初心者と一緒にスノボに行く時にチェックしたいポイント
仲間同士や家族など、なんらかのグループでスノボツアーに行く場合、その全員が同じレベル、ということはまず無いでしょう。
そうした場合に上級者・経験者の配慮が欠けていると初心者の方に、「もうスノボには二度と行かない!」と言われてしまうかもしれません。
そうならないためにチェックしておきたいポイントを、いくつかご紹介します。
レンタルの内容
レンタルショップイメージ
最優先で調べておきたいのは、レンタルに関することです。
多くのスノボツアーでは、レンタルあり・無しのプランが選べるようになっていますが、レンタルの内容は同じではありません。
たとえば、あるツアーの説明に「ボードセット+ウェア」、別のツアーに「ボードセットのみ」と書かれていた場合、後者のツアーではウェアのレンタル代はツアー料金に含まれません。
また、どちらもグローブや帽子のような小物も自分で借りる必要がありますし、これら小物は購入するしか無い場合もあります。購入となれば、レンタルよりさらに出費が増えてしまいます。
せっかく安いツアーに参加しても、現地に到着してから「あれをレンタルしないとダメ」「これを買わないとダメ」と次々とお金を要求されたら、初心者の方がスノボツアーに抱く印象はとても悪くなってしまうでしょう。
こちらのように、ボードから小物まで、すべて含まれているレンタルプランなら、そうした心配がありません。
また、初スノボや慣れていない時期だからこそ、定評のあるブランドの製品を使ってもらった方が安心、という考え方もあると思います。
その場合にはブランド品が無料(または格安)で借りられる、こちらのプランがおすすめです。
スキー場の構造
多くのスキー場では、下の方に初心者向けのゆるやかなコースがあり、上の方には中級者や上級者向けの難易度の高いコースが用意されています。
しかし、中には頂上付近にも初心者向けのコースがあるスキー場もあります。
こうしたスキー場には、「初心者でも頂上からの眺めを楽しみながら滑れる」というメリットがあるのですが、そこから麓まで続く初心者向けコースが無い場合、うかつに目が離せなくなる、ということに注意しましょう。
また、自分の腕が上がってくると、ついいろいろなコースに挑戦してみたくなり、コース数の多い大規模なスキー場にばかり目が行きがちです。
コースの数が多ければ、同じ初級者向けコースでもさまざまなタイプから選ぶことができますが、各コースの距離が離れるため、目が行き届きにくくなります。
その点、小さめのスキー場なら、初心者の方が滑っている様子をリフトなどからこまめに確認することができます。
最初から最後まで付きっきりで滑る、という予定でなければ、こうしたことを頭に入れてスキー場を選ぶ必要があります。
無料レッスンの活用
すでにある程度滑れる相手にコツを教えるのに比べると、まったく滑った経験の無い相手に基本を教えることはなかなか大変です。また、素人がスノボの基礎を教えた結果、「妙なクセをつけてしまう」ことを心配するなら、プロの手を借りた方が安心です。
「栂池高原スキー場」など、実績のあるスクールでのレッスンが受けられるスキー場は多いですが、その中にはスノボをより多くの人に楽しんでもらおうと、基本的なレッスンを無料で行っているスキー場も存在します。
たとえば、「斑尾高原スキー場」ではスノボ初心者専用コースで1時間の無料レッスンが受けられますし、「白馬五竜スキー場」でも、30分間のスノボ安全講習を実施しています。
まだツアーの行き先を絞っていないなら、まずこうした無料レッスンのあるスキー場を探してみると良いでしょう。
せっかくグループでスノボツアーに行くなら、全員に「また行きたい!」と言ってもらえるようなツアーにしたいですよね。
まずはこの三つのポイントを忘れずに、そして常に初心者の目線で、ツアーの計画を考えてみてください。
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