スキー・スノボツアーは中止になることがあるの?
予約さえしてしまえば、あとは出発当日に集合場所へ行くだけでスキー・スノボができるのがツアーの魅力ですが、残念なことに中止になってしまう場合もあります。
その理由は大きく分けて二つ。一つは、そのツアーに十分な人数が集まらなかった場合。もう一つは、悪天候や積雪不足といった自然環境の問題です。
まずは人数の方からお話ししましょう。
各ツアーには「最少催行人員」というものが設定されています。参加人数がこの数字を下回ってしまった場合、高確率でツアーは中止になります。(※ツアーを主催する会社の判断により、中止にならない場合もあります)
この場合、宿泊・夜発日帰りプランの場合は出発の14日前までに、朝発日帰りプランの場合は出発の4日前までに、電話やメールでツアー中止の連絡が行われます。
ただし、スキー市場のスキー・スノボツアーは、そのほとんどの最少催行人員が「1名」という設定になっています。ですから、こちらの理由でツアーが中止になることはめったにありません。最少催行人員が1名でないツアーの場合のみ、この可能性に注意してください。
続いて自然環境ですが、こちらはさらに「積雪不足」「雨で雪が溶けてしまった」などのスキー場側で起きた問題と、そこまでの交通機関の問題に分けられます。道路や線路が使えなければスキー場にたどり着くことができませんし、到着できても滑れなければ意味が無いわけです。
漫画の中でも例が出ていますが、「どのレベルで中止にするか?」は主催会社が複数の要素を総合して判断します。相手が自然なだけに、正確に予測することは難しく、原則的には「出発の2日前の正午」がツアー中止を知らせるタイムリミットとなっているものの、何か突発的な事態が起こり、急に中止になる可能性もゼロではありません。
ただし、たとえ参加予定のツアーが中止になってしまっても、他のツアーに空きがあれば、差額を負担することでそちらに変更することもできます。こうした切り替えは個人的なスキー旅行では面倒ですし、すでに予約が埋まっていて不可能な場合もあります。こうしたこともスキー・スノボツアーを利用するメリットと言えるでしょう。
最少催行人員の問題については「できるだけ少なく設定されている(できれば1名の)ツアーを選ぶ」という対処法がありますが、天候はどうにもなりません。
しかし、出発日のしばらく前から天気予報を見ていれば、雪の降り具合や天候が落ち着いているか荒れているかといった、現地の大まかな情報は得られます。もし天候が荒れていたり、雪が少ないようなら、頻繁にメールや着信のチェックをすることで、少なくとも中止の連絡を見逃してしまう危険性は減らすことができます。
公式サイトやSNSで積雪状況などをこまめに発信しているスキー場も多いですから、ぜひこうした情報も参考にしてみてください。
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