪上車「スノーキャット」による観光も行われています。帰り道は滑走と雪上車のどちらも選べますから、「雪遊びでは物足りないが、スキー・スノボはまだ難しい」年齢のお子様や滑ることが苦手な方も、山の最上部からの眺めとそこに至るまでの景色、そして美しい樹氷を楽しむことができます。

 

佐久スキーガーデンパラダ

日本初、そして現在唯一の高速道路直結型スキー場「佐久スキーガーデン パラダ」。都心から約90分というアクセスの良さや90％以上の晴天率、緩やかなコースが多いゲレンデなど、ファミリー向けスキー場の重要な条件がそろっています。

場内は北パラダと南パラダという二つのエリアが最上部でつながった構造で、シャトルバスでも行き来が可能です。「キッズランド」はどちらのエリアにもあり、入場券は南北共通になっています。

南パラダ側のキッズランドは休日のみの営業ですが、スノーキックスケーターやフワフワチュービングコースといった独自の魅力があります。

北パラダではキッズランドの入場券にウェア・防寒ブーツ・グローブを付けた「手ぶらプラン」も用意されていて、こちらを利用すれば雪遊びの荷物を最小限にできます。冬の休日、テーマパークに遊びに行くような気分で出かけてみてはいかがでしょう。

 

ふじてんスノーリゾート

冬の富士山を間近に見ながらスキー・スノボができる「ふじてんスノーリゾート」は、テクニカルなコースも最大斜度10度・最大幅70mの緩いコースもあるスキー場です。場内には、スノーパークデビュー前にコッソリと練習ができる「コソ練パーク」というユニークなスポットもあります。

キッズパーク「ちびっこ愛ランド」にも「ちびっこスノーボードゲレンデ＆ちびっこスキーゲレンデ」が用意されていて、小さなお子様でも安全な環境でスキー・スノボの練習を始めることができます。50mの動く歩道も、それをサポートしてくれるでしょう。

動く歩道はソリ専用のソリゲレンデでも役立ちます。ソリのレンタルは有料ですが、持ち込み可能となっています(※鉄製・木製ソリとスノーストライダーは滑走禁止です)。

富士山の麓ということで、ちびっこ愛ランドの「雪遊びゾーン」には雪で作られた「ミニ富士山」も期間限定で登場します。雪に慣れるところからソリ遊び、そしてスキー・スノボまで、ふじてんスノーリゾートでは楽しくステップアップできます。

 

車山高原SKYPARKスキー場

美しい白樺湖のそばの「車山高原SKYPARKスキー場」。360度広がる山頂の大パノラマや、難コースも適度に備えたバランスの良さで人気があります。

キッズパークの「アドベンチャーランド」があるのは、「カメさんコース」と「ファミリーコース」という初級コースの下です。アドベンチャーランドの中にはチュービングコースが二つ用意されています。

一つ目の「わくわくエアーチュービング」は、空気でふくらませた壁で構成された緩やかなコースで、小さなお子様でも安全に挑戦できます。二つ目は雪をそのまま活かした「絶叫ブーメランチュービング」。こちらはヘアピンカーブに向けて勢いよく突進するコースです。大きなバンクに乗り上げてカーブをクリアするのは、とてもスリリングな体験。勇気が芽生え始めたお子様におすすめです。

その他にも大きな雪山に挑む「チャレンジチョモランマ」や、雪の壁を乗り越えていく「アイスウォールアスレチック」、そしてソリやスノーストライダーなど、さまざまな楽しみ方ができます。

 

岩原スキー場

「岩原スキー場」の特徴は、大きく開けた構造です。見通しの良さや開放感を評価する声は多く、練習に向いたスキー場としても知られています。

いわゆるキッズパークはゲレンデ中腹の「キッズパラダイス」ですが、もう一つお子様が遊べる場所として、そのそばの第2ペアリフト脇の「ソリランド」があります。これはリフト全体に沿っているため、その全長は非常に長く、なんと634mもあります。もちろん、この数字は日本一。スキー旅行の思い出や土産話も増えることでしょう。

キッズパラダイスの場所はスキーセンターや駐車場などがある拠点の隣で、こちらにもソリ用のエリアが用意されています。

内部には他にもキッズ練習エリアと雪遊び用のエリア、休憩室があり、そり遊びと練習をサポートするスノーエスカレーターも設置されています。なお、ソリはキッズパラダイス側でも、ソリランド側でも無料で借りることができます。

 

上越国際スキー場

四つのエリアを持つ新潟県の大規模スキー場「上越国際スキー場」。各エリアの攻略の拠点となるのは、駅前のリフト乗り場から直行できる直営ホテルです。

上越国際スキー場のキッズパーク「キッズパラダイス」は、そのホテルの正面に設置されています。動く歩道でソリやチュービングを楽しんだり、雪上アスレチックや雪山に挑んだりと、ここでは雪国ならではの遊びを満喫できます。

キッズパラダイスの隣には、さまざまな種類のソリが用意されている「ソリランド」があります。無料で利用できますから、お子様と一緒にそり遊びにチャレンジしてみてはいかがでしょう。

上越国際スキー場には、「スポンジ・ボブ キッズパーク」というスキー・スノボ練習用のキッズエリアもあります。アーチやウェーブが設置されたパーク内で滑りを楽しんでいれば、自然と基礎が固まってくるはずです。なお、こちらも無料で利用可能です。

 

湯沢中里スキー場

「湯沢中里スノーリゾート」は、国内にいくつかある駅直結型のスキー場の一つ。実は、このタイプの元祖でもあります。

このスキー場のキッズパーク「スマイルキッズパーク」は、駐車場を出てすぐの場所にあります。整えられたスキー場であっても、小さな子どもたちを長く歩かせるのは大変ですから、この距離感はありがたいです。

駐車場との間にはブルートレインが置かれています。これは飾りではなく実際に走っていた車両で、現在は無料の休憩所として利用されています。

ソリ用のエリアとスキー・スノボ用のエリアに分かれたスマイルキッズパーク内では、チューブや多彩なソリを無料で借りることができます。また、移動用のスノーエスカレーターも用意されていますし、靴に付けるタイプの簡易スキーもあり、ソリやチュービングの次のステップに踏み出しやすくなっています。

さらに湯沢中里スノーリゾートには「FUN RIDE ZONE」と呼ばれる複数のキッズ向け練習コースも用意されていて、基礎からコブやツリーランまでを楽しく体験することができます。雪遊びからこの段階まで、一つのスキー場でスムーズに成長していけるのも魅力と言えるでしょう。

 

草津温泉スキー場

群馬県の有名温泉地のスキー場「草津温泉スキー場」。遊びすぎて疲れた身体も、この名湯でたちまち元気を取り戻すことでしょう。

キッズパークは入り口の右手側、一番奥にあります。その手前には初級者向けのファミリーゲレンデ、さらに手前には難所「天狗のカベ」を持つ天狗山ゲレンデが並び、大人はここで緩急をつけて滑ることができます。

キッズパークでの注目アイテムはスノーランナーです。これは有料レンタルのハンドル付きのソリですが、お子様用だけでなく、大人が一緒に乗り込める大型のものもあります。元気なお子様の姿を間近で見守るのも楽しいものですが、こうしたアイテムで同じ景色を見てみるのも良いかもしれません。

もちろん雪遊びスペースもありますし、ふわふわで安全な遊具や練習用のキッズゲレンデ、移動が楽になるスノーエスカレーターなどもそろっています。

お子様はキッズパークで雪とふれあい、大人は近くのコースで交互に滑る。そして最後は家族で温泉へ。そんな姿が思い浮かぶ、ホッとするような雰囲気のスキー場です。

 

シャトレーゼスキーバレー野辺山

「シャトレーゼスキーバレー野辺山(のべやま)」は、800～950mのコース4本と450mのコース1本を持つ、コンパクトなスキー場です。シャトレーゼスキーバレー小海と同じように、こちらでもシャトレーゼのおいしいお菓子を味わうことができます。気軽に行ける八ヶ岳という立地の良さもあり、ファミリー全員でのスキー場デビューに適した場所と言えるでしょう。

駐車場に面したスキーセンターに入り、反対側に抜けると、そこは白銀のゲレンデ。すぐ左手がキッズパークです。

人気のソリゲレンデは全長50m、幅25mと十分なスペースがあり、ソリの持ち込みもできます。もちろん無料ソリも用意されていますし、ハンドル付きのソリや二人乗りのソリのような特殊なソリのレンタルも行われています。

ソリゲレンデから全長40mの動く歩道を挟んだ反対側は、お子様用の安全な練習ゲレンデです。ここでは、通常のスキー板より扱いやすいプラスチックスキーの使用も許可されています。

大きなふわふわ遊具やプラスチックハウスなどもあり、休憩時間に甘いお菓子で栄養補給をしながら、1日元気に遊ぶことができます。

 

水上高原スキーリゾート

群馬県の「水上(みなかみ)高原スキーリゾート」は、ちびっこスノーモービルやスノーラフティングのように、お子様が楽しめるアクティビティが豊富なスキー場です。ここには2種類のキッズパークがあります。

一つは1～5歳のお子様専用の「ピカチュウ・キンダーガーデン」。ゲームやアニメでおなじみのピカチュウをテーマにしたキッズパークです。

内部には、かまくらや全長30mのスノーエスカレーター付きのソリ広場、ピカチュウデザインのチューブが取り付けれたポーラーカルーセルやふわふわで安全なエアスライダーなどがあります。こちらへ移動するためのスノーライナーにもピカチュウたちポケモンが描かれていて、到着前から楽しませてくれます。

もう一つのキッズパークは「ポケモン・スノーパレット」です。こちらでは4歳以上のお子様が、大人と一緒に遊ぶことができます。

このキッズパークは、全長50mのスノーエスカレーターが設置されたソリ広場が中心になっています。チュービングをしたり、無料のソリで滑る以外にも、突き出たハンドルをまたぐように座るジップフィー(※2時間 800円)や、ミニレースカーのような形のスノーレーサー(※2時間 1,300円)といった有料ソリを使うのも楽しいです。

 

たんばらスキーパーク

冬が終わっても雪が消えにくい、高原のスキー場「たんばらスキーパーク」。険しい斜面に造られていないため、高難易度のコースはありませんが、逆にそれが初心者向け・ファミリー向けという個性になっています。

キッズパークの「たんばランド」は、場内に入ってすぐの所にあり、ゲレンデから突き出すように独立した空間が確保されています。

2020-2021シーズン以降、たんばランド全体の営業は基本的に土日祝のみ(※年末年始など一部例外アリ)、それ以外の日はソリエリアの一部が無料解放という形になっています。なお、無料開放の日は遊具の無料レンタルも行われません。

たんばランドには、ソリエリア・チュービングエリア・雪遊びエリア・ミニチュービングエリアがあります。

ソリエリアとチュービングエリアを分けるのは、もはや必須アイテムとも言えるスノーエスカレーター。各種ソリを無料で借りることができますが、非常に人気のあるスキー場ですから、なかなか順番が回ってこない可能性もあります。お子様愛用のソリがあるなら、持ち込みを考えてみても良いかもしれません。

 

 

※本記事内の情報は、すべて2023年6月時点のものです。

※キッズパーク内の設備・サービス・各種料金は、今後変更される可能性があります。必ず公式サイト等でご確認ください。

 

 

 

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