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もっと上手に滑りたい!レベルアップが目指せるスキー場10選

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スキーやスノボを始めたばかりの頃は、雪の上を緩やかに滑るだけでも心が踊ります。ですが、滑ることに自信がついてくると、「今よりも上手に滑りたい」「もっと難しいコースに挑戦してみたい」という気持ちが芽生えてくるのではないでしょうか。

その時に気をつけたいのは、中級コースの難易度です。同じ中級というグループの中でも、コースによって滑りやすさはだいぶ違います。初級コースを卒業したばかりなら、ハイレベルな中級コースばかりのスキー場より、比較的簡単な中級コースの多いスキー場で練習を始めた方が上達は早くなるでしょう。すでに中級への挑戦を始めているなら、その逆となります。

今回はこの部分に注目してピックアップした10ヶ所のスキー場をご紹介します。

  • しえ

    初級コースに慣れてくると、次は中級コースに挑戦したくなるじゃない? そういう時は、中級コースの数が多いスキー場を探して滑りに行けばいいの?

  • ベル

    う~ん、半分正解かな。もちろん数は多い方がいいんだけど、それぞれのコースの難易度も見てほしいんだ

  • まる

    えっ? 中級コースって書いてあるんだから、どれも『中級者なら大丈夫』ってことだよね? なら、だいたい同じなんじゃないの?

  • テスト画像

    その『中級者』のイメージがスキー場によって違うんだ。だから、予想より難しすぎたり簡単すぎたりして、驚くこともあるよ

・初級コースと中級コースはどう違う?

スキー場のゲレンデマップを見ると、各コースには初級・中級・上級を示す色やマークが付いています。

この初級と中級の違いは何なのでしょう。「平均斜度が○度以上なら中級コース」「コースの全長が○m以上なら中級コース」といった基準があるのでしょうか?

実は、このような統一基準はありません。なぜなら、実際のコースは複数の要素が複雑に絡み合ってできているからです。

 ・雪の状態が安定せず、慎重に滑らなくてはいけない中距離コース

 ・全体的には緩やかだが、途中に急傾斜があるロングコース

 ・やや角度はきついが、幅が広く非常に短いコース

こうしたコースに点数を付けられるような全国共通の基準を作り、「○点以上なら中級コース、それより下なら初級コース」とレベルを決めていくことは不可能です。

そのため、各地のスキー場はコースのレベルを独自に判断しています。実際の中級コースを見ていくと、平均斜度15~16度辺りが初級との境目となり、20度以上なら高確率で中級になっています。

ただ、スキー場によっては場内での相対評価(※「一般的な初級コースよりは難しいが、このスキー場の中では最も簡単なので初級コース」という判断や、その逆)が行われることもありますし、「傾斜はきついが、それ以外の点では滑りやすい」ということもあるため、平均斜度が15度以上の初級コースも存在します。

・中級コースを重視してスキー場を選ぶ方法は?

中級コースに注目してスキー場を見ていくと、次のようなタイプのスキー場が見つかります。

 1.中級コースより初級コースの割合が大幅に多いスキー場

 2.中級コースが最も多いスキー場

 3.中級コースと上級コースが大部分を占めるスキー場

 4.各レベルのコースの数が同じぐらいのスキー場

1番のタイプのスキー場では、「初級コースで十分に足慣らしをしてから、残りの滞在時間を中級コースですごす」といった滑り方ができます。まだそれほど自信が無く、中級コースで滑るか迷っている方におすすめのスキー場と言えるでしょう。たとえば「軽井沢プリンスホテルスキー場」や「たんばらスキーパーク」などが当てはまりますが、このタイプのスキー場の中級コースは比較的簡単なものが多いです。今回のテーマとはズレがあるため、このタイプについてはこれ以上深く語りません。

入門的な中級コースから、上級コースの手前のようなレベルまでを望むなら、2番と3番のタイプのスキー場が候補となります。これから中級へ挑み始めるなら2番が、すでに中級コースで経験を重ねつつあるなら3番が有力な候補となります。ここに当てはまるスキー場の各コースの難易度を見ながら、じっくり絞り込んでいきましょう。

一つのレベルに特化していない4番のタイプは、腕前がバラバラのグループで滑りに行く際はありがたいのですが、総コース数があまり多くないと「初級も中級も少なく、ボリューム不足」と感じてしまう可能性があります。ですから、このタイプを選ぶ場合は「総コース数が多く、初級も中級もたっぷりある」大型スキー場がおすすめです。

大まかな方針を決め、具体的に1~2ヶ所に絞っていく際は、中級コースの配置(※1)や難易度のバリエーション(※2)なども注意して見ていくと良いでしょう。

※1 場内の1~2ヶ所に中級コースが集まっていれば、余計な移動時間がかかりません。逆に中級コースが全体に分散している場合は、中級と初級を混ぜて気持ちに変化をつけることができます。

※2 「現在の腕に合ったコースばかりで無駄が無い」スキー場と、「簡単なものから難しいものへステップアップできる」スキー場のどちらが自分の好みに合うか、ということです。

・中級コースでの練習目的で行きたいおすすめスキー場

2~4番の各タイプのスキー場から、代表的なものを数ヶ所ずつご紹介します。スキー場選びの際の候補や、同じ傾向のスキー場探しの参考としてお役立てください。

川場スキー場 (群馬県)

スノボツアー川場スキー場

「川場スキー場」は、中級者と上級者からの評価が高いスキー場です。全10コース中に中級と上級は4本ずつで、中級コースの最大斜度は14・16・24・25度。上級には29度や34度のコースもあります。コースの幅が狭くなって慎重さを要求される場面もたびたびあり、角度の数値以上のスリルを味わえます。

どのレベルにも200~300m程度の短いコースは無く、中級と上級の最低ラインは600m級。最も長い中級コースは、全長1,850mの「白鳥スカイライン」です。

2本ある初級コースも1,300mと2,000mというロングコースで、最大斜度は16度と他のスキー場よりもやや厳しめです。これらを初~中級コースに見立てて練習を始めても良いでしょう。

群馬県のスキー場ですから首都圏から通いやすく、大型立体駐車場のおかげで車でのアクセスも快適です。雪道に不安がある場合は、麓の川場村の駐車場を利用し、そこから無料のシャトルバスでスキー場に向かうこともできます。

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GALA湯沢スキー場 (新潟県)

GALA湯沢スキー場

新幹線で直行できるスキー場として有名な「GALA湯沢スキー場」は、初級コースと中級コースが豊富です。「そろそろ次のレベルのスキー場へ」と考えた時、アクセスがあまり良くないとためらってしまうことがありますが、このスキー場なら気軽に行くことができます。

場内は中央・北・南の3エリア構成で、最も中級コースが多いのは北エリアです。他のエリアにも中級コースはいくつかありますが、南は上級者向け、中央は初級者向けという色分けができています。

最大斜度が一番きつい中級コースは、北エリアの「スーパーブロードウェイ(※26度)」です。他の中級コースは最大斜度が18~24度と、「初級+アルファ」から「中級の平均的な角度」程度になっています。

また、初~中級者向けと表記されている2,500mの下山コース「ファルコン(※最大斜度20度)」も、実際の難易度は「ほぼ中級」という声が多く、こちらも腕試しに利用できます。

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舞子スノーリゾート (新潟県)

舞子スキー場

「舞子スノーリゾート」は、三つのエリアに分かれている大きなスキー場です。その中で中級者向けのコースが中心になっているのは「奥添地」エリアです。ここは日帰りスキーセンターと舞子パーキングセンターという二つの入り口のどちらからも離れている、まさに「奥」のエリア。そのため他のエリアよりも混雑しにくく、周囲をあまり気にせずに練習ができます。

奥添地エリアへのアクセスには日帰りスキーセンターからのゴンドラや、下部の「長峰」エリアのクワッドリフトを使用するのですが、このゴンドラの待ち時間が少々気になるかもしれません。

利用しやすさを重視するなら、「舞子」エリアの上部を選ぶと良いでしょう。全体的に奥添地より全長は短めになりますが、こちらも中級コースが集中しています。エリア下部にある多数の初級コースとも行き来しやすいため、中級コースにまだ不安がある場合や、初級コースも混ぜながら滑りたい場合にもおすすめです。

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石打丸山スキー場 (新潟県)

石打丸山

「石打丸山スキー場」は、来場者から「懐かしさを感じる」と言われることも多い老舗のスキー場です。このように歴史の長いスキー場は山に大胆に手を入れた物が多く、石打丸山スキー場も広々としたコースを持っています。

構成はやや中級コースの割合が多いバランス型で、初級コースにも最大斜度が18~20度のものがいくつかあります。とはいえ、決して中級者以上にターゲットを絞ったスキー場ではありません。未経験者を含むグループや家族とのスキー旅行でも、安心して選ぶことができます。

中級コースの平均斜度は11~18度と若干控えめに見えますが、最大斜度が30度の「大丸山ゲレンデ」や「ホピヒラーコース」、29度の「ザイラーコース」など急斜面が出てくるものも複数あります。

その一方で、平均斜度11度の「スポーツマンコース」や12度の「銀座ゲレンデ」(※最大斜度はどちらも18度)といった滑りやすいコースもあり、さまざまなレベルの来場者によく答えてくれます。

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神立スノーリゾート (新潟県)

神立高原スキー場

「神立(かんだつ)スノーリゾート」の規模はそれほど大きくないのですが、敷地を有効活用したコース配置のおかげで、コース総数は16本と多めです。各レベルのコースがほぼ同じ数のバランス型でも、コース総数が15本を超えていれば4~5本の中級コースが期待できますから、ボリュームについての不満は感じにくくなります。

場内には「スバル」「シリウス」「ペガサス」という中級コースが集まっている地点があり、さらにそれを利用しやすいリフトも用意されています。

中級コースの最大斜度はすべて25~26度ですが、平均斜度は16~24度と幅があります。急斜面を警戒しつつ、比較的緩やかなコースに挑みたいなら平均斜度が16度のシリウスやペガサスへ、常にスリルを感じたいなら24度のスバルへ、という形になるでしょう。

初級コースに分類されている「アンドロメダ」も最大斜度20度・平均斜度15度と、一般的な中級コースに近い傾斜です。なお、このコースを含めた数本は土日と祝日限定となっています。

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しらかば2in1スキー場 (長野県)

しらかば2-1

スキー場の形はさまざまで、非常に縦に長いものもあれば、すり鉢のような形をしたものもあります。この「しらかば2in1スキー場」は土手のように横に長い形です。上から下への単純な直線ではなく、「つ」の字や「く」の字を描くことで各コースの全長を伸ばしていますが、縦長のスキー場のようなロングコースはありません。

ですが、滑走距離が短い分「滑る・戻る・滑る」という流れのテンポは良く、中級コースの繰り返し練習に向いています。

11本あるコースは、中級から初級・上級へ変化するタイプのように、複数の難易度が組み合わさったものが大半です。そのため、他のスキー場のように各レベルの本数をはっきりと示すことができないのですが、全体的に見ると中級者向けの部分が目立ちます。特に「南平・クワッドリフト」で上がった先は4本の中級(※中級→初級・中級→上級を含む)コースが集まっていて、効率良く練習ができます。

 

斑尾高原スキー場 (長野県)

スノボツアー斑尾高原スキー場

豪雪地帯に位置し、冬になると100%の天然雪でゲレンデが覆われる「斑尾(まだらお)高原スキー場」。全体で30本ほどあるコースの中で存在感が強いのは、中級コースと上級コースです。初級コースに完全に独立したものは少なく、より難易度の高いコースの下部が初級者向けになっていることが多いです。

中級コースは場内全体に分散しています。これは中級コースだけを滑りたい場合には不向きな形ですが、さまざまな初級コースと組み合わせることができるというメリットもあります。中級コースだけを滑り続けていると(緊張しすぎて)気持ちが疲れてしまうようなら、このような配置のスキー場も考えてみましょう。

初~上級の「スカイラブ」コースの36度や、いくつかの中~上級コースの30度前後といった例外を除けば、中級コースの最大斜度は20~25度と適切なレベルです。中でもメインゲートの先に広がる「パラダイス(※最大斜度20度)」は、とても練習に組み込みやすいコースです。

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野沢温泉スキー場 (長野県)

スノボツアー野沢温泉スキー場

有名な温泉街が麓に広がる「野沢温泉スキー場」は、最長連続滑走距離10,000mという大規模スキー場です。初級・中級・上級を同じようにそろえたバランス型に分類されるスキー場ですが、この規模の大きさのおかげでコースの総数は大小合わせれば40本以上、中級コースに限っても15本(+中~上級コース1本)という驚異的な数です。

初級コースも同じように大量にありますから、自分のレベルを把握しきれていない場合にも選びやすいでしょう。中級コースはまだ無理と感じたら、初級コースでゆったり滑るという保険をかけられるわけです。

中級コースはゲレンデの上部に集中的にあり、下部のあちこちにも存在します。このため、中級コースだけに専念したいなら上部で、初級コースも絡めたいなら下部で、という使い分けが可能です。中級コースの全長も200~300mや700~800m、1,000~1,300mと変化があり、飽きにくくなっています。

温泉で身体を癒やしながら、数日かけて滑ってみてはいかがでしょう。

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白馬八方尾根スキー場 (長野県)

スノボツアー白馬八方尾根スキー場

長野県の白馬エリアには、初心者でも滑りやすい所から中~上級者をうならせる所まで、さまざまなレベルのスキー場があります。この「白馬八方尾根スキー場」は、中~上級者向けの本格派スキー場としてよく知られています。

実際、スキー場側が想定している初級者・中級者・上級者のラインは高く、普通のスキー場なら上級に分類されるようなコースが中級に、そして中級と思えるものが初級になっていることもあります。腕試しや技術を磨くことが目的なら、優先して考えてみたいスキー場と言えるでしょう。

最上部にあるのは、最大斜度30度の中級コース「リーゼングラートコース」です。その終わりから麓まで続くのは同じく最大斜度30度で全長3,000mの「リーゼンスラロームコース。このメインルートと、ここから分岐する2本のルート(※片方は麓まで)に中級コースが配置されています。

中級コースの平均斜度は13~20度ですが、このように急傾斜があるコースがほとんどのため、すでに中級コースに挑戦中の方におすすめです。

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エイブル白馬五竜スキー場&Hakuba47 (長野県)

白馬五竜スキー場

「エイブル白馬五竜スキー場&Hakuba47」では、異なる性格を持つ二つのスキー場を共通リフト券でまとめて楽しむことができます。

白馬五竜側は「初~中級」と「中~上級」コースがほとんどで、初級からステップアップする場合にも、中級から上級を目指す場合にも役立ちます。純粋な中級コースとしては「ウッディーコース」があります。こちらは傾斜だけを見れば最大13度・平均11度と緩やかですが、幅が狭く、それなりの腕が求められます。

Hakuba47側の中級コースは、全8本中2本と少なめです。しかし、その一つの「R-1(※最大斜度28度・平均斜度22度)」は全長2,500mの滑りがいのあるロングコースです。白馬五竜のコースは1,000m以下のものが多く、長いものでも1,500mや1,800mですから、中級コースでの長距離滑走を体験したい場合はこちらもチェックしてみると良いでしょう。

国内で一二を争うと言われるほどハイレベルなパークがあるため、そちらに注目が集まりがちなHakuba47ですが、このように通常のコースにも見逃せない魅力があります。

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※本記事内の情報は、すべて2022年1月時点のものです。

  • しえ

    同じ中級コースでも、こんなに違いがあるのね。もし最初にすごく難しいコースに挑戦したら、そこで心が折れちゃいそうだわ

  • ベル

    それはもったいないよね。コースの難易度って本当に感覚的なものだから、別のコースや別のスキー場ならハードルが下がって、『中級を滑れた!』っていう自信がつくと思うんだ

  • まる

    そういう自信があれば、次もがんばれるもんね。そこから、ちょっとずつ難しいコースを試せばいいわけだし

  • テスト画像

    うん、焦らずゆっくりと進めればいいんだ。その時の実力に合ったスキー場やコースを選んでいけば、きっと思った以上の結果が得られるはずだよ

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