スノーパークってどんなところ??アイテムの種類やルールなど徹底解説!
特に初心者の方は、スキー場のゲレンデ情報などを調べていて、「スノーパーク」ってなんだろう?と思われたことがあるのではないでしょうか。
パーク、という名前だけ見るとなんだか楽しそうですが、いったいどんな場所で、遊ぶにはどんなルールを守ればいいのでしょう。 ここでは初めてさんでも安心してスノーパークデビューが叶う、アイテムの種類や、押さえておきたいポイントについて詳しく紹介していきます。
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スノーパークっていったい、どんなところなの?子供が遊ぶ……のは、キッズパークがあるもんね。
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スノーパークは、フリースタイルでスキーやスノボが楽しめるように設計されたエリアのことだよ。
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ジャンプ台やいろんなアイテムがあるって聞くと、難しそうなイメージかもだけど……。初心者向けのパークもたくさんあるし、レベルに合わせて多くの人がその自由さを楽しんでいるよ。
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むむむ……。私なんかでも遊べるのかな?アイテムって具体的にはどういうものなの?もっと詳しく教えて!
スノーパークって?
スノーパークはその名の通り、公園のように自由な遊び場といったエリアです。
通常ゲレンデでは安全のためにジャンプが禁止されていますが、パーク内ではジャンプするための台(キッカー)やハーフパイプなど多数のアイテム設置され、普通の滑走ではできない爽快なアクションを楽しめるのです。
フリースタイルでかっこよくキメたいならスノーパークは外せません。 難易度もさまざまで、メインパークのほかに未経験者からでも楽しめるビギナーパークを用意しているスキー場も珍しくありません。
パーク内は「ディガー」と呼ばれる方々が、安全に遊べるように整備を行っています。 宙に浮く瞬間があるわけですから、その遊び方の特性上、気をつけなければならないポイントやルールもありますが、それらを守ればいつもとひと味もふた味も違う滑りが満喫できちゃいます。
スノーパークのアイテム紹介
スノーパークには、「アイテム」と呼ばれるものが多数設置されています。
雪や金属などで人工的に作られたアイテムによって激しい変化ある滑りやジャンプなど華やかなテクニックが可能になるわけです。
アイテム数が多いスノーパークほどそれぞれを組み合わせて自由なラインをとるなど遊び方の自由度が増し、ワザが磨けると言えます。 アイテムについて予め知っておくことは、怪我を防ぐうえでも大事なことです。
それでは、実際にどのようなアイテムがあるのか、代表的なものをひとつひとつ見ていきましょう。
キッカー
最も代表的なアイテムです。キッカーは要するにジャンプ台。シンプルでありながら、ジャンプは見た目もかっこよく本人も気持ちいいもの。
台の形状や大きさも色々とあります。こぶりなものからチャレンジして、ワンメイクなどのワザを徐々に身につけていきましょう。
ウェーブ
凹凸が波のように続いているアイテムがウェーブです。変化のあるアップダウンを乗りこなすのはまさに波に乗っているような感覚で楽しく、またパンピングなど体重移動の練習にもピッタリ。
ここでボードへの加重やスピード調整、ジャンプのタイミングを自分のものにしておくことで、ハーフパイプなどさらなる高レベルのアイテムにもチャレンジしやすくなります。
ボックス
こちらもパークのド定番。こんな名前ですが、必ずしも箱型というわけではなく、滑走面が広いアイテムが総じて「ボックス」と呼ばれています。
ワイドボックス、ナローボックス、Tボックスなど種類も多く、箱型のものから狭めのもの、カーブの付いているものなど特徴もさまざま。ワイドボックスなどは特に恐怖心も少なく始められますので、ビギナーにもオススメです。
テーブルトップ
雪で作った台形に近いかたちのアイテムで、ジャンプの一種です。飛び出し(リップ)とテーブルがつながっており、小さめのものが多いのが特徴。
サイズから一見初心者向けのようですが、かなりしっかり整備されていないと事故を起こすこともあり、設置されているパークが減ってきています。
レール
金属製の細長いレールで、飛び乗ってその上を滑っていくためのアイテムです。
バランスをうまく保ちつつレールを滑っていくのは誰でも最初は怖く感じますが、練習あるのみ。S字になっているS字レールなどもあります。
ハーフパイプ
オリンピックで見たことのある方も多いでしょう。雪面をU字に深くくり抜いて固めたアイテムで、まさにパイプを半分に切ったような見た目です。
サイドは高さ5m前後、全長120m前後が普通です。パイプ内を左右に揺れるように往復しながらスピードを増し、ジャンプを繰り返し、回転やワザを決めていきます。常設しているスキー場は多くはありません。
クォーターパイプ
そんなハーフパイプを更に縦半分にカットしたのがこちら。
パイプといっても半分の側面だけでできているので、往復することができません。つまりハーフパイプのように繰り返さずに一度だけトリックを決めるためのアイテムです。
ヒップ(スパイン)
三角柱のような形をしており、上に飛んだあとどちらかのサイド斜面に着地するアイテムです。かなり高く真上にジャンプすることが可能で、爽快な浮遊感に酔いしれることができます。
スパインの場合、上部はフラットになっていますが、上部やフラットな下部雪面に落ちることなく滑るには、うまく軌道をとる必要があります。難易度の高めなアイテムですので最初はゆっくり試して慣れていきましょう。
スノーパークのルール
アイテムを見ていただいてもわかるとおり、パークは高さやスピードが通常のゲレンデよりもかなり出やすい場所です。そのため、気を抜いていると大きな怪我や事故につながってしまいます。
ヘルメットやプロテクターを着用し身を守りましょう。 レベルに見合わないアイテムを使用したり、無理をすることも絶対に禁物です。
かっこよさを求めて大怪我をしてしまっては、元も子もありません。前述したように自分が利用するパークのアイテムをチェックし、どのようなものであるかを知っておくのも大事です。他の人が滑っている様子を見るのもオススメですよ。
また、ジャンプなどのランディング(着地点)には絶対に立ち止まらないこと。
もしも落とし物などをしてしまった場合も、手を振って周りに異常を知らせてから拾いに行きます。 逆に自分がアイテムを利用する際も、ランディングゾーンが無人であることをしっかり確認してからにします。
アイテムに入るまでのアプローチへの横断も絶対にNGです。 パークに居るパトロールやディガーの指示には必ず従います。コンディションなどで使用禁止となったアイテムは使いません。 当たり前のようですがアイテム使用は順番を守りましょう。
割り込みはもちろんNGですし、前の人を煽って焦らせるようなこともしてはいけません。また難しいですが、後ろから来るひとの流れも気にしておかないと、知らずに他人の流れに割り込んでいたなどということも。
トラブルと怪我を避けるため、視野を広く持ちましょう。
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スノーパークのある人気スキー場
エイブル白馬五竜&Hakuba47ウィンタースポーツパーク
長野県の白馬エリアにある隣接した2つのスキー場。共通リフト券でどちらも利用可能です。
日本最大級のスノーパークが自慢で、10以上のジャンプ、初級~上級へステップアップしやすいジブアイテムなど多彩なアイテムが揃います。
さらにはハーフパイプもあり、しっかり整備されているので安心。森の中を使ったクロスコースは疾走感が味わえます。ハイシーズンには30近くアイテムが設置され、飽きずに楽しめる空間に。
誰でも入れる安全第一をうたった「47PARKS」では初心者からでもOKの本格的なレッスンが受けられ、パークデビューにももってこい。
白馬岩岳スノーフィールド
同じく長野の白馬岩岳スノーフィールド。
キッカーやボックス、レール、ウェーブ、ヒップなど多彩なアイテムが揃っています。高標高に位置しており、よい雪質で滑りやすいのも◎。
X-JAM高井富士&よませ温泉スキー場
長野県「X-JAM高井富士&よませ温泉スキー場」では、ビッグパイプとレギュラーパイプ、計2本のハーフパイプが設置されています。また、アイテム数も47と日本最大級を誇るパークです。
キッカーは2m~14mまで複数の長さがあり、ボックスやテーブルレールなどさまざまなアイテムが。初心者向けのチャレンジパークや、中級以上向けのジブアイテム豊富なX-JAMパークがありレベルに合わせて楽しめます。
石打丸山スキー場
新潟県の石打丸山スキー場。日本最大級のビッグスケールなスノーパークは全長500mの広々空間です。
高さ6.7m、幅22m、長さ170mという世界最大級の「ガンホーモンスターパイプ」があることでも有名です。
ジャンプやジブアイテムのほか、地形を使っても遊べるフリーライドなパークとなっています。中上級者の練習にぴったりなアイテムがそろうメインパーク。そしてさらにビギナーズパークもあり、デビューにも最適。
川場スキー場
群馬県の川場スキー場には、3種類ものスノーパークが用意されています。
ビギナー向けのイージーパーク、ムラサキスポーツプロデュースの地形を活かしたバンクドパーク、FLUXプロデュースの多彩なアイテムが揃うFLUX PARKです。レベルや好み合わせて選択することができます。
竜王スキーパーク
長野県の竜王スキーパークは、標高1,770mのグッドコンディション。上達を目指せる、初級者にやさしいステップアップパークとなっています。
特徴のある竜王の地形を活かしたトリックを決めたり、ジャンプやボックス、ヒップなど多彩なアイテムで遊べます。パーククルーによる無料アドバイスもあり、安心できる環境です。
妙高杉ノ原スキー場
新潟県の妙高杉ノ原スキー場では、全長800mの「Sugi Park」、全長3.5kmにもわたって続く「Gondola line」が待っています。40種以上の豊富なアイテムが設置され、ジャンプやジブ、地形などさまざまな遊び方が可能です。
ハーフパイプも造成!初級者向けの「Garden Park」もあるのでデビューにも安心です。
栂池高原スキー場
長野県の栂池高原スキー場では、標高1,500mの雪質良好なゲレンデにジャンプ、レール、ボックス、ウェーブ、クオーターパイプなど多彩なアイテムを設置。
時期によってゲレンデを移動し、シーズン中長く良好なコンデイションで楽しむことができます。
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なるほど!しっかり勉強していけば、初めてでも怖くないね。
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まずは無料レッスンを受けるのも良さそう。かっこよくジャンプできたら、きっと気持ちいいだろうな。
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最初は誰でもドキドキだけど、慣れればとっても楽しくて、一日中でも遊べちゃう。そんなスノーパークの、エキサイティングな魅力をみんなもぜひ楽しんでみてね!
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