群馬県のスキー場インターからの近さランキング！

東京から2～3時間で行けるスキー場が多く、日帰りスキー・スノボが簡単にできる群馬県。冬になると、新幹線で行くスキーツアーや、各スキー場へ直行するスキーバスツアーが多数企画されます。もちろん、マイカーで行くこともできますが、その場合は一つだけ気をつけたいことがあります。それは、インターからスキー場までの距離です。いくら全体の所要時間が短くても、インターからの距離が長ければ、ハンドルを握る方の負担は大きくなりますし、道に迷って時間を浪費する可能性もあります。

そこで今回は、インターから近い群馬県のスキー場を手早く探せる一覧表を作成しました。上位5ヶ所は、ランキング形式で詳しくご紹介しています。群馬県のスキー場選びの参考として、ぜひご覧ください。

第1位　ノルン水上スキー場

水上インターから約3km

 

約3kmという圧倒的な近さで1位となったのは、「ノルン水上スキー場」です。コースはAからEまでの全5種類。全体は高難易度のコースが集まる上部と、滑りやすい下部に分かれていて、下部(Dコース・Eコース)はナイターにも対応しています。滑走距離はどのコースも1,000m前後で(※最短のAコースは840m・最長のEコースは1,050m)滑りごたえがあり、CコースからEコースに入れば、2,000m近い距離を滑ることができます。

真剣に腕を磨きたい時には上部で、ファミリーで訪れた時は下部やスノーランドで、こっそりとスノボの練習をしたい時には下部のアイテムで……と、さまざまな要求にうまく応えてくれる点が、アクセスの良さと共に高く評価されています。

第2位　ホワイトバレースキー場

 

水上インターから約7km

 

単純に比較すれば1位の倍以上となりますが、2位の「ホワイトバレースキー場」の約7kmという数字も、十分に「近い」と言える距離でしょう。全5コースで、上部が難しく、下部は難易度が低いという構成はノルン水上スキー場と似ていますが、こちらは頂上からの滑り出しとなる「ホワイトヘブンコース」が中級で、下部までの間に「ファイティングコース」「チャンピオンコース」という上級コース二つと、中級の「フォレストコース」があるという、中盤が難しい造りです。

下部には初級の「ファンタジーコース」が一つだけで、しかも約500mと短いため、初めての方には厳しく、中～上級者には胸躍るスキー場と言えるでしょう。こちらもホワイトヘブン→フォレスト→ファンタジーと滑ることで、約2,000m滑り続けることができます。

第2位　大穴スキー場

水上インターから約7km

 

こちらも約7kmで2位となる「大穴スキー場」は、ただ一つのゲレンデの左右にリフトが1基ずつという、とてもシンプルなスキー場です。ゲレンデの隣は、スキー・スノボ滑走禁止エリアとなっていて、ソリ乗り場・雪遊び広場が設けられています。ゲレンデは幅が広いものの、それほど長くはなく(※リフトの長さ340m＋α)、基本的にはファミリー向けの楽しい雪遊びの場、あるいはスキーデビューの場となります。

そのため、大人2枚＋子ども2枚がセットで6,000円の「家族1日券」(※通常のリフト1日券は大人3,000円・子ども2,500円)や、レンタル付きで半日4,000円・1日6,000円とお得なスクールなど、ファミリー向けのサービスは多彩です。また、ある程度滑れる方からも、「周辺のスキー場が混雑している時期に、軽く滑りたい時に使える」という声が聞かれます。

第4位　奥利根スノーパーク

水上インターから約10km

 

わかりやすい区切りとなるインターから10kmの地点には、「奥利根スノーパーク」があります。途中の道はすべて融雪道路で、厳しい上り坂も無いため、10kmという数字からの想像よりもずっとスムーズにたどり着けるはずです。奥利根スノーパークは全10コース・最長滑走距離4,000mで、パークも「ビギナー・向山・万治平」の三つがある、比較的規模の大きいスキー場です。

場内には、蛇行しながら長く続く下部の「林道コース(1,500m)」や、中央部の「かもしかコース(600m)」のように、初級者でも滑りやすい場所が多く、そこからステップアップできる初～中級者向けのコースや、中～上級者向けのコースも豊富です、その大部分はナイターに対応しているため、アクセスの良さを活かし、遅い時間まで滑り続けることができます。

第5位　谷川岳天神平スキー場

水上インターから約14km

 

「谷川岳天神平スキー場」が位置するのは、インターから約14km(約25分)の場所。インターから15km、あるいは30分という、そろそろ「遠い」と感じ始めるラインのやや内側となります。麓からは谷川岳ロープウェイで標高1,319mの地点まで一直線。ここにある「ビューテラスてんじん」の辺りへ、天神峠と高倉山からのコースが集まるような形をしたスキー場です。

コース配分は中～上級者向けで、天神峠側には、上級コースが2本と中級コースが1本、そして初級コースが2本。高倉山側には、中級コースとエキスパートコース(※途中で上級コースと下山コースに分岐)が用意されています。なお、高難易度の下山コースは、コンディションの悪さや雪崩の危険性などの理由で閉鎖されることもあります。

インターからすこし離れたスキー場も魅力的！

1位から5位までのランキングは、水上インター周辺のスキー場に独占されてしまいましたが、群馬県の中では沼田インター周辺にも多くの人気スキー場が集まっています。沼田インターから最も近いのは「川場スキー場」で、インターからの距離は約17km。水上インターから同じく約17kmの「水上宝台樹スキー場」と共に、ランキング第6位に相当します。

インターから20km前後まで範囲を広げれば、ランキングに登場した5ヶ所に(「みなかみ町営赤沢スキー場」までの)6ヶ所を加えた中から選べますし、30kmまで許せるなら、さらに(「軽井沢スノーパーク」までの)5ヶ所を選択肢に追加できます。

※本記事内の情報は、すべて2018年10月時点のものです。

※インターからの距離は、公式サイトに明記されている場合はその数値を、明記されていない場合はGoogleマップ上での独自計測値(※インターから各スキー場の地図上の座標まで。小数点以下は四捨五入)を使用しています。