スクールの先生が教える、スノーボードの止まり方・スピードコントロールの3つのコツ

スクールの先生が教える、スノーボードの止まり方・スピードコントロールの3つのコツ

記事作成日: 2019-03-28

スクールが教える、スノーボードの止まり方・スピードコントロールの3つのコツ

滑るのに慣れてきたときに注意したいのが、スピードの出しすぎ。

自分でコントロールできる範囲を超えたスピードが出てしまうと、恐怖心もあいまって、「どうにもならない状態」になってしまいます。

ここでは「JAPAN SNOW ACADEMY たんばら校(たんばらスキーパーク)」のインストラクターさんに、スピードを上手にコントロールする方法を教えてもらいましょう。

 

ポイント1:まずはブレーキングを身につけよう!

最初に覚えたいのは、ブレーキのかけかたです。

まっすぐ、あるいは斜め方向に滑っている状態から、ボードを斜面に対して横にするサイドスリップの状態にもっていく練習をしましょう。

 

スクールが教える、スノーボードの止まり方・スピードコントロールの3つのコツ

基本的なやり方はターンと変わりませんが、急激にボードのテール(後ろのほう)を押し出すことでブレーキになります。

力づくでテールを押し出そうとすると、体が回転しすぎて横(ボードの先端方向)を向いてしまい、確実に止まることができません。上半身を、斜面の下へ向けるようにやってみましょう。

写真はヒールサイドのブレーキングですが、トゥサイドもできれば練習しておきましょう。

テールを押し出すのは同じですが、ヒールサイドよりも体が回転しやすいので、感覚をつかんで上手にできるようになるまで、ちょっと時間がかかるかもしれません。

 

ステップアップのためのアドバイス

~障害物や人を「避ける」より、まず「止まる」!~

 

気持ちよく滑っていたら、急に目の前を横切る人が!そんなときの対処方法は、「避ける」か「止まる」かしかありません。

自分のウデに自信をもち始めると、「避ける」を選択することが多くなりますが、実はこれ、けっこう危険なことです。

スピードを落とさず避けようとすると、避けきれなかったときに相手に大きなダメージを与えてしまいますし、うまく避けることができたとしても、その先に障害物などがあったとしたら……。

車の運転でも、飛び出してきたネコなんかを避けようとしてハンドルを切って壁に激突……なんていう事故がありますよね。瞬間的に周囲の状況は把握しにくいものです。ぶつかりそうになったら、まずブレーキ!

 

できるだけ減速すれば、不幸にしてぶつかってしまっても、ダメージは最小限にとどめることができるのです。上達しても、ブレーキングの練習は忘れずに!

常に自分でコントロールできるスピードで滑るようにしましょう。

 

ポイント2:ボードをスリップさせてスピードコントロール

スクールが教える、スノーボードの止まり方・スピードコントロールの3つのコツ

ボードの縁には、「エッジ」と呼ばれる金属の部品が前から後ろまで取り付けられています。

ターンの際、ボードを傾ければ傾けるほど(傾けすぎはNGですが)、このエッジが雪面に食い込んで、シャープなターンを描けるようになります。

逆に、ボードを寝かせると、雪面をスリップしてドリフト的なターンになります。

 

エッジを食い込ませることを「エッジを立てる」なんて表現しますが、この立て加減でターン中のスピードをコントロールすることが可能です。

普段から、エッジの立て具合を意識しながら滑ってみましょう。

 

エッジの立て加減を調整するには、足首の動きが重要。ブレーキングするときのように、ボードのテールを押し出す意識が強すぎると、うまくいきません。

ヒールサイドターンではつま先をわずかに下げ、トゥサイドターンでは足首を深く曲げることで、エッジを寝かせて、ボードがスリップしやすくなるように調整してみましょう。

 

ステップアップのためのアドバイス

~グランドトリックでスライドを楽しく身につける!~

 

グランドトリック(グラトリともいう)は、ジャンプ(オーリー、ノーリー)やスライドトリック、スピントリックなど、滑りながら行うさまざまなアクションのこと。

スノーボードの遊びワザのひとつですが、ボードを自由に扱えるようになるための有効なトレーニングともいえます。

そのグランドトリックで行うワザは、ボードをフラットな状態にするのが前提であることがほとんど。

つまり通常のライディング、とくにカービングターンとは逆に、エッジングしないことがカギになります。スライド感覚を磨くのに、これほど向いた遊び方はありません。

 

また、体のひねりを使ったり、前後に大きく体重移動したりと、ボードを自在に操るためのテクニックも、グランドトリックで自然に身につけることができます。

いきなりジビング(ボックスやレールなどの上を滑ること)やキッカー(ジャンプ台)、ハーフパイプに入るのは度胸とある程度のテクニックが必要ですが、グランドトリックは遊び感覚で、少し滑れるようになれば誰でもトライできるもの。

緩斜面での滑りに余裕が出てきたら、どんどんチャレンジしていきましょう!

 

ポイント3:ターン弧の「深さ」でスピードコントロール

スクールが教える、スノーボードの止まり方・スピードコントロールの3つのコツ

スピードをコントロールするもうひとつの方法は、ターンで描く弧を変えることです。ごく単純にいって、ターンするよりまっすぐ滑り降りたほうがスピードは出ますよね。

ターンの弧がまっすぐに近い=ターン弧が浅いとスピードが出やすく、ボードが横向きになるくらいまでしっかりターンする=ターン弧を深くするとスピードを抑えることができます。

スノボ ターンでスピードを調整する

とくに急斜面ではターン弧を深くして、スピードが出すぎないように注意して滑りましょう。

 

ステップアップのためのアドバイス

~ショートターンを身につける~

 

狭いコースなどでスピードを落とすには、短いリズムで左右のターンを繰り返すショートターン(小径ターン)が有効です。ターン弧の深さを調整できるようになったら、次はこの技術にチャレンジしてみましょう。

 

最初のうちは、前足に体重をしっかり乗せて、テール側(後ろ足)を左右に軽く振ってみる。このとき、無理やりボードを振り回そうとすると、上半身がブレてバランスを崩しがちです。

スノボー ショートターンを身につけよう

視線を常に谷側(進行方向)へ向け、膝の曲げ伸ばしを使ってしっかり抜重したときにボードをスイッと振り出すのがコツです。

慣れてきたら、テール側を振り出す動きを抑え、抜重のあとギュッと瞬間的に雪面を踏みつける感じでボードに荷重。

その荷重と抜重を素早く繰り返していくことで連続ターンを行っていきます。リズミカルにショートターンができるよう練習していきましょう。

 

 

うまくなるにしたがって、スピードに対する恐怖心もなくなっていきますが、止まろうと思ったときにすぐ止まれるスピードが、自分にとっての安全なスピードだということを覚えておきましょう。

もちろん、自分の限界スピードを高める努力も必要。

直滑降でスピードチャレンジ!なんていうのも、安全が確保できるような状況であればトライしてみるのもいいと思いますよ!

 

【協力】:たんばらスキーパーク
https://www.snow-tambara.jp/

 

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この記事を書いた人 スキー市場情報局編集部

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