日帰りなんてもったいない。那須のゲレンデを楽しんだ後は、出来立ての生ビールで喉を潤す

那須のゲレンデといえば首都圏から車で2時間弱とあって、関東のスキーヤーやスノーボーダーのなかには日帰りでスケジュールを組んでいる人もいるのでは？　

実はこの関東でも屈指の人気を誇るスキー・スノーボートスポットの周辺、豊かな自然に恵まれた那須高原に北極星のマークでおなじみのサッポロビールの工場があるのをご存知でしたか。

こちらのビール工場には併設でレストランや手づくりビール工房からなる「那須　森のビール園」があるのですが、こちらがお酒好きから家族連れまで幅広い層から好評なのだとか。

スキー、スノーボードの後にできたて新鮮なとびきり美味しい生ビールで喉を潤してみてはいかがでしょうか。

ビヤ＆カフェコーナーではビールの飲み比べが楽しめる

［ビールは注ぎ方による泡のでき具合も味わいのポイント］

「那須 森のビール園」のメイン施設は、和洋中合わせて40種類の料理が食べ放題のバイキングレストラン。

ジンギスカンもプラス料金で食べ放題となり、もちろんどのメニューもビールとの相性は抜群です。

また、2階カフェコーナーでは、ここでしか味わえない「陽ざしのピルスナー」「月夜のデュンケル」「流れる雲のヴァイツェン」の限定醸造ビール3種に加え、「白穂乃香」「エーデルピルス」の計5種類のビールを一杯200円で飲み比べすることができます。ビール通ならちょっと外せませんね。

飲み放題メニューなら、ここにしかないプレミアムビールも全種類楽しめる！

［「サッポロ空模様シリーズ」各種。ビールの味わい、旨さもさまざま］

「陽ざしのピルスナー」「月夜のデュンケル」「流れる雲のヴァイツェン」の3種のビールは、サッポロビール那須工場での限定醸造。

これらは「サッポロ空模様シリーズ」と呼ばれ、しかもその樽生が飲めるのはここだけ。

「那須 森のビール園」を訪れたなら、ぜひこの「サッポロ空模様シリーズ」を味わっておきたいですね。缶ビールでも販売されているので、お土産におすすめです。

売店は美術館のミュージアムショップのような趣の落ち着いた雰囲気

［店頭ではやっぱり那須工場限定醸造の品々が人気］

高級ビールのたしなみは、「違いのわかる大人の世界」というべきか。施設内の売店も、何やら格調高いミュージアムショップのような印象です。

オススメはやはり那須工場限定の逸品の数々ですが、麦芽から特別仕立ての「ヱビスビール・プレミアムブラック」などは、贈答品としても喜ばれること請け合い。

これに栃木銘菓の「大麦ダクワーズ」なども添えれば完璧です。

工場見学ツアーに参加した人は、ビールづくりの工程をその目で確かめると、いっそうビールの美味しさがわかると口を揃えます。

また、さらにビールの世界を探求してみたいという向きには、ビールの仕込みから発酵まで体験できる「手づくりビール工房」が用意され、大変好評です（少人数組の予約制・有料）。

自分で仕込んだビールは、約1カ月後にオリジナルラベルに瓶詰めされてグループの代表者宅に届けられるというわけで、ビールを美味しく味わえるばかりでなく、ビールに関する貴重な体験もいろいろ楽しめる施設です。