春スキーツアー、新幹線で行こう!4月、GWまで滑れるスキー場は?
一般的なスキー場は12月頃からオープンし、3月末を目安にクローズします。ですが、何事にも例外はあるもので、10月の終わりや11月から営業を開始するスキー場があるように、4月の初めやゴールデンウィークの終わり頃まで営業を続けるスキー場も存在します。
冬に滑りたりなかった場合や、春のレジャーの目的地を探している場合に、このようなスキー場はとても役立ってくれるでしょう。
今回はゴールデンウィークまで滑れるスキー場の中から、新幹線スキーツアーを利用して気軽に滑りに行ける5ヶ所のスキー場をご紹介します。
-
だいぶ暖かくなってきたし、そろそろスキーシーズンも終わりかなぁ?
-
そうでもないさ。雪が溶けにくい所なら、まだまだ滑れるよ。今年のゴールデンウィークまで滑れるスキー場は、北海道には8ヶ所ぐらい、本州だけでも30ヶ所以上はあるんだ
-
そういうスキー場って、やっぱり山奥にあるのかしら? できれば、新幹線で簡単に行けるような所の方がいいんだけど
-
心配しなくても大丈夫! 新幹線でサクッと行ける、春スキーにおすすめのスキー場を教えてあげるよ!
GALA湯沢スキー場 5月6日までオープン予定
上越新幹線・ガーラ湯沢駅から0分
新潟県の「GALA湯沢スキー場」は、新幹線の停車駅がスキーセンターと一体化している駅直結型のスキー場です。支線にあるガーラ湯沢駅への直通列車は限られますが、一つ手前の越後湯沢駅からでも無料シャトルバスで5分ほどの距離です。
スキーセンターの中で準備を整えたら、館内のリフト乗り場を利用してゲレンデへ。中級者以上なら、帰りは2500mの下山コース「ファルコン」でスキーセンターに滑り込むこともできます。
新幹線でのアクセスの良さがGALA湯沢スキー場の最大の魅力ですが、コース数も全17本と豊富で飽きさせません。やや中級者向けのコースが目立つものの、初級者向けも十分にあり、滑りやすいスキー場となっています。
かぐらスキー場 5月26日(※田代エリアは5月6日)までオープン予定
上越新幹線・越後湯沢駅から約20分
「かぐらスキー場」は。下部の「みつまた」と「田代」、上部の「かぐら」という三つのエリアで構成されています。みつまたエリアへは越後湯沢駅から直通バスで約20分、田代エリアへは約30分です(※通常の路線バスもあります)。かぐら・みつまたエリアは5月26日まで営業が行われる予定ですが、田代エリアはそれよりも早い6日までとなっていることにご注意ください。
これほど遅くまで営業を続けられる理由の一つは、かぐらスキー場の標高の高さにあります。越後湯沢駅周辺のスキー場の中では最も高い1,845mという数値は、他の地域にも引けを取りません。かぐらエリアでは、ここからの高低差を活かしたハードなコースに挑戦することができます。
野沢温泉スキー場 5月6日までオープン予定
北陸新幹線・飯山駅から約40分
温泉には秋や冬のイメージがありますが、陽気の穏やかな春に入るのも良いものです。麓に有名な温泉街が広がる「野沢温泉スキー場」では、そんな春の温泉巡りとスキー・スノボの両方が楽しめます。
飯山駅から直通バス(野沢温泉ライナー)に乗れば、約20~25分で野沢温泉村に到着します。ゴンドラ乗り場がある「長坂ステーション」までは、もうすこし(※村内を走る無料シャトルバスなら約20分)移動が必要ですが、温泉村に着いた時点で一息つけます。
天然雪に覆われた野沢温泉スキー場は広大で、全部で40本以上のコースが用意されています。それらを上手につないでいけば、なんと10kmもの距離を滑り続けることができます。
蔵王温泉スキー場 5月6日までオープン予定
山形新幹線・山形駅から約40分
山形県の「蔵王温泉スキー場」は、30基以上のリフトが縦横無尽に張り巡らされた、とても規模の大きなスキー場です。東北新幹線の仙台駅から高速バス(約90分)を利用する方法もありますが、東京駅からの合計所要時間は3時間ほどで、山形駅からのルートとほとんど違いはありません。
コースは上級者向けが少なく、中級者以上ならほぼ山全体で、初級者でもかなりの部分で滑ることができます。真冬に見られる幻想的な樹氷も蔵王温泉スキー場の魅力の一つですが、その時期には樹氷観光のためだけに訪れる来場者も増えてしまいます。混雑に悩まされず、落ち着いて利用できる春も、このスキー場を楽しむのに良い季節と言えるでしょう。
グランデコスノーリゾート 5月6日までオープン予定
東北新幹線・郡山駅から約85分
福島県の北部に位置する「グランデコスノーリゾート」は、ゲレンデ下部の東急ホテルをはじめとして、全体にオシャレな雰囲気が感じられるスキー場です。郡山駅からの所要時間は長いように見えますが、まずJR磐越西線で猪苗代駅まで行き、そこからシャトルバスに乗り込むため、バスの乗車時間だけを考えるなら45分ほどです。
グランデコスノーリゾートの全13本のコースの中で、最も長いのは3,500mの「レインボー3500」です。上部から麓まで続くこのコースの平均斜度は10度で、景色を眺めながら滑走できるコースとして人気があります。ファミリーの姿も多いリゾートスキー場ということで、キッズパークや各種アクティビティも充実しています。
※本記事内の情報は、すべて2019年4月14日時点のものです。
-
へぇ~、東京から近い所でも、ゴールデンウィークまで滑れるスキー場はけっこうあるんだね
-
うん、GALA湯沢みたいな越後湯沢駅方面のスキー場なら、東京駅から片道90分ぐらいだし、蔵王温泉やグランデコでも片道3時間ぐらいだから、割と気軽に行けるんじゃないかな?
-
そうね。この時期は、みんないろいろ忙しかったりもするけど、それぐらいなら誘いやすいわ♪
-
あと、春は真冬より料金が安くなっているスキー場が多いし、新幹線スキーツアーを利用すれば、もっとお得になるんだ。シーズンが本当に終わるまで、スキーやスノボを楽しんじゃおう!
この記事が気に⼊ったら
いいね!しよう
スキー市場情報局の最新記事を
毎⽇お届けします
スキー場についての関連記事
-
スキー場
2024-12-05
山梨のスキー場人気ランキング!スキー・スノボにおすすめのスキー場と人気の理由も解説
都内から二時間もかからずにアクセスできるスキー場がほとんどで、日帰りスキー・スノボに便利な立地の山梨...もっと見る
-
スキー場
2024-12-05
大阪から電車で3時間以内で行けるスキー場10選!アクセスは?
大阪から電車でスキー旅行へ行く時、目的地として選びやすいのは、滋賀県の琵琶湖周辺と、その北側の福井県...もっと見る