初心者必見!スノーボードウエアを選ぶ際に知っておきたいポイント3つ

初心者必見!スノーボードウエアを選ぶ際に知っておきたいポイント3つ

記事更新日: 2019-12-15

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スノーボードウエアと通常のカジュアルウエアでは、機能や素材、それらを満たすためのデザインまで、異なる部分が多くあります。

またスノーボードウエアにはパウダーガードやフードといった独特のディテールも多く、ビギナーにとっては、それらの意味を知っておくことがウエア購入においての重要決め手となります。

スノーボードウエアは、カジュアルウエアとどこが違うの?

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2019-2020ゴールドウィン

スノーボードは雪山をフィールドとするスポーツ。そのためのウエアにはどんな機能や特徴が求められるのでしょうか?

「保温性」や「通気性」は当然として、スポーツをするためのウエアですから、「動きやすさ」や「丈夫さ」も大切ですよね。一般的なカジュアルウエアでも、アウトドア色の強いアイテムだと「保温性」や「通気性」、また「動きやすさ」などをフューチャーしたアイテムは多いもの。

しかし、スノーボード用に作られたウエアでは、求められる基準が高くなります。

さらにスノーボードはファッション性の高いスポーツなので、流行を敏感に反映したデザインやシルエットも忘れてはならないポイントといえます。

こういった機能や特徴は、ブランドごとにたくさんのこだわりがあって、「一度惚れ込んだブランドとは徹底的に付き合う!」というスノーボーダーも多いようです。

また、ライディングのスタイル、たとえば、「フリーラン(ゲレンデをメインにターンを楽しむ)」「パーク志向(パークアイテムやキッカーなどをメインにフリースタイルを楽しむ)」「バックカントリー(自然の地形や斜面を楽しむ)」などによって必要なで機能やディテール、デザインも変わってきますので、自分のスノーボーディングがどんなスタイルなのかをしっかり知っておくことが、ウエア選びのガイドラインとなります。

 

暖かくなきゃはじまらない。保温性を高めるためのこだわり

現在のスノーボードウエアには、ひと昔前のように中綿をぎっちり詰めて保温性を高めるといった設計思想はありません。むしろ、できるだけ薄手で軽い素材を用い、動きやすくしかも暖かいという方向性になっています。

単に暖かくするだけならダウンジャケットやレザーでもいいわけですが、それでは動きにくいしシルエットも大きくなってしまいます(ダウンを使ったスノーボードウエアもありますが、スポーツウエアとして専用の開発がなされたものに限ります)。

さて、ウエアにおける「保温性」とは、どんなことなのでしょうか。それを知るキーワードが「空気の層」です。

非常時の防寒対策として「新聞紙を体に巻きつける」という話を聞いたことはないでしょうか。適度にかさばる新聞紙によって体と衣服の間に「空気の層」ができ、それによって体温が外部に逃げるのを防ぐことができるのです。これと同じ仕組みでダウンジャケットが暖かいのは「羽毛の集合が、体温で温められた空気を大量に蓄える」からなのです。スノーボードウエアの保温性も、おおむね同じ原理に基づいているといえます。

ただし、軽量性や生地の薄さも求められるため、現在は「複数の異なる素材を用いて、効果的に衣服内に空気の層を作る」といった方向性になっています。また、素材そのものが「自ら発熱する」ような技術も開発されており、実際に多くのウエアに採用されています。

素材以外にも、袖口やパンツの裾などから雪や寒気が侵入してこない工夫も数々あり、それらの機能と素材が融合して、寒い雪山でも快適に過ごせるように作られているわけです。さらに春先など気温の変化に対応できるように、ウエア内の空気を換気させる「ベンチレーション機能」も、多くのウエアに採用されています。このように、現在のスノーボードウエアは、ハイシーズンからスプリングシーズンまで対応できるものが増えています。

 

1. ファッション性も機能性も備えた「フード」は重要なディテール

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2019-2020 ゴールドウィン

フードは、スノーボードウエアのシンボリックなディテールですね。もちろん悪天候時にかぶることで、保温性を高めたり、頭部の濡れを防いだりといった本来の役目もありますが、現在ではむしろファッション的な意味合いも強いといえます。

フードには、かぶったときのフィット性を高めるためのアジャスターがついていますが、これも各ブランドのこだわりが現れる部分。ゴールドウインのESTIVOに採用されている、「ワンアクションフード」は、後頭部のアジャスターのみで顔まわりと頭まわりの両方を同時に調節できます。

一般的なフードのアジャスターは、顔まわりのヒモを引っ張って巾着のようにして調整するのですが、これだけだと顔を横に向けたときにフードが一緒に横を向いてくれず、もどかしい思いをすることになります。スノーボードはサイドスタンスなので常に顔を横に向けて滑走するため、フードの向きが一緒についてこないと視界が確保できず危険です。顔まわりだけでなく、頭のまわりも調整できるタイプなら、フードが顔の向きに合わせて追従するのでストレスがありません。

フードは、比較的地味なディテールですが、立体的な裁断や縫製が必要なため、設計製造には高い技術が必要です。縫い目をS字形にしたり、手作業で緻密な縫製をしたりと、ブランドのこだわりが強く出るディテールといってよいでしょう。

 

2 .必要なものをスマートに収納!ポケットやチケットホルダーの機能

小さめのバックパックを背負って滑る人も多いようですが、ゲレンデ滑走であれば、必要なものをすべてウエアに収納できるに越したことはありません。スノーボードウエアのポケットには、大きく分けると次のような種類があります。

◆アウターポケット(外側についたポケット)
◆インサイドポケット(内側についたポケット/ゴーグルポケットも含む)
◆チケットホルダー(さまざまなタイプがある)

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ウエアの外側についたポケットで注目したいのは、ファスナー部分が防水性を備えたシームレス使用になっているかどうか。通常のファスナーでは雪や水分が内部に侵入してしまいますが、シームレスタイプでそんな心配もなくなります。

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インサイドポケットでは、内側にソフトな素材を使いゴーグルのレンズを傷つけないようにしたゴーグル専用ポケットが代表的。立体的なゴーグルを入れたときに体のラインにフィットして邪魔にならないよう、たいていは胸の下あたりに設けられています。

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チケットホルダーは、ジャケットの裾部分内側、袖口などについているタイプが多く、片面が透明になっていて、いちいちチケットを取り出さなくてもよいように設計されています。近年は、電子式のカードチケットなどを導入しているスキー場が増えていますが、そういったタイプでも、専用のチケットホルダーを使用することで紛失を最小限に防止できます。

 

 

3 .パウダーカフ(ガード)って何? 雪が侵入しないヒミツ

パウダーガード(カフ)もスノーボードウエアを象徴するディテールです。

ビギナーの場合、スノーボードを装着するときに雪面に座り込むケースも多いですし、上級者であっても、パウダー滑走などで雪まみれになったりすることはあります。そのためウエア内に雪が侵入しないよう、ジャケットやパンツの裾、袖口、襟周りなどに雪の侵入を防ぐさまざまなアイデアが用いられています。

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一般的なものは、ジャケットの裾部分を二重にしてインナーレイヤーをパンツにかぶせてセットするもの(ウエストゲイター)で、これがもっともシンプルなタイプのパウダーガードです。このタイプに限らずパウダーガード(カフ)は、雪の侵入を防ぐだけでなく、「衣服内の空気が外気と交換されるのを防ぐ」効果もあり、保温性の確保にも一役買っています。

パウダー滑走なんてしないから、という人もウエアに備えられたパウダーガード(カフ)はきちんとセットして着ることで、そのウエアの性能をフルに発揮させることができます。

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袖口も雪が侵入しやすい箇所。そのため、伸縮性のある素材を使い手首に密着するようにインナーを付けた(ハンドゲイター)ジャケットもあります。パンツの裾も、ブーツにインナーをかぶせて雪が侵入しないように設計されています。なお、ハンドゲイターが備わったジャケットでは、グローブをハンドゲイターの上にかぶせ、その上にジャケットの袖をかぶせます。

 

あなたはルーズ系? それともスリムフィット系?

スノーボードは、ファッション性がとても高いスポーツで、かつ独自の世界観があります。ウエアのチョイスや着こなしが、楽しみの多くの部分を占めるといっても言いすぎではないでしょう。かつてはスノーボードウエアというと「大きめサイズをルーズに着て、パンツは腰履き」というイメージがすべてという時代もありました。でも、現在はスタイルが多様化してきて、タイトなシルエットのものも増え、選択肢はかなり広がっています。

ゴールドウインのESTIVOを例にとってみてみましょう。ESTIVOではシルエットによってメンズ5種類、レディス6種類のスタイルを展開しています。
 

(メンズ:スリム系)
SLIM FIT:クールでスマートなスリムフィット
STRAIGHT SLIM FIT:膝から下をストレートに見せるスリムフィット
STRETCH SLIM FIT:ストレッチ素材を使用したスリムフィット

(メンズ:ルーズ、ストレート系)
RELAX FIT:適度なルーズ感のシルエット
STRAIGHT FIT:スマートでカジュアルなストレートフィット

(レディス:スリム系)
GIRLY FIT:キュート&クールに女性らしいラインを生かせるタイトなシェイプ
GIRLY LONG FIT:身丈を長めにとったコートタイプ
STRAIGHT SLIM FIT:膝から下をストレートに見せるスリムフィット
STRETCH SMART FIT:動きやすさとスマートなフォルムを兼ね備えたフィット

(レディス:ルーズ、ストレート系)
STANDARD FIT:動きやすさを重視した適度なルーズ感のシルエット
STRAIGHT FIT:適度なルーズ感と動きやすさを兼ね備えたカジュアルなフィット

このライディングスタイルには○○系といった決まりごとはありませんが、最近は極端なルーズシルエットよりも、自然なラインのものが主流になっているようです。

 

いかがでしたか?ウェアを選ぶ際の参考にしてお気に入りのウェアを見つけてくださいね!

 

取材協力:ゴールドウィン

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この記事を書いた人 スキー市場情報局編集部

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