この記事を書いた人 スキー市場情報局編集部
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雪遊びから本格的な練習まで! 親子で楽しむスキー・スノボツアー
記事作成日: 2017-01-18









交通手段は朝発日帰りバスツアーがおすすめ!
お子様とのお出かけは楽しいものですが、移動の際にいろいろな苦労を感じることもあります。そうなると、ついマイカーを使いたくなってしまいますが、お子様がまだ十分に滑れない間は、マイカーでスキー場に行くのはあまりおすすめできません。
自分の好きなように滑るのと、お子様の指導をしながら滑る・一緒に雪遊びをするというのとでは、疲れ方がまったく違います。マイカー利用の場合、そこに往復の運転が加わりますから、精神的にも体力的にも、かなり消耗します。
一方、日帰りスキーバスツアーなら、行きも帰りも運転の苦労はありません。朝発日帰りバスツアーで近場のスキー場に行けば、たっぷり6時間以上は滞在できますから、気力と体力の限界までお子様と遊べます。
また、ルートや休憩などの計画を考える必要も無く、予約するだけでサッと出発できるのも便利な点です。思い立った時にすぐスキー場に行ければ練習時間・回数が増え、自然とお子様の上達も早くなるはずです。
親子で楽しめるスキー場4選
親子でスキーや雪遊びを楽しみたい場合は、スキー場選びも重要です。中~上級者目線で「楽しい」所ではなく、楽に滑れる場所が多く、雪遊びの場も充実しているようなスキー場を探さなくてはいけません。
東京から近く(=滞在時間が長く)、そうした条件を満たすスキー場をご紹介します。
1. たんばらスキーパーク
「たんばらスキーパーク」のスキーセット(板+ブーツ+ストック)のレンタル料金(1日)は、キッズ(未就学児)なら2,000円、小学生は3,000円、中学生以上は大人料金で4,500円です。
ウェアはそれぞれ1,500円、2,500円、4,000円ですが、「スキー&ウェアセット」ならキッズは500円、それ以上は1,000円割引になります。
グローブ・帽子・ゴーグルはキッズと小学生は各500円、大人は各1,500円ですが、こちらも500円引きになる「3点セット」があります。ヘルメットだけは大人は1,500円、小学生以下は500円と大きな差があるため、注意が必要かもしれません。
その他、ボーゲンヘルパーやコーチングベルトといった指導に役立つグッズもあり、これらは大人からキッズまで、すべて500円で借りることができます。
親子で滑るなら、おすすめは下部の「ファミリーコース」です。平均斜度が5度、最大でも10度の斜面は、小さなお子様にぴったり。ある程度スキーに慣れてきたなら、その上の「マルチユースコース」(平均斜度7度)や「チャレンジコース」(平均斜度10度)に挑戦してみるのも良いでしょう。まだ滑るのが難しければ、「Tambara Snow Land(キッズパーク)」でソリやチュービングを楽しめます。
2. 佐久スキーガーデンパラダ
ここから先のスキー場は、すべて大人(中学生以上)と子ども(小学生以下)という分け方になります。
「佐久スキーガーデンパラダ」のスキーセットは子ども3,000円、大人4.000円で、大人料金はこの中では最安となります。
一方、ウェアは3,500円と2,500円で、セット割引が無いため、小学生はたんばらスキーパークよりも割高になります。
その代わり、ヘルメットやグローブなどは年齢による区別が無く、すべて500円で借りられます。ただし、ボーゲンヘルパーなどはありません。
このスキー場は上級から初級まで多数のコースがある「北パラダ」と、上級コースと初級コースが一つずつある「南パラダ」と呼ばれるエリアが山頂でつながった形になっています。
北側の初級コース「ラルゴ」と南側の「雪の広場」は共に緩く短め(500m程度)で、ソリ専用ゲレンデのある「キッズランド」も両方に用意されているため、どちら側でも安心して滑れます。
3. ふじてんスノーリゾート
「ふじてんスノーリゾート」では、子どもは3,000円で、大人は4,500円でスキーセットを借りられます。これは平均的な料金ですが、ウェアは子ども2,000円、大人4,000円で、大人は他よりもすこし高くなってしまいます。
また、グローブなど必須の小物や指導用グッズも借りられないため、これらを持っていない・持参しない場合は注意が必要です。
ふじてんスノーリゾートの構造は、センターハウスから見て左側は緩やかなファミリーコースと「ちびっこ愛ランド」のみ、右側は複数の中~上級者コース……という、とてもわかりやすい形になっています。
ちびっこ愛ランド内にはお子様専用のシンプルな「ちびっこスキー(スノボ)ゲレンデ」と簡単なポールなどが設置された「なんちゃってアスレチック」があり、徐々にステップアップすることができるようになっています。
4. ハンターマウンテン塩原
「ハンターマウンテン塩原」のレンタルには「スキー+ウェアセット」や「指導グッズ」があり、キッズ料金を除けばたんばらスキーパークと同じような内容になっています。
スキーセットは子どもは3,000円、大人は4,500円で、ウェアは子ども2,500円、大人4,500円と、ウェア単体での大人料金は最も高いのですが、スキーとセットにすれば1,000円引きになります。ただし、他にあるような「半日レンタル」という制度はありません。
グローブやゴーグルなどの小物のレンタルは行われていないのですが、ボーゲンヘルパー(子ども用のみ・1,500円)やヘルメット(どちらも1,000円)は借りられます。
万が一の破損などに備えられる、「ワンコイン保障(500円)」は、練習目的の場合には(何が起こるか予想できないため)、非常に便利かもしれません。
規模の大きいハンターマウンテン塩原には、平均斜度が10度以下のコースがいくつもあります。たとえば「FASHION Ave.(ファッション・アベニュー)」は平均斜度と最大斜度がどちらも5度という、とても緩やかなコースですし、「SESAMI St.(セサミストリート)」は最大斜度は8度になりますが、220mと短めで、短時間で滑り終えることができます。
また、土・日・祝日には親子専用のエリアも設置され、周囲に気兼ねなく練習ができるように配慮されています。
※すべて2016年1月時点の情報です。







