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新幹線で行くスキー・スノボツアー_限定列車・指定席と自由席の違いは?

新幹線で行くスキー・スノボツアー限定列車・指定席と自由席の違いは?

短時間でスキー場へ行くことができる新幹線スキー・スノボツアーは、「スノボがしたいけどスキー場に行くのが面倒で……」という悩みを解決してくれる、とても便利なものです。

このような新幹線ツアーには、限定列車・指定席・グリーン車といった複数の選択肢が用意されていることがあります。

それを見て、「この指定席やグリーン車は普通の新幹線と同じと思って大丈夫?」「限定列車って何?」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。

今回は、そうした新幹線スキーツアーの限定列車・指定席・グリーン車についての疑問にお答えします。新幹線スキー・スノボツアー未経験の方も、そうでない方も、ぜひご覧ください。

 

  • まる

    スキーツアーもだいぶ使い慣れてきたなぁ。今なら、どんな質問でも答えられそうな気がするよ!

 

  • ベル

    むむっ、なかなかの自信だね……! それなら、新幹線スキー・スノボツアーの限定列車について、説明できるかな?

 

  • まる

    げ、限定列車……? そんなの、聞いたことないんだけど……?

 

  • ベル

    ハハ、ちょっと難しかったかな? 今日はそれも含めて新幹線ツアーのことを話すから、しっかり覚えていってね!

 

スキーツアーの限定列車って何?

新幹線イメージ

スキー・スノボツアーには、専用のバスを利用するものもあります。その場合、出発地点に全員が集まってから同じバスに乗り込み、帰りもスキー場で同じように集合する形になります。

新幹線スキーツアーではそのような集団行動は行いません。事前に受け取ったチケットを使って、それぞれの判断で行動することになります。

 

このチケットが指定席で、もしその時間に遅れてしまったとしても、あきらめる必要はありません。それ以降の便の自由席に乗車することができるからです。もちろん、特別な追加料金もかかりません。

 

予約の際に「限定列車」を選ぶと、このような遅刻に対するフォローを受けることはできなくなります。払い戻しも不可能です。

そのかわり、片道600円お得になります。往復では1,200円ですから、1シーズンに2~3回利用すれば、3,000~4,000円近く節約できるわけです。

「出発時刻に間に合わなければ、(自由席が利用できないため)自費でスキー場に行くことになる」というリスクはありますが、これはバスによるスキー・スノボツアーでも同じです。日々の通勤・通学での遅刻と違い、大切なスキー旅行の当日に遅刻する可能性は非常に低いと思われます。多くの方にとって、まず問題にはならないのではないでしょうか。

 

対象となる列車は、平日の特定の時間帯のものです。

現在スキー市場では、往路・復路それぞれ2種類の時間帯での予約を受け付けています。

※2022-2023シーズンの情報です。

(※ご希望の範囲内の、いずれかの便が確保されます)

 

上越新幹線(東京発)

 A. 06:36~08:01の間に発車する便

 B. 07:48~08:49の間に発車する便

 

上越新幹線(越後湯沢発)

 A. 17:14~18:12の間に発車する便

 B. 18:29~19:38の間に発車する便

 

スキーツアーのグリーン車・指定席・自由席の違いは?

指定席イメージ

画像素材:PIXTA

 

スキー・スノボツアーでも、新幹線の乗り方が変わるわけではありません。

そのため、グリーン車・指定席・自由席も普通に乗車する時と同じです。

 

自由席 座席が確保されていないため、混雑時は座れない。
指定席 指定の座席に必ず座ることができる。
グリーン車 より快適な環境な車両(の指定席)。追加料金が必要。

 

通常の車両よりも座席数が少なく、設備も充実しているグリーン車は最も快適。車での移動よりずっと短いものの、1時間以上かかる旅の間、確実に座ることのできる指定席がそれに続きます。なお、普通列車と違い、新幹線のグリーン車はすべて指定席です。

グリーン車の利用には追加料金が必要なため、スキーツアーでグリーン車を選んだ場合も追加料金が発生します。

 

この追加料金は複雑で、ネットなどで調べてもわかりにくいため、ここで整理します。

 1. 以前はJR西日本よりJR東日本の新幹線の方が安いという違いがありました。2022年の春より、どちらも同じ料金になっています。

 2. 現在の料金は100kmまで1,300円、200kmまで2,800円で、越後湯沢駅は東京駅から100km以上200km以下の区間です。

 3. 新幹線の料金は運賃(固定)+特急料金(席のタイプによって変化)で、そこに最繁忙期は+400円、繁忙期は+200円、閑散期は-200円されます。

 4. グリーン車を利用する場合は、普通車指定席の特急料金から530円を引きます。

 

ポイント2と4から、越後湯沢まで行く際のグリーン車の追加費用は、2,800-530=2,270円となります。

現在(※2023年5月10日)、JRの「えきねっと」で東京→越後湯沢の新幹線を予約しようとすると、グリーン車の場合は合計8,860円、普通車の指定席の場合は6,590円と表示されます。8,860-6,590=2,270ということで、この説明のとおり、差額は2,270円になっています。

スキー・スノボツアーでのグリーン車の追加料金も、この数字をベースに考えられています。

 

旅行当日、万が一指定された便に乗り遅れてしまっても、そのチケットで次の便やそれ以降の便が利用できます。

ただし、最初にお話したように、限定列車ではこの方法が使えません。当日は確実に間に合うよう、余裕のある行動をおすすめします。

 

スキーツアーの新幹線チケットと普通のチケットの違いは?

新幹線

画像素材:PIXTA

このように、新幹線によるスキー・スノボツアーは、個人的に新幹線でスキー旅行に行く場合とほとんど違いはありません。

ただし、すべてが同じわけではなく、このツアーのチケットは次の2点が通常のチケットと異なります。

1. 片道キャンセルが不可能

2. 各種変更が不可能

 

新幹線スキーツアーのチケットは往復利用が前提です。往路のみ、または復路のみ利用し、もう片方をキャンセルするということはできません。

また、普通の新幹線のチケットは(細かい条件はあるものの)座席や乗車日・便などの変更が可能です。しかし、新幹線スキーツアーのチケットの場合はこうした変更ができません。

どちらも実際に必要になる機会は少ないかもしれませんが、このような違いがあることにご注意ください。

 

わずかな違いはあるものの、新幹線スキー・スノボツアーはいつものスキー旅行と同じ感覚で利用できます。

そして、片道600円お得な「特別列車」以外にも、リフト券やレンタル料金などさまざまな費用が割引料金になっていますし、食事や温泉の割引券といった特典が用意されているツアーもあります。宿泊プランでは宿探しの悩みや予約の手間も減らすことができ、こちらも非常に便利です。

「新幹線でサッとスキー場に行きたい……。でも高い……」と迷った時には、お得な新幹線スキー・スノボツアーを試してみてはいかがでしょう。

 

JRで行くスキー・スノボツアーはこちら

 

  • まる

    いや~、まだまだ知らないことがいっぱいあるんだなぁ。特別列車のことを聞けて、ホントによかったよ!

 

  • ベル

    片道600円の節約だって、積み重なればそこそこの金額になるからね。意外と無視できないよね、これは

 

  • しえ

    そうね。まるちゃんはちょっとでも目を離すと、すぐにお菓子とか買っちゃうから。これですこしは穴埋めできそうだわ

 

  • ベル

    まあ、それも旅の楽しみだからね。節約できるところは節約して、気持ちよくお金を使う。そんな感じでいいんじゃないかな

 

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