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志賀・北志賀エリアのスキー帰りは、登録有形文化財の湯で体を癒す

よろづや 大露天風呂

長野県と群馬県の県境に位置し、1,500m級の山々に約20のスキー場が密集する、関東屈指のスキーエリア志賀・北志賀

11月から翌年5月の連休頃まで雪があるため、長期休暇などを利用し、時間の許すかがりスキースノーボードを楽しむ方も少なくないと思います。

そんなスキーやスノーボードを体力の限界まで楽しみ、疲労困憊のあなたに、ぜひ立ち寄ってもらいたいのが、周辺にある湯田中温泉の老舗温泉旅館「よろづや」

平成15年には施設の松籟荘と桃山風呂が国の登録有形文化財に指定されるなど、名実ともに湯田中を代表するこの温泉宿で身も心も癒してみてはいかがでしょうか。

長野五輪で訪れた各国のVIPも息をのむほどの凛とした佇まい

よろづや本館ロビー[屏風絵の原画は狩野永徳作。後に狩野栄川・養川親子に模写させたものと伝えられる]

正面入り口の格子戸を抜けると、打ちっ放しのクールなコンクリートの柱と、温もりを感じさせる木の対比が和のモダニズムを感じさせます。

階段を上がれば、広々としたロビースペースに狩野派の迫力ある屏風絵が! さらにその奥には、クラシカルな円盤のオルゴールが優しい音色を奏でるロビーラウンジ「もえぎ」が控えます。

長野五輪でVIPの対応をしてきた宿だけに、エントランスから見事なまでに国際水準です。

源泉は約1500年前に僧智由が開湯。長寿の湯としても知られている

よろづや 大露天風呂[野趣あふれる庭園露天風呂にゆったり浸かれば、気分はすっかりお殿様]

安土桃山時代の大浴場を再現するため、「よろづや」では昭和26年(1951)から約3年がかりで「桃山風呂」を造営。このお風呂は総面積約200㎡・容積24tという大規模なもの。

さらに庭園風露天風呂の工事も行い、100℃の熱泉・100尺の噴湯を得ています。泉質は無色透明のナトリウム塩化物・硫酸塩温泉で、肌にサラリとした感触。

温泉の効能はもとより、野趣あふれるその雰囲気に身も心ものぼせてしまいそう。

松籟荘2階、信楽焼の露天風呂付き純和室「萩」は機会があったらぜひ泊まってみたい

よろづや和室[客室には古風なアートランプや松本民芸家具などが見事な調和を見せる]

松籟荘は「よろづや」にとっても自慢の棟。見事なまでの木造数寄屋造は昭和14年(1939)、地元の腕利き棟梁、宮大工の今井定次郎の手によるもの。

三層の贅を尽くした数奇屋建築には、越後から仕入れた杉や松の建築材が用いられ、それらは今ではもう入手できない銘木ばかり。

建物の中の随所に「よろづや」代々の当主が集めてきた味わい深いアンティークの調度類がさりげなく置かれ、くつろぎの空間を演出しています

日本を代表する旅館建築として完成されたスタイルの「よろづや」。お風呂・露天風呂は隅々まで非日常ともいえる贅を尽くした造りで、ただただ感動するばかり。

また、北信濃の四季の野菜や川魚、信州牛を使った懐石料理も絶品。機会があればぜひ宿泊したいところですが、温泉は宿泊なしの日帰り入浴も可能。

その場合、利用時間は15時~18時(入浴料1,100円/タオル付)。男性が本館の「東雲(しののめ)風呂」、女性が登録有形文化財の「桃山風呂」利用となります。

ただし、時期によっては入浴できないこともあるので、訪れる前に問い合わせしておくほうがいいでしょう。

よろづや 大露天風呂

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