群馬県のスキー場アクセス・行き方は？新幹線・バス・マイカーで徹底比較！

関東地方にありながら、豊富な選択肢の中からスキー場を選ぶことができる群馬県。入門用のスキー場でスキー・スノボの楽しさを知り、雪質やコースの多彩さにこだわりたくなった時、都内から近い群馬県は見逃せないスポットです。

その距離感の近さから、スキー場までの移動には、ついマイカーを選んでしまうかもしれません。ですが、新幹線やスキーツアーのバスといった別の方法も、考えてみるだけの価値があります。

今回は、新幹線を利用する場合のアクセス方法や、スキーツアーの出発地といった情報と共に、群馬県のスキー場へのマイカー・新幹線・スキーバスでのアクセスをご説明します。

群馬のスキー場へのアクセス方法は？

群馬県のスキー場は、その多くが関越道で新潟県に入るすこし手前、県境まで11～12kmの場所にある「みなかみ町」を東西から挟む山々の中にあります(※主に西側です)。

一部のスキー場を除き、東京方面から向かう場合は、水上インターではなく南側の沼田インターで高速道路を降り、そこから北上するような形になります。

新幹線を利用する場合は、水上インターと沼田インターの間の、やや水上寄りの位置にある「上毛高原駅」からバスを利用するのが一般的です。

新幹線で行く場合

群馬県の人気スキー場の中で、最も新幹線を利用しやすいのは「ノルン水上スキー場」です。上越新幹線の停車する上毛高原駅からバスに乗れば20分ほどで行けるため、「スピード」という新幹線のメリットを最大限に活かすことができます。

しかし、残りのスキー場はバスの乗車時間が40分や70分、あるいは90分とかなり遠くなり、中には120分以上という所もあります。こうなると新幹線のスピード感はだいぶ失われてしまいますが、「到着時間の正確さ」という、もう一つのメリットはまだ残っています。

関越道の進み具合に不安のある曜日や時期には、多少交通費が増えても、この選択肢を検討してみても良いかもしれません。

スキーツアーのバスで行く場合

新幹線ではアクセスしにくいスキー場で活用できるのは、バスによるスキーツアーやマイカーです。その使い分けですが、沼田インターから行くことのできるスキー場は全体的に遠く、高速道路を降りてからの所要時間が60分前後という所も目立つため、肉体的・精神的な消耗を考えるとツアーのバスが有利と言えるでしょう。

移動距離が長い長野県や新潟県では、夜に出発して翌朝到着する「夜発」タイプのツアーも人気がありますが、群馬県は一般的な「朝発」の日帰りツアーでも十分に長く滑ることができるため、こちらが主流となっています。ツアーということで、出発時とスキー場から帰る時の集合時間は厳守しなければなりません。そこだけに気をつければ、格安の料金で思う存分スキー・スノボを楽しめます。
 

マイカーで行く場合

マイカーで群馬県のスキー場へ行く際に使うのは関越道です。練馬インターから沼田インターまでは約130km、水上インターまで進んだ場合でも約140kmと、どちらも遠すぎるというほどの距離ではありません。

水上インターの周辺には15～30分程度で到着できるスキー場がいくつもあり、新幹線の説明にも登場したノルン水上スキー場なら約5分と非常に近いのですが、沼田インター側はより長く走る必要があります。たとえば、オープンの早さと雪質の良さで知られる「丸沼高原スキー場」などがあるこのエリアの東端までは40kmほどの行程です。近場はマイカーで、行き帰りの運転がスキー・スノボの負担になりそうなスキー場はスキーツアーのバスで、という使い分けもアリでしょう。

群馬のスキー場への新幹線でのアクセス

次の表は、新幹線の停車駅から群馬県の代表的なスキー場までのアクセスをまとめたものです。

群馬県の北側のスキー場に行く場合は、上越新幹線の上毛高原駅で降ります。西側のスキー場なら、北陸新幹線の「軽井沢駅」です。駅からはバスやタクシーでかなり長い距離を移動する必要がありますが、乗り継ぎが必要な所はごく一部です。「別の鉄道路線の駅への移動」というステップが必要なスキー場も無いため、ここで戸惑う心配もありません。

※各スキー場の公式サイトで紹介されている、おすすめのアクセス方法です。所要時間が記載されていない場合は、時刻表から算出しています。

群馬のスキー場へ行くスキーバスの出発地

「スキー場に直行できる」こともツアーバスの魅力の一つですが、出発地があまり自宅から遠いと、その部分の移動の手間が気になってしまいます。

うれしいことに、群馬県のスキー場へ向かうスキー・スノボツアー(※朝発・日帰りバス)の出発地は、定番の新宿・池袋の他、千葉県の柏や埼玉県の大宮、神奈川県の横浜など、多数用意されています。

朝発日帰りバスツアーの出発地をスキー場ごとにまとめた次の表を御覧ください。

※本記事内の情報は、すべて2019年2月時点のものです。