この記事を書いた人 スキー市場情報局編集部
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レストハウス・休憩所が充実しているスキー場は?
記事更新日: 2018-04-12

スキーやスノボをしていると、つい時間がたつのを忘れてしまいますが、楽しく安全に滑るためには適度な休憩も必要です。
休憩の際に何か食べるなら、カフェやレストランに行っても良いのですが、混んでいる時にいつまでも座っていれば迷惑になりますし、食べ物も飲み物もいらず、すこしだけ休みたいという時には利用しにくいこともあるでしょう。
いつでも気軽に休めるのは、やはり専用の休憩スペースです。スキー場によって、ごく簡素なものから本格的なものまで、さまざまなパターンがありますが、今回は東京周辺から利用しやすいスキー場の中から、自慢の休憩所がある所をご紹介します。




目次
志賀高原スキー場
数多くのスキー場で構成されている「志賀高原スキー場」。その中央付近にある蓮池スキー場では、うどん・そばコーナー(※不定休)のある「蓮池スイング」という無料休憩所が利用できます。また、その北側の一ノ瀬ファミリースキー場と、高天ケ原マンモススキー場にも無料休憩所があります。一ノ瀬の休憩所の一画は、そば・売店コーナー(※毎週木曜が定休日+不定休)となっています。

白馬岩岳スノーフィールド
良質な雪で知られる白馬エリアのスキー場の一つ、「白馬岩岳スノーフィールド」の無料休憩所は、ゲレンデの麓、中央高速リフト下の「サニーハウス」の中という利用しやすい場所にあります。その広さは、なんと100畳分。シーズン中は多くの利用者が訪れる、大人気の白馬エリアですが、この広さなら窮屈さを感じず、足を伸ばして休めるでしょう。

小海リエックス・スキーバレー
安く、おいしい食事場所も多い「小海リエックス・スキーバレー」の無料休憩所があるのは、リゾートセンターの2階。階段を上るためのひと手間はあるものの、椅子とテーブルが並ぶオシャレな空間で休めます。窓から下を見ればキッズパークの様子が確認でき、さらに休憩所の隣に靴を脱いで上がれるキッズスペースがあるのは、ファミリーにはうれしいポイントでしょう。

佐久スキーガーデンパラダ
南北二つのエリアを持つ「佐久スキーガーデンパラダ」の北側(北パラダ)には、土曜と休日に利用できる、広い無料休憩所が2ヶ所あります。収容可能な人数は300名と100名で、それぞれにテーブルの置かれたスペースと畳敷きのスペースがあり、椅子で軽く休むことも、靴を脱いでゆっくりすることもできます。なお、飲食物の持ち込みは禁止となっています。

赤倉温泉スキー場
北のくまどーと南のヨーデル、二つのインフォメーションセンターを中心に多数のコースが配置されている「赤倉温泉スキー場」。両方のセンターに無料休憩所があるため、南北どちら側で滑っている場合でも、こまめに休憩ができます。また、くまどーのそばにある「レストラン モンタニュ」も、ナイターの時間帯は無料休憩所に早変わりします。

舞子スノーリゾート
「舞子スノーリゾート」は、レンタルから温泉まで、さまざまな施設が集まっている日帰りスキーセンターの便利さでも高く評価されているスキー場です。当然のように、その中には無料休憩所も存在します。窓からゲレンデの様子を見られる広い休憩室は畳敷きになっていて、ゴロッと寝転べます。日帰りスキーセンターの1階はハンバーガーやラーメン、たこ焼きやクレープなどが食べられるフードコートですから、休憩前後にちょっと食べたくなった時も安心です。

GALA湯沢スキー場
ガーラ湯沢駅と一体化している「GALA湯沢スキー場」のスキーセンター「カワバンガ」の3階には、「IRORIラウンジ」と名付けられたオシャレな休憩スペースがあります。疲れた時には、ここで靴を脱いでちょっと一息。座っているうちにお腹がすいてきたなら、併設されている「IRORI CAFE おむすび処 ゆた」で、南魚沼産のコシヒカリを使ったおむすびなどの軽い食事もできます。

湯沢中里スノーリゾート
ユニークな休憩所のあるスキー場について語るなら、絶対に外せないのが、この「湯沢中里スノーリゾート」です。こちらでは、かつて実際に使用されていたブルートレインの車両が無料休憩所に改造されています。全15両のうち5両は靴を脱いで上がれるお座敷タイプ、残りは線路の上を走っていた時代を思わせるシートタイプとなっていて、どちらも窓から見える雪景色が旅情を感じさせてくれます。また、これ以外にも、芳ヵ平ヒュッテ・中里ロッジといった休憩所と、複数のキッズルームが用意されています。

苗場スキー場
「苗場スキー場」のスキーセンターは、「シュネー」「ドルフ」「ワールドカップロッジ」という三つの建物で構成されています。無料休憩所があるのはワールドカップロッジの1階で、ここは朝5時から利用できるため、早朝に到着した時の仮眠場所としても利用可能です。この建物の3階と4階には有料のレンタルルームもあり、宿泊しない場合の拠点としても使えます。ドルフにはパスタやカレー、クレープなど、さまざまなメニューをそろえた大きなフードコートがあり、休憩に来たついでに軽く食べることもできます。

ハンターマウンテン塩原
バラエティ豊かな12本のコースを持つ、栃木の「ハンターマウンテン塩原」。大勢の来場者に対応するために、いくつものレストランが設置されていますが、無料の休憩所もしっかりと用意されています。場所はセンターハウスのそばの「アネックス」という建物の2階で、20名ほどが靴を脱いでくつろげる広さがあります。センターハウスには人気のレストランが3店舗(合計1,000席)入っていて、石窯焼きピザやハンタマオムライスといった名物料理を食べることができます。

水上宝台樹スキー場
「水上宝台樹スキー場」の休憩所「ぐんまちゃんテラス」では、缶ビールや缶ジュースの他に、群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」のグッズも売られています。4人掛けのテーブルが16卓並ぶこの休憩所は、平日はリフト券があれば無料で利用できますが、それ以外の日は特定の条件を満たさないと利用料(半日500円・1日1,000円)がかかる場合があります。ただし、この条件は「テラス内の売店で何かを購入する」「保育室を利用している」「バスツアーやシャトルバスで来場した」など、非常に緩いため、ほとんどの場合は休日でも無料休憩所感覚で使えるでしょう。

たんばらスキーパーク
たんばら リゾートセンター内 キッズスペース
ファミリーに人気の「たんばらスキーパーク」のリゾートセンターは、2014年にリニューアルされたばかり。ホテルを思わせるような高級感が漂うパウダールームをはじめ、内部はとても綺麗で快適です。リニューアルの際に新設された「リラックスラウンジ」も、広々としていて、つい長居したくなってしまう無料休憩スペースで、小さなお子様のためのキッズコーナーも用意されています。

黒伏高原スノーパーク ジャングル・ジャングル
東西2本のリフトで緩やかにエリア分けされている「黒伏高原スノーパーク JANGLE JUNGLE」。西側のスキーセンター「JANGLE PLAZA」には500席の大きなレストランがありますが、東側で滑っている時に、休憩のためにそこまで行くのが面倒な場合には、EAST EXPRESSリフトの乗り場「JANGLE BOX」にある休憩スペースが利用できます。2015年に隣にトイレが新設されたことで、さらに便利になりました。

星野リゾート 猫魔スキー場
「猫魔スキー場」のセンターハウス1階には、テーブルと椅子が置かれたラウンジがあります。それほど大きなスペースではありませんが、ゲレンデへの出入口の左右にあるため、ちょっと疲れを感じた時に、すぐ利用できます。滑り疲れて、すこし甘い物が欲しくなった時は、ここの「焼き芋カフェ」でセンスあふれる焼き芋スイーツをどうぞ。ホクホクの食感と優しい甘さが、疲れや緊張に効きます。

星野リゾート アルツ磐梯
「アルツ磐梯」は、30本近いコースを持つ福島の大規模スキー場です。そのスキーセンターの中にある「フリースペース」は、靴を脱いで利用できるタイプの無料休憩スペース。畳敷きではなく全面板張りで、スノーパークのようにあちこちが盛り上がったデザインになっているのが大きな特徴です。また、ゲレンデに出てすぐ左手には、カラフルなドラム缶で椅子やテーブルが作られた屋外休憩スペース「ドラム缶広場」もあります。滑っている途中で軽く休憩したくなった時には、こちらもおすすめです。




