この記事を書いた人 スキー市場情報局編集部
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関西近郊の日帰りで行けるおすすめのスキー場16選
記事更新日: 2023-01-19

関西近郊には、魅力的なスキー場がたくさんあります。
残念ながら雪質や規模など、長野や新潟といった本場のスキー場にかなわない部分もありますが、そのような地域に大阪や京都からスキー・スノボーに行く場合は、ほぼ確実に宿泊することになるはずです。
日帰りでスキーやスノボを楽しみたい時には、やはりアクセスの楽な近場のスキー場の中から選ぶことになります。
今回は、そんな日帰りスキーに便利な、関西近郊のスキー場をご紹介します。




目次
大阪から150km圏内のスキー場(西側)
若杉高原おおやスキー場
山崎インターから約60分
「若杉高原おおやスキー場」は、ファミリーを主なターゲットにしたスキー場です。
平均斜度20度ほどの斜面やモーグルコースなどもありますが、場内の大半は初級コースに占められています。特に林道コース「おやこみち」は1,400mと長く、お子様とのんびり滑るのにぴったりです。
また、温泉施設がゲレンデサイドにあるのも、滑り疲れた身体にはうれしいところです。キッズパークは便利なムービングベルトを挟んでスキーエリアとそりエリアが分かれていて、安全に遊べるようになっています。
氷ノ山国際スキー場
八鹿氷ノ山インターから約30分
「氷ノ山(ひょうのせん)国際スキー場」は、兵庫県で最も高い氷ノ山(標高1,510m)に造られた、全5コースの比較的コンパクトなスキー場です。このスキー場の大きな特徴は、ゲレンデの大部分が中~上級者向けコースで占められているという点です。SAJ(全日本スキー連盟)公認のコースもあり、日帰りで腕を磨ける良スポットとして、上手なアルペンボーダーや競技スキーヤーに人気があります。近年はキッズスマイルパークの設置など、ファミリーへの配慮も強まっていますが、現時点ではまだ中~上級者の姿が多く、練習に打ち込みやすい環境が保たれています。
Pickup!スキーツアー
ハチ・ハチ北スキー場
八鹿氷ノ山インターから約30分
「ハチ・ハチ北スキー場」は、一枚のリフト券で滑れる隣接した二つのスキー場、ハチ高原スキー場とハチ北スキー場を合わせた呼び名です。
ハチというのは虫ではなく鉢伏山(はちぶせやま)の鉢で、この山の南側がハチ高原スキー場、北側がハチ北スキー場となります。山頂でつながっている両スキー場のコース数は合計25本。ハチ高原側は緩やかな斜面が多く、ハチ北側は急斜面が豊富という個性があり、初級者から上級者までおすすめできるオールマイティーなスキー場となっています。
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大阪から150km圏内のスキー場(東側)
※京都東インターから先の道(国道161号線)には、無料の高速道路のような部分がありますが、ここでは一般的な高速道路のインターを最寄りインターとしています。
びわ湖バレイ
京都東インターから約50分
道路が渋滞していなければ、京都東インターから車で40~50分で行けてしまう「びわ湖バレイ」。
敷地面積はそれほど大きくはないのですが、その中には8本のコースが詰め込まれています。緩やかな斜面が少ないため、スキーやスノボを始めたばかりでは少々つらいかもしれませんが、すでにある程度滑れるなら、1,400mのロングコースや林間コース、そしてハーフパイプなど、バラエティ豊かな楽しみ方ができます。
場所が場所だけに雪質は良いとは言えないものの、最上部にあるホーライパノラマゲレンデからの眺めは、そのマイナス面を打ち消してくれるほど素晴らしいです。
国境高原スノーパーク
京都東インターから約70分
「国境(くにざかい)高原スノーパーク」は、全4コースのコンパクトなスキー場です。南側の乗鞍第1・第2コースがあるエリアと、北側の大谷第1・第2コースがあるエリアははっきりと分かれていて、二つのエリアの移動は「下まで降りてから反対エリアへのリフトに乗り込む」という形で行います。うっかり別のエリアに迷い込んでしまう心配が無いのは、ファミリーでの利用の際は大きなメリットとなるでしょう。大谷第1コース以外は平均斜度が9~12度と緩やかで、練習の場所に困りません。大谷第2コースのそばには、こっそり腕を磨きたい時に便利な、ちょっとしたパークも用意されています。
グランスノー奥伊吹
米原インターから約30分
「グランスノー奥伊吹(旧 奥伊吹スキー場)」は、もうすこしで滋賀から岐阜に入るというギリギリの場所にあります。この辺りは関西ではかなりの積雪が期待できるエリアで、豊富な雪の上を気持ちよく滑ることができます。
全12本のコースは初級から上級までバランス良く用意されていて、敷地が広いため「1本の長さが短すぎる」ということもありません。新潟や長野のスキー場をスケールダウンして関西へ移設したような、完成度の高いスキー場と言えるでしょう。近年はフードコートやキッズハウス、各種ショップをまとめたセンターハウスもオープンし、さらに便利で魅力的なスキー場になっています。
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設定期間: 2023年01月07日 ~ 2023年03月11日
設定期間: 2023年01月07日 ~ 2023年03月11日
ヨゴコーゲンリゾート☆ヤップ
木之本インターから約25分
「ヨゴコーゲンリゾート☆ヤップ」は、質の良い雪が降り積もることで知られているスキー場です。
5本のコースのうち、上級のマッターホルンコースだけは他のコースに合流する形になりますが、それ以外はすべてがベース前に左右から回り込んでくる構造で、それに挟まれるようにパークがあります。つまり、どのコースを滑るスキーヤー・ボーダーにも、アピールすることができるわけです。ベースがレンタルやチケット販売を中心としたイエローベースと、ゆったり食事ができるレストランやコスメルームなどがあるホワイトベースの2棟に分かれているのも、なかなかユニークです。
今庄365スキー場
敦賀インターから約15分
以前の「今庄365スキー場」は、「スノボで滑走できるのは基本的にナイターのみ(※シーズン終盤は全日滑走可能)」という特殊な営業形態でしたが、2016-2017シーズンからはこの制限が無くなり、スキーヤーもボーダーも同じように楽しめるスキー場になりました。
センターゲレンデとストレートコースでのナイターは、週末は23時までの営業となるため、日帰りでも長時間滑ることができます。
敷地内には、サウナや露天風呂もある「今庄365温泉 やすらぎ」が建っていて、スキー・スノボの後にホッと一息つけます。
大阪から250km圏内のスキー場(東側)
※ひるがの高原スマートインターは、高鷲インターのすぐ先です。ここではどちらか一つを記載していますが、道路の混雑状況に応じて使い分けることができます。
めいほうスキー場
郡上八幡ICより約30分
超ロングなコースを初級者からでも楽しめる、初級者にやさしいゲレンデです。なんと5,000mもの最長滑走距離を誇り、ゲレンデトップ1,600mの山頂から雄大な北アルプスや白山連峰などの景色を満喫しつつ、ゆったりとテクニックを身につけていくことができます。コースは全部で14本あり、初級中級が合わせて85%となっています。 キッズパークは西日本最大級で、広々としたエリア内でソリやチューブなど楽しく雪に親しめます。
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スキージャム勝山
勝山インターから約20分
「スキージャム勝山」は、山の上部の中~上級者向けのエリア(イリュージョンサイト・ファンタジーサイト)と、下部の初級者向けのエリア(バラエティーサイト)が綺麗に区切られているスキー場です。標高1,200~1,300mという場所もある上部は雪質も良く、パウダースノーを楽しめます。また、上部のファンタジーAコース(1,620m)、下部の林間コース(3,000m)といったロングコースも魅力的です。バラエティーサイトの最上部から大きく蛇行しながら滑り降りる林道コースは、最大斜度12度・平均斜度4度と滑りやすく、初級者でもスキーやスノボの醍醐味をたっぷりと味わえます。
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鷲ヶ岳スキー場
高鷲インターから約3分
強力な人工造雪装置によって、毎年とても早い時期からオープンする「鷲ヶ岳スキー場」。山頂から見て右側は、厳しい斜面が麓まで長く続く上級者向けのエリア。そして左側は緩い斜面の先に幅広のバーンが広がるエリアという構造になっています。最下部からバーンの上まで続くリフトに沿って造られた、全長1,200mものパークはこのスキー場のシンボル的存在です。広いだけでなく、豊富なアイテムや滑りやすさが、多くのボーダーに高く評価されています。パーク以外でもスノボと相性の良い場所が多く、まさにボーダー天国のようなスキー場と言えるでしょう。
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ホワイトピアたかす
ひるがの高原スマートインター(ETC専用)から約8分
「ホワイトピアたかす」は、鷲ヶ岳スキー場に隣接しているスキー場です。現在は共通リフト券が発売されていて、二つのスキー場の合計26コースで滑ることもできるようになっています。ホワイトピアたかす側の13コースの中には、初級・中級・上級それぞれのモーグルコースがあり、軽いモーグル体験から本格的な練習までを1ヶ所でこなせます。その他のコースも初級から上級までがほぼ同じ数用意されていて、さらにそり用とスキー用のエリアがきちんと分けられた安心のキッズエリアもあるため、単体で見ても誰もが楽しめるスキー場となっています。
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ウイングヒルズ白鳥リゾート
白鳥インターから約30分
華やかなバブルの時代に、予約制の高級スキー場として知られた「ウイングヒルズ白鳥リゾート」。山頂からコースが枝分かれてしていく構造で、山頂へはゴンドラで一気に上がれます。コースは初級・中級・上級が3本ずつの全9本ですが、初級コースは分岐がいくつもあるため、実質的にはかなり初級コースが多い構成と言えるでしょう。初級コースだけでも、山頂から麓までのロングクルーズを楽しめるようになっています。さらにポールバーンやSAJ公認のモーグルコース、隣に専用のリフトを備えた120mのハーフパイプなどで中~上級者も満足できる、快適で良質なスキー場です。
ダイナランド
高鷲インターから約10分
大日ヶ岳に造られた「ダイナランド」は、毎日23時までナイターが行われ、さらに週末や祝日は朝5時から滑れる、非常に営業時間の長いスキー場です。
早朝に到着するように出発すれば、大日ヶ岳という名前にふさわしい鮮やかな日の出を、ゲレンデで目にすることができます。また、西日本のスキー場の中では上位に入る広い敷地と、その中に用意された全20本のバラエティ豊かなコースも大きな魅力です。隣接する高鷲スノーパークは、さらに一回り大きなスキー場で、共通リフト券を購入すれば山頂経由で行き来しながら、合計32本のコースで滑ることができます。
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高鷲スノーパーク
高鷲インターから約10分
このエリア、そして西日本で最大の面積を誇る「高鷲スノーパーク」。その広さに対してコースの数は全12本と、やや控えめな数字です。
しかし、これは全長3,900~4,000mのコースが3本もあるため。山頂からは平均斜度7度のビギナーコース(3,100m)も始まっていて、その終点でパノラマコース(初~中級者向け)に合流すれば、上級者でなくても5,000m近い長距離を滑ることができます。その一方で、上級者をうならせるような難コースや、高さ6.5mの巨大なハーフパイプ(※全長は120m。高さ3.5mのものもアリ)なども用意されている、とても贅沢なスキー場です。
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ひるがの高原スキー場
ひるがの高原スマートインター(ETC専用)から約5分
幅広いレベルの利用者が集まるダイナランドと高須スノーパークの先にある「ひるがの高原スキー場」は、その2ヶ所とは対照的に、ファミリーに狙いを絞ったスキー場です。
ゲレンデは巨大な一枚バーンに複数のコースが横に並ぶ、非常にわかりやすいレイアウトになっています。最上部からリフト沿いにまっすぐ降りた場合の滑走距離が約1,000m、弧を描くように一度リフトから離れる最長ルートでも約1,500mという適度なサイズと、この見通しの良い構造によって、お子様の姿をいつも確認しながら、楽しく遊ぶことができます。
Pickup!スキーツアー
※本記事内の情報は、すべて2023年1月時点のものです。


