スキー場のコロナウィルス感染防止対策は？

もうすぐ冬シーズンの到来～！趣味がスキーやスノーボードなら、どこのスキー場へ滑りに行こうか？そろそろ検討し始めたい時期ですね。

ただし今年2020年は新型コロナウイルス（COVID-19）が流行しているため、たとえ屋外でも、たくさんの人が訪れるスキー場で感染してしまわないか？不安な方も多いのではないでしょうか。今回は、2020年春の時点で、各スキー場ではどんな感染防止対策を実施していたのか？まとめてみました。

スキー場の主な感染防止対策

今年の冬にスキー場へ滑りに行くのなら、新型コロナウイルスに感染するリスクをできるだけ少なく、安心して楽しみたいものですよね。

2020年春の時点の情報ですが、各スキー場では、WHOや厚生労働省ほか関係各所からの発表に基づいた感染防止対策を実施していました。それがどんな内容なのか？このあと１つずつ詳しく説明していきます。

ゴンドラの人数制限や、グループ単位での乗車

スキー場内の移動に使うゴンドラは、１つの箱に複数人が乗車する乗り物ですね。

換気が悪い空間で（密閉）、多数が集まり（密集）、人との距離も間近（密接）になりがちなので、その３つを避けるために乗車できる人数の制限を行っています（制限する人数はスキー場によって異なります）。またゴンドラへの乗車をグループ単位で分けているスキー場もあります。

レンタルの貸出し制限

スキー場では感染防止対策として、直接肌に触れる小物類（手袋やゴーグルなど）などの、レンタルの貸出しを中止しています。今シーズンもレンタルサービスを利用したい人は、借りたいアイテムのレンタルが可能か？事前にチェックするようにしましょう。

食事場所のソーシャルディスタンス

スキーやスノボを滑りに行ったら、ランチや休憩などの飲食で、レストランを利用する機会がありますよね。

スキー場内では、お客様同士が間隔（ソーシャルディスタンス）をあけて食事できるよう、スペース確保や座席の間引きを実施しています。レストラン内でソーシャルディスタンスを保てるのなら、安心して食事を楽しめますね。

ゴンドラ・屋内施設・送迎バスなどで、窓の開放や定期的な換気

換気の悪い密閉空間では、新型コロナウイルスの感染リスクが上がるとされています。そのためスキー場内のゴンドラ・屋内施設・送迎バスなどで、窓の開放や定期的な換気を行っています。

ゴンドラの列に並ぶ際のソーシャルディスタンス

スキー場のゴンドラ乗車のために、長い列に並ぶこともありますね。今シーズンは、ソーシャルディスタンスを意識して、なるべく前後の間隔をあけて並ぶように、スキー場からお願いしています。

アルコール消毒の設置

新型コロナウイルスには、アルコール消毒の効果があるとされています。

スキー場内の各所（館内・レストラン・トイレなど）には、アルコール消毒液を設置。入館・入店時には、しっかりと手指の消毒を行い、万が一の感染拡大を防止しましょう。

スタッフによるアルコール消毒実施

スキー場のスタッフにより、アルコール消毒も実施しています。

スキー場内の各施設のドアノブやゴンドラ搬器内に対して、随時スタッフがアルコールによる拭き取り・消毒を行っています。（営業開始前や一定時間毎に実施）

スタッフのマスク着用

お客様の感染予防対策として、スキー場のスタッフがマスクを着用して勤務しています。

スタッフの検温など健康管理チェック

スキー場スタッフの検温など、健康管理のチェックを日々実施しています。

飛沫感染防止の透明ビニールシート

チケット売り場・売店のレジなどでは、お客様と接近して対応することになります。スキー場内の該当箇所では、飛沫感染防止のための、透明ビニールシートを設置しています。

スキー場内にある感染リスクが高い施設は閉鎖

スキー場内で、感染リスクが高いと思われる関連施設（センターステーションや日帰り温泉など）は、一部閉鎖しています。なお、どの施設を閉鎖対象にしているか？は、スキー場によって異なりますので、事前に確認が必要です。

各種イベントの中止

スキー場内で予定している各種イベントや大会。新型コロナウイルス拡散防止の観点から、残念ながら中止しています。