この前
マイカーで行った時の渋滞は本当にひどかったから、滑る前に疲れちゃった……。あれって、どうにかできないのかなぁ?
それなら、中央道を使ってみたらどうかな?確かに関越道沿いにはスキー場が多いけど、中央道でも行ける所は多いんだよ。

これが2月の土曜日の状況だよ。関越道に比べれば、だいぶ走りやすいと思うよ。……ただ、雪が降ると完全に動かなくなることもあるから、そこは気を付けてね。
でも、いきなり中央道のスキー場って言われても、すぐには思いつかないわ。どんな所があるの?

中央道で行けるおすすめスキー場9選
カムイみさかスキー場

<一宮御坂インターから約15分>
今回ご紹介するスキー場の中で、直線距離が最も東京から近いのは(※新宿駅から約90km)、この「カムイみさかスキー場」です。
高速道路に乗ってからスムーズに走れば90分ほどで着いてしまうという手軽さは、カムイみさかスキー場の最大の武器と言えます。
多彩なコースや広大さを誇るタイプのスキー場ではありませんが、この近さなら軽く滑りたい時や練習をしたい時にも便利に使えますし、まだスキー・スノボ経験が無い方の「お試し」としても選びやすいはずです。
往復バス+リフト券 3,900円~
一宮御坂I.C
一宮御坂I.Cから10km 約15分
〒406-0813 山梨県笛吹市御坂町上黒駒5321-1
- リフト1日券
- 大人 3,700円
- 子供 2,200円
◆カムイみさかスキー場 リフト特別購入券
リフト一日券 通常価格(おとな)3,700円⇒2,700円
- 2,700円~
- 大人1名様あたり
利用期間:2020年12月19日~2021年03月28日
ふじてんスノーリゾート

<河口湖インターから約20分>
東京側から中央道を進んでいくと、カムイみさかスキー場のすこし手前にある大月ジャンクションで南北に分岐します。ここを南西の富士山側に進んだ先に「ふじてんスノーリゾート」は位置します。直線距離で見ると新宿駅から約100kmと、10kmほど遠くなってしまいますが、走行距離や時間はほとんど変わりません。
初~中級者向けという性格もカムイみさかスキー場とよく似ているため、こちらも初めての方や気楽に滑りたい方に向いていると言えるでしょう。富士山をとても近くから見られる、お子様にもカップルにも人気のスキー場です。
往復バス+リフト券 4,300円~
山梨県南都留郡鳴沢村ある、ふじてんスノーリゾート。東京、横浜、静岡から車で一時間半ほどという非常...
現在利用可能なリフト券情報が見つかりません。
シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳

<須玉インターから約35分>
大月ジャンクションの分岐で北西へ向かい、須玉インターで降りて北へ進んだ先にあるのが「シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳」です。
このスキー場を運営しているシャトレーゼは、洋菓子やワインの製造・販売で有名な企業です。
場内にもその直売店があり、また焼き立てのパンやケーキ、さまざまな果実のジュースなどをその場で楽しむこともできます。スキー場のお土産がケーキとワインというのも、普通とちょっと違っていて、なかなかオシャレかもしれません。
往復バス+リフト券 5,100円~
〒384-1407 長野県南佐久郡川上村御所平1841
◆シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳 リフト特別購入券
【平日】リフト1日券+食事券 通常価格(おとな)4,800円⇒4,000円
- 4,000円~
- 大人1名様あたり
利用期間:2020年12月26日~2021年03月12日
小海リエックス・スキーバレー

<須玉インターから約60分>
シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳へ向かう道をさらに進んでいくと、この「小海リエックス・スキーバレー」が見えてきます。
実はここもシャトレーゼが運営する施設のため、お菓子類はもちろん、食事全般は高く評価されています。その一方、スキー場そのものには「平均斜度が13度から16度にアップし、中級コースの割合が増えている」という違いがあります。
また、最長滑走距離も約1,300mから約2.500mへと大きく伸びています。インターからの距離は少々増えてしまいますが、より本格的に滑りたい場合にはこちらも考えてみてください。
往復バス+リフト券 3,900円~
〒384-1103 長野県南佐久郡小海町豊里5907
◆小海リエックス・スキーバレー リフト特別購入券
リフト一日券(平日)+食事券 通常価格(おとな)4,800円⇒4,000円
- 4,000円~
- 大人1名様あたり
利用期間:2020年12月26日~2021年03月12日
サンメドウズ清里スキー場

<長坂インターから約20分>
須玉インターの次にある長坂インターから20分ほどで行けるのは「サンメドウズ清里スキー場」です。
このスキー場がある山梨県北杜市は、日本一とも言われる日照時間の長さを誇る街。そのため晴天率がとても高く、富士山をはじめとする素晴らしい景色を見ながら快適に滑ることのできるスキー場となっています。
この眺めをもたらす標高1,900mという高さは、良質な雪も降らせてくれます。急斜面が少ないため、上級者向けではありませんが、清里高原の野菜を使ったゲレ食や眺めの良さを楽しみながら、肩の力を抜いて滑りたい方におすすめのスキー場です。
山梨県北杜市大泉町西井出8240-1
- リフト1日券
- 大人 4,800円
- 子供 3,800円
◆サンメドウズ清里スキー場 リフト特別購入券
平日リフト一日券 通常価格(おとな)4,500⇒3,900円
- 3,900円~
- 大人1名様あたり
利用期間:2020年12月19日~2021年03月28日
富士見パノラマリゾート

<諏訪南インターから約7分>
「富士見パノラマリゾート」へは、須玉インターから二つ先に進んだ諏訪南インターから、わずか7分という短時間で到着できます。インターを降りてから長時間走ることに不安を感じる方には、とてもおすすめしやすいスキー場と言えるでしょう。
そして、インターからも東京からも近いスキー場にも関わらず、最長滑走距離は約3,000mと長めになっています。
また、同じく「富士」がキーワードのふじてんスノーリゾートよりは離れていますが、こちらからも美しい富士山を目にすることができますし、八ヶ岳も間近にあり、眺めの良さは素晴らしいものがあります。
往復バス+リフト券 4,600円~
〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703
- リフト1日券
- 大人 4,800円
- 子供 2,000円
◆富士見パノラマリゾートスキー場 リフト特別購入券
リフト1日券+食事券など 通常価格(おとな)6,300円⇒5,500円
- 5,500円~
- 大人1名様あたり
利用期間:2020年12月19日~2021年04月04日
しらかば2in1スキー場

<諏訪南インターから約40分>
諏訪南インターを降りてから北上すると、白樺湖の周辺にいくつものスキー場を見つけることができます。
白樺湖から見て南東に位置する「しらかば2in1スキー場」もその一つで、ここでは「2in1」という名前のとおり、二つのエリアでそれぞれの楽しみ方ができます。
スキー場全体は初級・上級コースで構成されたエリアの隣に、中級コースがメインのエリアが並ぶ横に長い造りで、縦は比較的短めです。あまり長い距離を滑ることはできませんが、逆に短い距離を繰り返し滑りやすく、また緩やかな斜面が多いこともあり、初~中級者の練習に向いたスキー場となっています。
往復バス+リフト券 5,400円~
白樺湖ロイヤルヒルスキー場

<諏訪南インターから約40分>
「白樺湖ロイヤルヒルスキー場」は、しらかば2in1スキー場のすぐ西側、地図で見ると白樺湖の真下にあります。
このスキー場も初~中級者向けのコースが多く、ファミリーに人気が高いのですが、同時に多くのボーダーからも支持されています。アイテムの豊富なパークが場内に4ヶ所もあり、その一つはパーク初心者専用……という力の入れ具合は、この周辺のスキー場の中ではトップレベルと言えます。
過去に何度も全日本スノーボード選手権大会の開催地となったことから「スノボの聖地」と呼ぶファンも存在する、スノボ好きならぜひ一度滑ってみたいスキー場です。
往復バス+リフト券 5,800円~
車山高原スキー場

<諏訪南インターから約40分>
「車山高原スキー場」があるのは、白樺湖ロイヤルヒルスキー場のさらに西です。つまり、これら三つのスキー場は(完全に隣接こそしていないものの)東から西へと一直線に並んでいるわけです。
そのため、アクセスにはほとんど差がありませんが、初~中級者向けの2in1、ボーダー向けのロイヤルヒル、上級者向けの高難度コースが多い車山高原スキー場……と三者三様の特徴があり、目的や参加メンバーの腕に応じてスキー場を選ぶことができるようになっています。
そしてもう一つ、このスキー場には「山頂から360度見渡せる絶景」という大きな見どころもあります。
高い晴天率により、富士山をはじめとした美しい山々を鑑賞するだけでも大きな満足感が得られるはずです。
往復バス+リフト券 4,300円~
〒391-0301 長野県茅野市北山3413
- リフト1日券
- 大人 4,800円
- 子供 2,800円
◆車山高原SKYPARKスキー場 リフト特別購入券
1日券+施設利用券 通常価格(おとな)5,800円⇒4,900円
- 4,900円~
- 大人1名様あたり
利用期間:2020年12月12日~2021年03月28日
※白樺湖周辺の3ヶ所のスキー場には、諏訪南インターの一つ先となる諏訪インターからも行くことができます。その場合も距離はほぼ同じで、時間も約40分と変わりはありません。
……あと、この先には、いつも関越道で行ってるスキー場もあるのよね? 距離的にはちょっと遠回りになるけど、それも考えていいの?
確かに、中央道を進んで長野自動車道に入れば、その先の竜王スキーパークとか妙高杉ノ原スキー場みたいな、もっと多くのスキー場に行けるよね。関越道がすごく混みそうな日は、そのルートを選ぶのもアリじゃないかな。
これまで渋滞はあきらめるしかないって思ってたけど、『中央道を使う』っていう方法もあるんだね。土日とか混んでそうな時にスキーに行きたくなったら、中央道近くのスキー場や中央道ルートのことも考えてみるよ。
うん、スムーズにスキー場に到着できれば、それだけ集中してスキーやスノボができるから、ぜひ試してみてね!