有名スキー場を攻略せよ! 長野 白馬編 白馬47 上級者編
人気スノーボードチームがプロデュースするスノーパークをはじめ、近年はツリーランエリアを解放するなど、多彩なコースが魅力的なHakuba47。北向きの斜面に位置するため積雪量が多くロングシーズンにわたりグッドコンディションをキープするHakuba 47の攻略法を、今回は上級者向けにリポートしたいと思います!
こちらが47のベースエリア。駐車場は一ヶ所にありどこを滑っても最後は必ずここに辿り着けるので、迷子になっても安心です。麓にはチケットセンターや更衣室、レストラン「アリス」と「ルイス」、レンタル&ショップなどの施設があります。では、さっそくゴンドラに乗り込んでゲレンデ上部へとアクセスしましょう!
ゴンドラを降りるとすぐに出会える白馬村を見下ろす絶景! 晴れた日にはかなり遠くまで見わたせます。
ゴンドラを降りてすぐにあるルート4にスノーパークがありますが、ここは一旦スルーして、ルート5を滑ってからクワッドリフトのLINECに乗り、さらにゲレンデ上部を目指しましょう。
こちらがクワッドリフトの終点1450m地点からスタートし、一気にボトムまで滑り降りることができる47のメインコース、ルート1。適度な斜度があり、朝イチのキレイに整備されたピステンバーンは最高です!
ルート1から途中でルート6に入り、再びクワッドリフトに乗車してリピートすることも可能です。ルート6へと行くには一旦ルート7を渡るトンネルの上を滑ることになり、ここの起伏を利用してジャンプすれば、なかなか気持ちのいい浮遊感を味わえますよ!
再びLINE Cに乗車したら、今度はさらにゲレンデ上部へとつながる高速ペアリフトLINE Eに乗ります。ここはお隣の白馬五竜スキー場へアクセスできる連絡リフトになっていて、標高1676m地点付近まで運んでくれます。リフトから眺める北アルプスの景色はまさに感動的! この日は五竜岳の武田菱もよく見えてますね。
47&五竜の共通一日券があれば五竜のコースも滑れるのでかなり広大なエリアで遊ぶことができますが、今回は47にフォーカスするということで、LINE E沿いのコースを滑って再び47側に戻っていきます。
さて、47に戻ってきたら話題のツリーライディングゾーンをチェック。ここは、近年急激に高まるパウダーを求めるスキーヤー&スノーボーダーのニーズに応えるために誕生した非圧雪エリアで、エリア内の滑走は登録制となっています。滑走するための注意点やルールに同意すれば滑走が許可されますが、雪質やコンディションによりエリアクローズとなる場合もあります。この日はパウダーではなかったので行きませんでしたが、チャンスがあればぜひスキー&スノーボードの醍醐味であるツリーライディングをぜひ味わいたいと思います! スキー場管理外区域での滑走は、必ず必要な手続きを済ませ、ルールを守って安全に楽しみましょう。
ウォームアップも十分にできてきたところで、いざ最上級コースへ! 47でもっとも急斜面を誇るルート3は最大斜度32°、同じく上級者向けのルート2は最大斜度30°となっていて、なかなかの滑り応え。下から見るとそのコブっぷりがよーく見て取れますね。あくまでも自信がない人はやめておきましょう。
さて、次は全国からパーク好きが集まる47自慢のスノーパークへ。ここにはハーフパイプ(※今季は雪不足のためクローズ)、キッカー、ジブアイテムが豊富にラインナップされていて、プロライダーも頻繁に訪れ賑わいを見せます。パークコース沿いのペアリフトLINE Aに乗れば、効率よくパークを流すこともでき、さらに上手い人の滑りをリフト上からチェックできるので、目を凝らして人の滑りを観察するといいですよ。逆にアナタの滑りも誰かに見られているかもしれません!
また、ルート7沿いにミニアイテムが揃うビギナーパークがあるので、パークビギナーにはそちらがオススメです。
しっかり滑り倒したら、ルート1を通ってベースエリアへと戻ります。ルート1は中級者向けコースとなっていますが、最大斜度28°もあるので、クールダウンしながらのんびりと下りたい人は迂回路のルート7を行くのもいいでしょう。
多彩なコース満載で楽しみ方広がる47の魅力を感じていただけましたか? 素晴らしい景色と上級者も満足するコースに出会えるHakuba 47に、ぜひ遊びに行ってみてください。
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