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スノーボーダー、 4つの派閥(スタイル)って なに?

スノボツアーハンターマウンテン塩原

スノーボードにはたくさんの遊び方があります。最初にターンを覚えてある程度コースを滑れるようになったら、キレキレのカービングを決めたり、パークでカッコよくジャンプやトリックを魅せたり、ディープパウダーでスプレーを上げる人の姿を見て、自分も挑戦してみたくなるもんですよね?

ここでは、フリースタイルスノーボーディングでネクストステップを目指したい人に人気の4つスタイルを紹介します

カービングで疾走感を楽しむフリーライディング派

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スノーボードの基本はフリーライディングにあります。その名のとおり、“自由”に“滑走する”ことこそフリーライディングです。まずビギナーが習得するボードをズラしながらターンするドリフトターンを覚えたら、次は一本のラインを描くようにエッジを立ててターンするカービングターンを目指します。

フリーライディングの醍醐味は、カービングターンを刻みながら、天然地形の壁を舐めたり落ち込みで飛んだりを織り交ぜて、ゲレンデ全体を自在にライディングするところにあります。実はゲレンデ内には、パークに行かなくとも遊べるポイントがたくさん点在しているのです。そのように、自然のヒットポイントを攻略しながら滑走を楽しむのが、ワンランク上のフリーライディングの楽しみ方。フリーライディングを極めれば、必然的にパークやパウダーでのスキルもアップします。つまり、スノーボードのもっとも基本的な部分であり、もっとも奥が深いのがフリーライディングと言えるでしょう。

使用するボードには、短かすぎずややしっかりしたフレックスを持つディレクショナルのキャンバーモデルやキャンバーを持つハイブリッドモデルがオススメです。ハイスピードでも安定するようなフレックスで、ウエストがワイドすぎない方が、ターンの切れもよくなります。また、ブーツとバインディングも硬さがある方がサポートとレスポンスがより向上しますが、好みや脚力を考慮して選ぶようにしましょう。

キッカーやレールでトリックを繰り出すパークスタイル派

スノボツアーハンターマウンテン塩原

ある程度のライディングスキルを身につけたら、パークでジャンプやレールにチャレンジするのが若者を中心に人気です。初心者にもエントリーしやすいアイテムが揃うビギナー向けのパークが整備されているゲレンデも多くあります。

パークアイテムには、ジャンプ台=キッカーやレール・ボックスなどのジブアイテムがあり、それらを組み合わせてコースを作り、トリックの難度やスタイルで点数を競うスロープスタイルがソチ大会よりオリンピック正式種目に採用されたことで馴染みを覚えている人も多いでしょう。

上級者は複雑な回転やトリッキーな動きを繰り出しますが、まずは怖くない小さなサイズのアイテムで、ジャンプならまっすぐに飛ぶストレートエア、ジブならまっすぐにアイテムをコスり抜ける50-50(フィフティ・フィフティ)からスタートし、基本を押えて段階を踏んでステップアップしていくことが、安全にパークを楽しむための基本です。

パークではスイッチで滑る機会も増えるので、使用するボードにはツインチップがオススメです。ジブをメインに楽しむなら、やや短めでソフトなロッカーボードを選べばエッジの引っ掛かりも少なくなります。ジャンプではキッカーのサイズが大きくなるほど硬さのあるボードのほうが、アプローチやランディングでの安定感がアップします。またキャンバーボードなら板の反発を利用できるのでオススメです。自分のレベルややりたいスタイルに合わせてギアをチョイするようにするといいでしょう。

パウダーをこよなく愛するバックカントリー派

北海道スキー イメージ ルスツ

降り積もったフワフワの新雪を滑るのは、圧雪されたピステンバーンを滑るのとはまったくの別物です。通常どおりの滑り方ではすぐにノーズが埋まってしまうので、ノーズが沈まないように浮かせながら上手くテール加重でボードをコントロールしなければいけませんが、一度その独特の浮遊感を覚えると、ヤミツキになってしまう人が多いのです。最近ではパウダー人気が高いため、ゲレンデのコース内に圧雪をかけないパウダー用オフピステコースが多く登場しています。

日本の豊富で良質なパウダーは海外にも広く知られ、毎年多くの外国人が日本のパウダー=“JAPOW(ジャパウ)”を求めてやってくるほどなのです。しかし、パウダーはいつでも当てられるものではありません。そこで、パウダー好きの上級者は新雪を求め、ゲレンデコース外へと必要な手続きを踏んで繰り出していきます。それが近年人気急上昇中のバックカントリーですが、あくまでもゲレンデ外は自己責任エリアとなるので、雪崩から身を守るための装具や知識を持ち合せたガイドを必ず同行することが不可欠となり、それなりのスキルも必要とされます。

パウダーをラクに滑るにはノーズが太く、フロント部分がロッカーになったパウダーボードを使用するのが一番です。パウダーボードにはテールが独特の形状をしたスワローテールやハーフムーンなどさまざまなモデルがありますが、どれもラクにパウダーでスプレーを上げやすいように設計されています。普段のボードでパウダーを滑る時は、セットバックを入れてできるだけノーズを長くセッティングするといいでしょう。

テクニックに磨きをかけるグラトリ派

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ケガのリスクが少なく、誰にでも気軽に始められるのがグラトリ=グラウンドトリックです。グラトリは、斜度の少ない緩斜面でスピンしたりスライドしたり、複数のトリックを組み合わせたコンボトリックなどで魅せる遊び方で、低速域でボードをテクニカルに操ります。パークで新しいトリックにチャレンジする前の練習にもピッタリで、実際にアイテムでトライする前に繰り返しグラトリで練習しておくことが、上達への近道とも言えます。

また、パークデビューはちょっと怖いという人でも、グラトリならばチャレンジしやすいかもしれません。基本的には初心者向けのバーンなどでロースピードで行うことが多いですが、上級者になるとフリーライディング中にコースギャップなどを利用して繰り出します。グラトリを磨けば、自然とボードを操作するスキルがアップし、板さばきも向上するはずです。グ

ラトリをメインに楽しむならば、高速でライディングすることもないので、ソフトフレックスでエッジの引っ掛かりが少ないツインチップのロッカーボードがオススメです。また短めでスイングウェイトの軽いモデルなら、スピン時の取り回しもラクになります。バインディングやブーツも足首を自由に使えるようなソフトなモデルを選ぶと操作性がいいでしょう。

スノーボーダーに人気の4つのスタイルをざっくりと紹介しましたが、スノーボードはあくまでも自由な遊びです。決まりは一切ないので、あくまでも自分のスタイルで好きなように楽しめばそれでいいのです!スノーボードのさまざまな魅力と要素を取り入れながら、あなたらしくライディングを楽しんでください。

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