ゲレンデでのカップルの過ごし方
冬のデートスタイルの一つに「スキーやスノボに行く」という選択肢があると思います。もちろん、スキー場に行くまでの車中は、少しテンション高めに会話も弾むことでしょう。
しかし、巷ではカップルでスキーやスノーボード(スノボ)に行くとけんかするといううわさもささやかれています。ゲレンデでけんかして、帰りの車中では、なんだか気まずくて二度と行くことがなかったということのないように、どんなことがけんかの原因になりやすいのか考えてみましょう。
よく「あのデートスポットに行くとカップルは別れる」とか聞くし、そんなの迷信と思った人も、「え、ほんと?」と半信半疑な人もカップルでスノボに行く時に気をつけたいポイントについてご紹介します。
レベルの差をどう解消するか
例えば、1組のカップルがいて、彼氏が中級者レベル、そして彼女はまったくの初心者だった場合はどうでしょう。彼氏が彼女にやさしく教えてあげる、という、理想的なスタイルが何となくイメージできますね。しかし、スキーはともかく、スノボを人に教えるというのは、インストラクターレベルでないとなかなか難しいものです。
なぜなら、初心者にとって最初は普通に立つことすらままならないはずだからです。転んだらそのたびに立たせてあげて、ゆっくり滑走する。初心者の手ほどきをするには、それなりの教えるスキルの高さも重要になってきます。
彼氏が教えるのは難しいという場合は彼女に数時間だけでもスキー場でレッスンを受けてもらうのもよいでしょう。レッスン中は常につきっきりでなくても構いませんが、彼女の頑張りをやさしく見守ってあげましょう。彼氏がカッコいいところを見せるのは、個人レッスンが終わった後からでも遅くはありません。
こまめな休憩でリラックスさせる
数時間のレッスンが終了し、彼女があなたのところに戻ってきたら、「お疲れ様」とやさしく声をかけて迎えてあげてください。特に初めてのスキーやスノボ体験は、心身ともに激しく体力を消耗するので、緊張やレッスンの疲れをほぐすためにも、こまめに休憩を取るようにしましょう。2時間おき位が望ましい休憩タイムのペースです。あめやチョコレートを差し出したり、相手の様子を見て疲れていないかどうか、常に気遣うようにしましょう。
ロッジではカップルで落ち着いて座れる場所を確保して、温かい飲み物や軽食を楽しみながら、レッスンの内容、この後どうしたいかなど、気楽な会話を楽しみましょう。
一緒に滑る楽しさを共有する
休憩も終えて、いよいよ二人で滑走の時間です。もちろん最初は初級者用の斜度が10度以下のコースを滑りましょう。滑走中は自分だけさっさと滑り終えるのではなく、常に彼女の滑りを観察してあげましょう。声かけも「○○したら、もっとうまく滑れるよ」とポジティブなアドバイスをしてあげることです。彼女の頑張りをまず認めてあげて、さらに包容力のあるあなたのアドバイスに、コースに出て心細かった彼女も安心し、スキーやスノボがますます楽しく感じられることでしょう。
リフトから降りた際にバランスがつかめずにフラフラしていたり、周りをキョロキョロしていたり不安そうな様子にならないよう、常に気遣ってあげましょう。彼女はスキーやスノボが、うまくなることはもちろんですが、それ以上にあなたと一緒に滑れる喜びを感じているはずです。
相手への思いやりがカギ
スノボであれ、スキーであれ、カップルのうち上手な人が上から目線でものをいったり、態度に表すことが、せっかくの楽しいムードを壊してしまう場合があるということがわかってもらえましたか。相手のけなげな頑張りをさりげなく褒めてあげたり、さらに高めてあげる気の利くアドバイスをしてあげることで、二人の時間がより楽しく温かいものになります。素敵な冬の思い出を作るためにも、いつもよりちょっと気合いを入れて取り組んでみましょう。
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