北海道スキーも観光も楽しみたい!札幌から行けるスキー場は?
北海道の大規模スキー場で滑るなら、ゲレンデに近いホテルに宿泊するのが一番楽です。しかし、せっかく冬の北海道に行く以上、冬ならではの観光とスキー・スノボをバランスよく楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。
その場合は新千歳空港から近く、北海道の政治や文化の中心地でもある札幌に宿泊するのがおすすめです。札幌の周辺には多くのスキー場があり、また市内にも眺めの良い展望台から暖かな屋内施設まで、さまざまな名所があります。
今回は、スキー・スノボと観光の両方で札幌を満喫するための情報を、まとめてお届けします。
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札幌から行けるスキー場って、けっこう多いの?
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今回はレンタカーで1時間以内の所を探してみたんだけど、かなりたくさんあるよ。有名なサッポロテイネとか札幌国際スキー場に行くのもいいし、あえてメジャーな所を外してみるのもおもしろいんじゃないかな?
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そうね、その方が帰ってからみんなにいろいろ話せるかも♪
札幌から行けるスキー場
スキー場名 | アクセス |
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さっぽろばんけいスキー場 | 地下鉄東西線「円山公園」駅(札幌駅から徒歩で「大通」駅へ、そこから電車で合計約20分・200円)からバスで約15分・210円。 札幌駅からレンタカーで約20分(約9km)。 |
札幌藻岩山スキー場 | 地下鉄南北線「真駒内」駅(札幌駅から徒歩で「さっぽろ」駅へ、そこから電車で合計約25分・290円)からバスで約15分・250円。 札幌駅からレンタカーで約25分(約9km)。 |
サッポロテイネスキー場 | JR函館本線「手稲」駅(札幌駅から電車で約10分・260円)からバスで約15分・370円。 札幌駅からレンタカーで約40分(約20km・有料区間アリ)。 |
札幌国際スキー場 | 札幌市内の主要ホテルからバス(リゾートライナー)で最短約80分(出発ホテルにより変動)・2,500円。 札幌駅からレンタカーで約60分(約45km)。 |
Fu's snow area(フッズスノーエリア) | 地下鉄南北線「真駒内」駅から無料送迎バスで約30分。 札幌駅からレンタカーで約35分(約18km)。 |
滝野スノーワールド | 地下鉄南北線「真駒内」駅からバスで約30分・440円。札幌駅からレンタカーで約50分(約25km)。 |
ダイナスティスキーリゾート | 札幌駅からレンタカーで約40分(約25km)。 |
スノークルーズオーンズ | 札幌駅からバスで約40分・480円の「春香」バス停から徒歩で約10分。 札幌駅からレンタカーで約30分(約25km・有料区間アリ)。 |
石狩平原スキー場 | 札幌駅からレンタカーで約50分(約35km)。 |
札幌北広島クラッセスノーパーク | 札幌駅からレンタカーで約40分(約20km)。 |
北海道グリーンランドホワイトパーク | 札幌駅からレンタカーで約45分(約40km・有料区間アリ)。 |
※バス・電車の料金は片道です。
※札幌市内の停留所から乗り換え無しでスキー場に行けない場合は、バスでのアクセスを省略しています。
※レンタカーでの所要時間は10分単位、走行距離は5km単位です。
基本的に公式サイトに記載されている数字を利用しています(※明確でない場合はGoogleマップで計測しています)。
冬でも楽しめる札幌の観光地は?
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北海道の観光名所っていったら……え~と、シレトコ? あと、ゴリョーカクだっけ? ああいうとこ?
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さすがにそこまで行っちゃうと、スキーと観光を両方楽しむのは難しいよね。だから、今回は札幌駅からサクッと行ける所を選んでみたよ。
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冬に行くんだから、できれば暖かい所がいいんだけど……
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なるほど。それじゃ、屋内施設をすこし多めに紹介するね!
札幌ステラプレイス
札幌の心臓とも言える札幌駅。たくさんのホテルに囲まれ、北海道旅行の拠点となることも多いこの駅には、北海道最大級のショッピングモール「札幌ステラプレイス」があります。観光目的で訪れる場合は、6階から上がれる地上160mの展望台「タワー・スリーエイト」が目玉となるでしょう。また、ステラプレイスと隣接する商業施設「パセオ」「エスタ」、地下街の「アピア」には多くのレストランがあり、ジンギスカンやラーメンなどのご当地グルメも味わえます。
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展望台の男性用トイレは、なんとガラス張り! 一見の価値ありだよ!
藻岩山
札幌駅から直線距離で5kmほどしか離れていない、まさに市の中心のような場所にある「藻岩山」。531mもの高さがあるため、山頂展望台からの眺めは昼も夜も抜群です。展望台の中のレストランも、外の景色がよく見えるようにガラス張りになっていて、夜に訪れれば幻想的な街の光を楽しめます。また、「恋人の聖地」に認定されている幸せの鐘や、自然の星とはまた違う美しさを見せてくれるプラネタリウムなどもあり、デートスポットしても評価の高い場所です。
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地上の星と空の星、それに人工の星がまとめて見られるなんて、贅沢すぎない!?
さっぽろテレビ塔
「さっぽろテレビ塔」も、眺めの良さに定評のあるスポットです。高さは147m(展望台は地上90m)と、藻岩山よりだいぶ低くなってしまいますが、こちらは札幌駅から徒歩で行ける近さが魅力。2003年に、札幌駅に「タワー・スリーエイト」という強力なライバルが出現してからも人気は衰えず、多くの人々が訪れています。夜間は鮮やかにライトアップされるため、他のスポットからの帰り道に軽く寄ってみるのもおすすめです。
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滑りすぎて疲れちゃっても、散歩気分で行けるよ。近くに立ち寄りたいスポットが多いのもうれしいね!
大通公園
さっぽろ雪まつりのメイン会場にもなる「大通公園」は、その名のとおり大通り沿いに造られた、細長い形の公園です。東の端に位置するテレビ塔の展望台からは、西に向かって長く大通公園が続いていく様子が見えます。雪まつりの開催時期に訪れることができれば最高ですが、そのすこし前でも雪像づくりの見学ができます。また、11月の終わりからクリスマスまではイルミネーションも行われます。こちらもとても美しく、見ごたえがあります。
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イルミネーションも見たいし、雪像もいいなぁ。どっちの時期に行こう……?
札幌市時計台
札幌を示す記号としてテレビでよく使われる「札幌市時計台」が建っているのは、札幌駅のすぐ近く、徒歩で10分ほどの交差点です。札幌の中心部だけに、現在は背の高いビルに周りを囲まれてしまい、かつてのように鐘の音を遠くまで響かせることはできなくなりましたが、時計としての機能は今も失われてはいません。内部の展示では、この時計台が明治時代からどれほど人々に愛され、守られてきたかという歴史を学ぶことができます。
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札幌駅から大通公園やテレビ塔に行くなら、途中にあるここも見逃せないね!
北海道庁旧本庁舎
「北海道庁旧本庁舎」という堅苦しい名前ではピンと来ない方も、「赤れんが庁舎」と聞けばすぐにその姿を思い浮かべることができるのではないでしょうか。明治時代に建てられた洋風の庁舎のデザインは、今の私たちの心にも響くものがあります。白い雪と赤いれんがのコントラストを堪能した後は、無料で入れる館内で北海道開拓の歴史を深く知ることができます。各所の壁に飾られている、開拓史をテーマにした絵画(全20点)にも忘れずに目を向けておきましょう。
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雰囲気のある建物よね。もし時間が無くても、外から写真だけは撮っておきたいわ♪
二条市場
冬の北海道では、カニや魚などの海の幸も味わいたいもの。札幌には「二条市場」と「札幌市中央卸売市場」という二つの市場があり、より規模が大きく、観光客向けに整備されているのは中央卸売市場(の場外市場)ですが、二条市場は札幌駅から近く、徒歩でも行くことができます。購入した物をその場で食べられる店も多いため、近くのホテルに泊まっているなら、軽く散歩をして朝食をこちらですませてしまうのも良いかもしれません。
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お土産を買うつもりが、食べ歩きになっちゃいそう……。しょうがないよね、おいしいんだもん!
円山動物園
冬には雪に覆われてしまう「円山動物園」ですが、そんな状態でも寒さに強い動物たちは元気な姿を見せてくれます。レッサーパンダなどは、真っ白な雪を背景にして写真や動画を撮れば、そのかわいさがさらに引き立ちますし、ホッキョクグマはまさに北極にいるように思えてしまいます。ただ、真冬の札幌はとても寒いため、良い場面を見よう・撮ろうと長時間粘りすぎないように注意しましょう。適度に屋内に入り、身体を温めながら楽しむのがおすすめです。
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かわいい動物の前で立ち止まらないなんて、絶対無理~!しっかり着込んでいかないと!
大倉山ジャンプ競技場(大倉山展望台)
1972年に開催された札幌オリンピックで、熱戦が繰り広げられた「大倉山ジャンプ競技場」。現在も競技場として利用されていますが、大会や練習以外の日はスタートハウスが展望ラウンジとして開放されます。そこまでの移動手段は、もちろんリフト。到着する頃には、気分はすっかり一流スキー選手です。併設されている札幌オリンピックミュージアムには、ジャンプやボブスレーなどの競技を疑似的に体験できるコーナーがあり、選手気分をさらに高めてくれます。
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オリンピック選手と同じ景色が見られるなんて、感動しちゃう!
北海道神宮
かつて札幌神社と呼ばれていた「北海道神宮」は、北海道の神社をまとめる存在(総鎮守)です。春には満開の桜が見られる名所ですが、雪の降り積もった冬の景色にも北国ならではの風情があります。隣接してる円山公園を含めた一帯にはエゾリスも多く、運が良けれかわいいリスたちに出会えることも。スキー・スノボの安全祈願に加え、12月には平和な一年の感謝を込めて、1月には新たな年の幸せを願って、お参りしてみてはいかがでしょうか。
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北海道の開拓を見守ってきた神様だから、ゲレンデでの新たな挑戦も応援してくれるかもね。
札幌市青少年科学館
家族そろっての観光の場合は、お子様にも十分楽しめるスポットも選びたいものです。この「札幌市青少年科学館」は、さまざまな体験型の展示が用意されている、親しみやすい科学館です。人工降雪装置や低温展示室、冬でも安心して乗れる札幌の地下鉄など、北海道らしさのあふれるユニークな展示や、2016年に最新機器が導入されたプラネタリウムなど、見どころはたくさん。小さなお子様から授業中の実験にワクワクした大人まで、たっぷりと遊んで学べます。
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こういう遊べる展示のある所って、楽しくて好きだな~!
北海道立近代美術館
スキーやスノボといった激しいスポーツの合間の観光には、落ち着いてすごせるスポットも向いています。北海道を代表する本格的な美術館「北海道立近代美術館」は、その有力な候補となるでしょう。北海道にゆかりのある画家の作品をはじめとした美術品の数々は、心の疲れや緊張をほぐしてくれます。人の手による北海道の美を感じた後に、大自然の中で滑れば、その素晴らしさをさらに強く感じられるかもしれません。
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興味のある展覧会とスキー旅行のタイミングが合えば最高ね!
白い恋人パーク
北海道土産の定番「白い恋人」。その魅力を詰め込んだテーマパークが、「白い恋人パーク」です。内部は有料エリアと無料エリアに分かれていて、冬の無料エリアはまばゆいイルミネーションに彩られます。これを見るだけでもかなり楽しめますが、有料エリアには工場見学やお菓子作り体験(クッキー・白い恋人など)といった、さらなる魅力があります。世界に一つだけの白い恋人は、札幌土産としてもおすすめです。
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工場見学って、なんかワクワクするよね! カフェやレストランのスイーツにも期待しちゃう!
小樽運河
本来の目的はスキーですから、札幌からあまり遠くへ行くことはできませんが、すぐ隣の小樽市には、テレビや雑誌などでよく紹介される「小樽運河」があります。歴史を感じさせる石造りの倉庫が並ぶ運河に沿って設置されているのは、味のある形のガス灯。夕暮れや夜には、その光が辺りを照らし、この運河が本来の目的で使われていた時代の空気を感じさせてくれます。冬に訪れれば、そこに雪の照り返しが加わり、童話の中のような風景を見ることができます。
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明治とか大正の香りを感じる場所よね。歩いてたら、その時代に行けちゃいそう♪
支笏湖(しこつこ)
この「支笏湖」も札幌市内ではなく、南側の千歳市にあります。とはいえ、札幌駅からも新千歳空港からもレンタカーで1時間ほどですから、行きや帰りに寄り道するのも簡単です。毎年1月の下旬から2月の中旬頃には「氷濤(ひょうとう)まつり」というイベントが行われ、湖水を凍らせて作ったオブジェがいくつも湖畔に並びます。陽光を受けた氷濤は、湖面のように青く澄んだ輝きを見せてくれます。ライトアップされた夜の氷濤も、暗闇との対比が美しいです。
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支笏湖は国内でも上位に入る透明度を誇る湖なんだ。氷濤まつりの時期でなくても行く価値はあるよ!
※本記事内の情報は、すべて2018年2月時点のものです。
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しえちゃんのリクエストに応えて屋内施設の紹介を増やしてみたけど、札幌には他にも眺めのいい場所がたくさんあるんだ。たとえば、『さっぽろ羊ヶ丘展望台』とかね。
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『少年よ、大志を抱け』のクラーク博士の像がある所よね。寒さが大丈夫そうなら、行ってみたいわ。
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あちこち見るのもいいけど、お菓子にラーメン、それにカニ……、いろいろ食べるのも楽しみ~!
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ハハッ、観光を楽しみすぎてスキーを忘れないように、うまく考えて行動してね!
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