寒いのはキライ!スキー場でのスキーヤーにおける寒さ対策ウェア編
ゲレンデで寒いと滑る気持ちも萎えます。せっかくスキーに来たなら寒さ対策もばっちりして遊びましょう。
(写真説明:アウターは保温力アップでカラフルに=ICI石井スポーツ神田本館)
<インナーは発熱タイプと快適タイプ>
汗をかいても、その水蒸気で発熱するインナーが、ミズノなどのメーカーから発売されています。ただこのタイプは汗をかきがちな初心者の方には、暖かいを通り越して暑くなってしまうこともあり、あまりおすすめしません。今年は暖冬もあって、売れ筋は快適インナータイプ。フェニックスのコントロールレイヤーなどです。「外気を遮断しながら、インナー内部は快適な温度に保たれます」(ヴィクトリア本店)と人気です。
(写真提供:人気のフェニックス・コントロールレイヤー=ヴィクトリア本店)
さらに今年の特徴として、メッシュ地のインナーの売れ行きもいいようです。ミレー社のドライナミックアンダーウェアシリーズで、特殊な二重構造のポーラーテックパワードライをメッシュ構造とし、汗をかいてもさわやかな肌が保たれます。もともと山登り用品ですが、「暖冬のせいで、スキーのお客さんがよく買われます」(石井スポーツ神田本館)。
(写真説明:今年人気のメッシュタイプのインナー=ICI石井スポーツ神田本館)
また、インナーは他に、筋肉をサポートし疲労を軽くする機能性インナーも人気です。
<進化した素材のアウター>
アウターウェアの流行は中綿のプリマロフト素材です。保温性が高く柔らかくて軽いので、これまでの中綿に比べジャケットなどが薄くなっても暖かいのが特徴です。ウェアもコンパクトになるので、スキー旅行時のパッキングもコンパクトになります。各ウェアメーカーが、プリマロフト製品を出しています。
(写真説明:中綿素材の進化で、アウターも薄く=ICI石井スポーツ神田本館)
<セカンドインナーの特徴は>
(写真説明:人気のアンダーアーマー=ICI石井スポーツ神田本館)
人気になっているのが、地厚のフリース裏地が特徴のアンダーアーマー。口コミでとにかく暖かく、アウターがいらなくても大丈夫という日もあるほど。「入荷すると同時に売れていきます」(石井スポーツ神田本館)。 セカンドインナーの定番はタートルネック。こちらも根強い人気を保っています。
<機能性を備えた靴下も>
保温性はもちろん、足の土踏まず、ふくらはぎの筋肉をサポートする、機能性靴下が人気です。このブームに火を付けたのが、デサントの「3D SOX」。土踏まず、アキレス腱、ふくらはぎの筋肉をサポートし、フィット感があり疲れにくく、指先に力が入れやすい3次元立体構造を持ちます。暖かさをキープするヒートナビ機能もあります。
(写真説明:機能性の靴下が人気=ICI石井スポーツ神田本館)
この保温性のある機能性靴下はデサントの他にも、Vsystem、cepなどの製品があり、ぴったりした履き心地を提供しています。ただし、これらの機能性靴下の注意は、機能性アンダーウエアと併用できないことです。両方着用すると、ふくらはぎ部分がダブってしまい、筋肉を強く圧迫してしまうので、血行障害などを起こすことがあります。ただし、靴下選びは靴のサイズにも影響します。あまり厚地の靴下だと、靴の中でつま先がつまったり、足全体が圧迫されたりするのでご注意を。
<取材協力>
店名:ヴィクトリア本店
住所:〒101-0052 千代田区神田小川町3-4
電話番号:03-3295-2955
URL:http://www.victoria.co.jp/
営業時間:平日・土曜 11:00-20:00 日曜・祝日 1030-19:30
<取材協力>
店名:ICI石井スポーツ神田本館
住所:〒101-0052 千代田区神田小川町3-10
電話番号:03-3295-3215
営業時間:通常営業時間 11:00-20:00
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