格安⽇帰りスキーツアースノボーツアーならスキー市場

アイテム

初めてのマイボードはこう選んで正解

初めてのマイボードはこう選んで正解

皆さんもある程度滑れるようになったら自分の板が欲しくなりますよね。今回はどんな板を選べば良いのかをアドバイスしたいと思います。私の行きつけのプロショップ「HEAVEN STORE.B」の店長、中本さんにご協力いただいてお伝えします。

初めてのマイボードはこう選んで正解

こちらが「HEAVEN STORE.B」です。店内にはスノーボード用品が所せましと並んでいます。ちまたには、5万円ぐらいの3点セット(ボード、バインディング、ブーツ)もたくさんあります。一昔前は本当に雪の上でテストしたのか!?と疑うようなモノもありました。何回か滑っただけでトップシートが剥がれるボード、氷点下で凍結して外れなくなるバインディング、ひもを締めても締めても踵が浮くブーツ…。しかし最近は品質も安定してきているのでレンタルするのがもったいない、というくらいであれば、このクラスでも充分です。ただし、少し滑れるようになるとすぐに物足りなくなってしまうはずです。なぜかというと、「差し障りのない」商品がほとんどだからです。自分が巨大なキッカーに挑みたいのか、ハーフパイプでオリンピックを目指したいのか、はたまたバックカントリーで果てしないディープパウダーを求めるのか。少し滑れるようになって、「やりたいこと」が明確になってくる前に「入門者向け」商品はその能力が足りなくなってきます。少し飛びたい、少しパウダー楽しみたい。「やりたいこと」が見えてきたら、ある程度のレベルまで使える商品を選ぶのが長い目で見るとオススメです。一方でいきなり上級者用はオススメできません。なぜなら「それ専用」のものが多く、幅広い遊び方には向いていないからです。パークが好きだけどパウダーも気になる。初めてマイボードを買うくらいのときは「ミドルレンジ」の商品が最適です。

初めてのマイボードはこう選んで正解

板の話の前に大事なことを。実はボードよりも大切なのはブーツです。シューレース(靴ひも)を締めたらしっかりと足をホールドして、つま先立っても踵が浮かないことが一番大切です。次は脚力に合った硬さです。各メーカーから色々なタイプが販売されていますので、靴下を持参して売り場で実際に最低30分は履いてみてください。上級者でも買い替えるのに一番慎重になり勇気がいる(?)のがブーツです。もし予算に限りがあるなら、お金を掛けるべきはブーツ。しっかりと選びましょう。

初めてのマイボードはこう選んで正解

次はバインディングです。さまざまな硬さの物が販売されています。フリーランやハーフパイプなら反応が速い硬めのものを、ジャンプやトリックなら少し柔らかめのものがお勧めですが、「やりたいこと」に特化した上級者用のものよりはミドルレンジのモノの方が価格もお手ごろ、かつ融通が利くので初めてのバインディングにはおすすめです。

初めてのマイボードはこう選んで正解

さて、いよいよお待ちかねの板選びです。これは店長イチ押しの「BURTON Process Off-Axis」です。初心者でも乗りやすく、パークやトリックを得意とする1本です。一時期流行った「ロッカー(ソールが前から後にかけて丸く出っ張っている)」の板は現在ほとんど見なくなりました。この板も「キャンバー(ソールが前から後にかけて少しへこんでいる)」ですから、パーク以外のシーン、例えばフリーランでエッジにしっかりと乗ったカービングの練習もしっかりできます。

初めてのマイボードはこう選んで正解

この板は「BURTON Twin」です。前後対称で、レギュラー(前向き)で滑ってもスイッチ(後ろ向き)で滑っても違和感なく操作できます。ジャンプで回った時にも安定した回転軸をもたらしてくれます。もちろん今流行りの「グランドトリック」や「パーク」でのパフォーマンスも充分です。こちらもややフリースタイルに振った板ですが、上級者用ほど突き詰めた板ではないので、ゲレンデでのフリーランでも気難しさはあまり感じないでしょう。

初めてのマイボードはこう選んで正解

これはBURTONの「Custum Twin」です。どんなトリックでもできると思わせてしまう象徴的なツインチップのボードです。少し値段的には上のクラスになりますがゲレンデでのカービングからパークはもとよりハーフパイプまでこなしてしまうオールラウンダーなカスタムシリーズの系譜につらなる板です。長く乗れる1本になると思います。

初めてのマイボードはこう選んで正解

こちらはパウダーライディング用のBURTON 「Fish」です。短くても浮遊感たっぷりなこのボードはこれまでのパウダーボードの認識を大きく覆した代物です。但し、パウダー専用ではなくゲレンデクルージングも得意とするところが、コイツのいいところです。パウダーには魔力があり多くの人が引き込まれていきますが、この板はその寸前で踏みとどまることができる板です。ゲレンデも楽しいということを忘れないためには、「それ専用」の板ではなく、このあたりで止めておいた方がいいでしょう。

初めてのマイボードはこう選んで正解

こちらは「TJ Brand backyard toy」の「Shift」です。芯材に竹を使用することによって独特な乗り味を出しています。これはパークからパウダーまでオールラウンダーな板です。少々値段は張りますが、いろいろやりたい人には長く乗れる板だと思います。

初めてのマイボードはこう選んで正解

今は「レンタル」をしている方もいずれ「やりたいこと」が見えてきて、その時には自分の板を持つようになるでしょう。差し障りのない「すぐ飽きてしまう板」ではなく、次の一歩を視野に入れた「上達を楽しむ板」を選んだほうがゆくゆくは金銭的にも技術アップの面でもメリットが大きいと思います。3月に入ると各メーカーは試乗会を色々なスキー場で行います。情報を収集して、気になる板があれば是非乗ってみてください。自分の気に入った板が一番です。

協力:HEAVEN STORE.B       http://www.heavenstore-jp.com/

初めてのマイボードはこう選んで正解

この記事が気に⼊ったら
いいね!しよう

スキー市場情報局の最新記事を
毎⽇お届けします

  • 新幹線で行くスキースノーボード
  • 関東発朝発日帰りスキー・スノボツアー

アイテムについての関連記事

アイテムの記事⼀覧

%gerandeName% %targetDate%発 在庫 %zaikoCount%