【速報ルポ】　雪は少なくても白馬は賑わっていた！　白馬五竜＆HAKUBA47編

12月も半ばですが、全国的に雪が遅れています。ただ白馬はいくつかのスキー場がオープンしていたので、さっそく今シーズンのゲレンデ状況をチェックに行ってきました！まずは白馬五竜とHakuba47へやってきました。昔は別々のスキー場だったのを、リフトの増設とコースを増やすことによって1つのスキー場に集約したところです。白馬というと八方尾根が有名ですが、ここもゲレンデの多彩さなら負けていません。もともと別のスキー場だったので、ふもとから見て左から「とおみゲレンデ」、「いいもりゲレンデ」、「Hakuba47」に別れています。駐車場もそれぞれあります。コース図をよーく見ながら間違えないように滑ってください（間違えて別のゲレンデに滑り降りてもシャトルバスがあるので安心ですが）。

ここが五竜のメインの入り口「とおみゲレンデ」のにある「エスカルプラザ」です。今回はこのすぐわきから「五竜テレキャビン」というゴンドラで山頂近くまで上がります。

12月半ばとはいえこんなに人が並んでいます。さすがは五竜、ヘルメットを被ったちびっこスキーヤーやシニアスキーヤーもたくさん見かけます。

ゴンドラを降りるとレストランALPS360に着きます。表に出てビックリ！！山頂へ向かうリフトへの500mを移動するためにこんなに人が……。しかもリフト待ちの列がゲレンデの幅を超えています。そして滑っている人はその列に加わるのでしょう。

とりあえず並んでみました。視界は悪いですが風もなく寒くなかったので何とか我慢できました。早くあと1本リフトに乗って山頂へ行きたーい！

山頂が近付くにつれてどんどん視界が悪くなってきました。お願いだから「ホワイトアウト」は避けたいものです。ホワイトアウトとは前後左右上下すべてが真っ白で滑っていてもどちらに行けば良いのか分からなくなってしまうことです。人によっては乗り物酔いのような症状が出てしまうこともあります。

山頂は真っ白だったので写真なし。中級者コースを降りてきましたが、こうなっては凸凹も見えないので全神経を足の裏に集中して膝をしっかり曲げて滑るしかありません。写真のスノーボーダーは膝が伸びていたのでこの後コブで転んでしまいました。

中級者コースを下りてきてペアリフトに乗ります。こちらは空いています。みなさんビーニーまで真っ白ですね。私は軽ーく流してきました。もちろんコース脇の新雪はしっかりといただきました。

今度は山頂からの初心者コースです。やっぱり視界が悪いですね。こんな時にはゲレンデの真ん中で座ったり立ち止まったりすると危ないですよ。なるべく端に止まるようにしましょう。人込みを縫うように緩斜面を快調に滑って行きます。

気が付いたらHakuba47の高速ペアリフトLineEまで来ちゃいました。ここもすごい人です。でも北斜面だけのことはあって雪は若干多いようです。時間もかかりそうなので47に下りてみます。

少し下りるとだんだん視界が良くなってきました。ゲレンデも凸凹してはいるもののコブほど硬くなく楽しく滑れます。残った新雪を探しながら飛ばしていると、初心者がいきなり目の前で転んだりします。周りを良く見て事故の無いよう気をつけましょう。

ここがルート4スノーパークのできるところです。写真右側にはハーフパイプ用に地面が掘ってあります。左側にはキッカーなどのアイテムが作られるのでしょう。こうやって視界が良くなって見ると、改めて人の多さにビックリしますね。

ゴンドラで47へ下りてみます。駐車場も車がぎっしりです。山の北側だけあって一応雪が残っています（写真の汚れはゴンドラの窓の傷です）。さあ、これからお楽しみが待っています。

信州ゲレ食バトル昨シーズン優勝のLuisのピザです。

さすがにすごい人気です。行列で待っている間に店内の自販機でビールを飲むのが通っぽいです。噂のミックスピザを注文しました。

石窯から出されたピザは、手早く切ってトレーに乗せられます。

外側はパリっとしていて中心はもちもち。なかなか味わえない食感です。小1時間並んだのも、ゲレ食チャンピオンに輝いたのも納得です。

今日は白馬五竜とHakuba47を滑りましたが、この雪の少ない中こんなにたくさんの人がいたことに驚いたと共に、雪が少ない時は北斜面の47は結構穴場かもしれないな、と思いました。ちなみに、47のベースセンターユーグリッドで簡単な登録をしてビブ（ゼッケン）を付ければ、専用のツリーライディングゾーンを滑ることもできます。47～いいもり～エスカルプラザ間はシャトルバスで移動もできます。ぜひカップルで鐘を鳴らしに、仲間でワイワイ新雪を滑りに、家族でのんびり雪遊びを楽しみに、一度足を運んでみてください！