ブランクからの復活!おすすめのスキー場はどこ?
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記事作成日:
記事作成日: 2021-01-24
目次
・ボード・スキー板やブーツなどは合計で3~4万円~。セット販売もアリ。
・ウェアは約1万円~。
・ゴーグル・グローブ(・帽子)は合計で約6,000円~。
どんな道具にも入門者向けからプロ用まで、さまざまなグレードの品物があります。スキーやスノボでもそれは同じで、店頭にはなかなか手の出ない価格の高級品も、気軽に買えそうな品も並べられています。
ここでまとめているのは、スキー・スノボをするために最低限必要な物の、(限定特価や超高級品を除いた)標準的な価格です。
スノボの必須アイテムと言えば、「デッキ」とも呼ばれるスノーボード用の板です。高級品は7~10万円台とかなり高いのですが、安い物は2万円前後で購入できます。将来的なことを考えるなら、もうすこし上の3~5万円台の品を選ぶのもアリでしょう。
スキー板の価格も、スノーボードと大きな違いはありません。
スキーでもスノボでも、ブーツは非常に重要な役割を果たします。いくら激安の商品でも、足にフィットしない物はおすすめできません。また、どれほど上質なボードやスキー板を選んでも、安物のブーツではその性能を活かしきれない可能性があります。
価格は1万円前後から始まり、2~3万円台の本格的なモデル、4~5万円台のより高級なモデルが続きます。
ブーツをボードやスキー板に固定するための物で、「バインディング」と呼ばれることもあります(※「binding」の読み方の違いです)。最安は5,000円前後で、フィット感や軽さを求めていくと、1万円台の半ばから2~3万円台、そして5万円台とレベルアップします。
なお、ボード(スキー板)・ブーツ・ビンディングをバラバラに購入すると、「微妙なサイズの不一致」「専用のビンディングが必要」といった理由で、うまく組み合わせられないこともあります。不安な場合は、セット販売の商品がおすすめです。
スキーにはストックも必要です。高価な物ほど軽さや耐久性、持ちやすさなどが向上しますが、4,000円前後の標準的な物でも困る場面は無いでしょう。もうすこし良い物を探すなら、+3,000~5,000円というところです。これを含むタイプのスキーセットも販売されています。
それほど寒くない地域で春スキーをするような場合は厚着で滑ることも不可能ではありませんが、防寒・防水性能はやはり専用のスキー(スノボ)ウェアにはかないません。
価格は生地や表面の仕上げだけでなく、デザインやブランドによっても大きく変わってきます。安いものは上下セットで1万円前後ということも。ブランド品は2~3万円台が目立ちます。
一般のスキーヤー・ボーダーにとっては滑りに大きな影響を与える物ではないため、ファッション的なこだわりが無ければ、安い物を選んで他に予算を回すこともできます。逆にそれほどハードに滑らないなら、ここにお金をかけるという選択肢もあるでしょう。
ゴーグルは風雪や照り返し、寒さなどから目を守り、視界を確保するために必要です。価格は4,000~5,000円から1万円の範囲に収まることが多く、さまざまなデザインがあります。スキーヤー・ボーダーを強く印象づける物ですから、デザイン重視で選びたくなりますが、顔とのフィット感を最優先しましょう。
レンズの色にも意味があり、晴天時の眩しさに強いグレー系、天候や時間により視界が悪い時に見やすくなるイエロー系・クリア系など、それぞれ向き不向きがあります。現地の天候の傾向がわからない場合は、大きな長所・短所の無いオレンジ系やピンク系のレンズが無難です。
グローブは手を寒さや小さなケガから守るために必要です。安い物は2,000円もしませんし、3,000~5,000円台でも十分な選択肢があります。この価格帯ではデザインが選択の決め手となることも多いと思われますが、一つだけ気をつけたいのはグローブの形です。
親指以外の部分がくっついているタイプは温かいのですが、細かい作業には向きません。そして、ゲレンデでは意外にちょっとした作業が必要になる場面が多いものです。グローブの着け外しが面倒そうなら、5本の指がバラバラになっているタイプを選びましょう。
時期によっては、街中でも耳が痛くなるような寒さを経験することがあります。ゲレンデは街よりもはるかに風通しが良く、しかもそこを勢いよく滑走するわけですから、耳までを覆う帽子はほぼ必須と言えるでしょう。ヘルメットほどではないものの、多少のケガ防止効果も期待できます。
シンプルなデザインのニット帽なら1,000円以下で買えますし、多少こだわったデザインの物でも驚くような値段にはなりません。ウェアやゴーグルよりも気軽に個性を出せるアイテムです。
日常的にかぶれるデザインなら、特別なスキー・スノボ予算として意識する必要もありません。逆に手持ちの帽子を流用できることも多いでしょう。その場合は0円です。
・比較対象は「ボード(・スキー板&ストック)・ビンディング・ブーツ・ウェア」。
・これらを購入する場合は約5~8万円。
・レンタルする場合は約8,000円。
・5~9回ぐらい使うなら、購入がお得。
肌に触れてしまう「ゴーグル・グローブ・帽子」はレンタル不可ということも多いため、費用を比較できるのは「ボード(またはスキー板とストック)・ビンディング・ブーツ・ウェア」になります。
セット販売も活用して安い物でまとめれば、合計で5万円以下に収まりそうですが、ここでは余裕を見て5万円とします。ややグレードを上げるなら+1~3万円というところでしょうか。
現実には「処分価格」「中古品」「知人から安く譲ってもらう」といったことも考えられますが、ここでは、この5~8万円を基準に比較してみましょう。
比較対象となるレンタルの料金も、スキー場(レンタルショップ)ごとに違いますし、「追加料金でより上質なアイテムを借りられる」といったサービスが用意されていることもあります。こちらも、比較のためにごく普通のものを想定します。
一般的なレンタルでは、ボード・ブーツ・ビンディングをまとめた「ボードセット」が5,000円前後。ウェアが4,000円弱というところです。ストックを含めた「スキーセット」も、多くの場合ボードセットの料金と同じです。
必要に応じて、「ボードだけ」「ブーツだけ」、あるいはウェアの「上だけ」「下だけ」をレンタルすることもできますが、バラバラにレンタルするより、このようにセットで借りた方が安くなります。
すべて必要なら、ボードセット(またはスキーセット)とウェアをまとめたセットを選ぶと、若干お得になります。この場合は8,000円程度で間に合うことが多いです。
この「レンタル一式8,000円」を購入価格と比較すると、
最安で購入した場合(5万円程度):約6回分
それより良質な物を購入した場合(8万円程度):約10回分
となります。
(※宿泊して連続利用する場合は、2日目以降のレンタル料金が割引になることが多いのですが、複雑になるためここでは考えません)
・1シーズンに2~3回以上スキー場へ通うなら、思いきって購入した方がお得。
・滑りに行く回数が少ない(間隔も長い)場合は、慎重な判断が必要。
・スキー・スノボデビューなら、レンタルで試してからでも遅くない。
単純に「5万円」「8,000円」と二つの費用を並べると、どうしても購入の方が高く見えてしまいますが、5~6回使うなら互角です。1シーズンに2~3回以上滑りに行く方にとっては、レンタルよりもお得と言えます。
一度にそれだけの予算を用意できない場合は、「最初は足にフィットするブーツ、次はボード……」とすこしずつ買いそろえるという方法もあります。セット販売よりは若干高くなりますが、「自由な組み合わせ」というメリットが得られます。
逆に、「1シーズンに1回滑りに行くかどうかも怪しい」という方には、あまり購入はおすすめできません。
「自分に合った物・自分が選んだ物を使える」というメリットはあるものの、レンタルとの差を埋めるほど長く使うなら、保管やメンテナンスにも十分な配慮が必要になってきます。費用の差以外の、そうした手間も含めて購入とレンタルを比較した方が良いでしょう。
ある程度滑れるようになれば、購入の際に「そこまで高価な物はいらない」「前より良い物がほしい」といった判断ができるようになりますが、スキー・スノボをこれから始める場合に(知識だけで)同じことをしようとするのは困難です。
最安でまとめて良いのか、一部分だけでもこだわるべきか、それとも将来性を考えて最初から良い物を使うべきか、非常に悩むのではないでしょうか。
その場合は、まずレンタルで挑戦してみることをおすすめします。出発前にスキー・スノボ用具を調べ、購入する手間もありませんし、費用は最安でまとめた場合の1/6程度。大きな荷物をスキー場まで運び、持ち帰る手段も考えずにすみます。
かつてはレンタル品の質があまり良くなく、すべて持参するのが当然という時代もありましたが、現在は多くのスキー場でその状況が改善されています。ウェアのバリエーションについても、「女性用の種類を増やす」「上下の組み合わせを選択可能にする」といった工夫が見られます。
「レンタルの費用もまだ高い! もっと安く滑りに行きたい!」という場合は、「レンタル付きのスキーツアーに参加する」という方法があります。
一般的なスキーツアーとは、バスや新幹線での往復移動とリフト券をまとめたもので、その料金は「自力で移動した場合の交通費+リフト券代」よりもお得です。レンタルがセットになっている(またはオプションで付けられる)スキーツアーでは、それに加えてレンタル料金も大幅に割り引かれるため、スキー・スノボがとても身近なものになります。
スキーもスノボも、ためらっている間にタイミングを逃してしまえば、また来年雪が降るまで挑戦できません。すこしでもスキーやスノボに魅力を感じたなら、レンタルで気軽に始めてみてはいかがでしょう。
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