お店にお任せ! 次世代ワックス「WAX FUTURE」
スノーボードやスキー板のメンテナンス、いつもどうしていますか。
サビ落としやヴィンディングの調整ももちろんだけど、やっぱりワックスがけは必須のメンテナンス。
みなさんは次世代ワックスと呼ばれる「WAX FUTURE」をご存知ですか。
これを知れば、これから板のメンテナンスはお店に任せたくなること間違いなし! 人気の「WAX FUTURE」についてお教えいたします。
スキー、スノーボードメンテナンスにワックスがけは絶対必要!
ワキシングはゲレンデで最低限必要なメンテナンス
そもそもワックスについてどのくらい知っていますか。
「単純に滑りがよくなるだけなら必要ない」と思っている方も多いはずです。
しかし、板の滑走面(裏面)は、滑れば滑るほど目に見えない細かな傷や汚れがたくさんついてしまい、板は状態の良い雪の上でも滑らなくなってしまうのです。ワックスは、スノーボードやスキー板のデコボコした滑走面にワックスを塗る事によって滑走面を保護し、雪の上での滑りをよくしてくれます。そして滑走面の滑らかさが均一になり、より板を滑りやすく操作しやすくしてくれるのです。
よく耳にする「板が雪に引っかかる」ってことも、ワックスをかければなくなるわけです。
従来の「HOT WAX」を使ったワキシング。均一に塗るのが難しそう。
ワックスの必要性についてわかったら、次に「HOT WAX」と「WAX FUTURE」についてご説明しましょう。
専門店でかけてもらったり、自分でかけたりするワックスを「HOT WAX」といいます。
滑走面の汚れを落とした後、板専用のアイロンのような機械を温めてワックスをアイロンにたらし、板に直接アイロンをあてワキシングしていきます。このアイロンによるワキシングの場合、特に固いワックスを使うときにはアイロンを高温にするため、滑走面を焼いてしまうおそれがあります。
そのため自分でワキシングする場合は注意が必要です。
「WAX FUTURE」ならノーダメージでケアできる!
それに比べて次世代ワックスと謳われる「WAX FUTURE」の場合、専用の機械から出る遠赤外線で板自体を芯から温めます。
板全体を温めることによってワックスが均一に塗れ、従来の「HOT WAX」よりも板の内部へワックスが浸透してワックスが長持ちするという優れもの。
今までもサーモマシンを使った機械は存在しましたが、板自体に負荷がかかるだけでなく、加工の時間もかかりすぎていました。
けれども「WAX FUTURE」なら、80℃以下の遠赤外線で1回の照射時間は約8分。
板に熱を長時間くわえることもないので、滑走面を焼いてしまう心配はほとんどありません。
圧力変動もないので板へのダメージも一切なし。また「HOT WAX」をかけた場合、ワックスの持続率は1日〜2日ぐらいなのに対し、「WAX FUTURE」は「HOT WAX」の約3倍! もちろん滑り方や滑った後のメンテナンスにより多少前後しますが、それでも従来のワックスよりは遥かに持続率が高くなります。
板の滑走面を焼かない、新時代のワックスマシン「WAX FUTURE」
「WAX FUTURE」で板を丈夫に、長持ちさせよう
実際にチューンアップ店で「HOT WAX」による加工と「WAX FUTURE」による加工を見せていただいたところ、違いは一目瞭然。特にマシンを使わず手加工による「HOT WAX」とは、明らかに見た目にも差が出ていました。
艶やかで均一に塗られた滑走面を見れば、従来のワックスでは満足できないでしょう。
もちろん滑った感触は両者とも違いはありませんが、明らかにワックスがけの頻度は減るのでコストもグッとお安くなります。
これを機に一度「WAX FUTURE」を試してみてはいかがでしょう。
もう他のワックスでは満足できなくなりますよ。
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