有名スキー場を攻略せよ! 長野 白馬編 白馬五竜 上級者編
大迫力の北アルプスの山々が目の前に迫る白馬五竜スキー場。ゲレンデピークが1676mと標高が高いため例年11月下旬からゴールデンウィークまでたっぷり楽しめ、エリア内でももっともロングシーズン営業するスキー場として人気です。さっそく、バラエティ豊かなコースが揃う白馬五竜を上級者向けにナビゲートしていきましょう!
白馬五竜はとおみ・いいもり・アルプス平の3エリアからなる広いスキー場です。まずは、メインのベースエリアとなるとおみゲレンデから山頂のアルプス平ゲレンデまで、テレキャビンに乗って一気にアクセスします!
テレキャビン終点であるアルプス平駅につくと、そこには白馬ならではの大パノラマが広がります。五竜岳のシンボルである武田菱もバッチリ確認できますね! アルプス平ゲレンデからは、お隣のHakuba47へもアクセス可能です。まずはアルプス第1ペアリフト乗り場を目指して滑っていきましょう。このコースは山頂エリアでもっとも斜度が緩く、ウォーミングアップにもピッタリです。
アルプス第1ペアリフトの降り場が五竜のゲレンデピークになります。いざ滑り出そうと山麓方面を眺めると広がるのがこの景色! 目下には白馬村の集落が確認でき、遠くは南アルプスまで見わたせる眺望が最高ですね。
ちなみにこちらが1676mの山頂・地蔵の頭にある地蔵ケルンです。せっかくだからピークから景色を拝みに、歩いて上る人の姿もちらほら見られます。
では、アルプス平ゲレンデのメインバーンであるグランプリコースを滑っていきます。ここはコース幅が広い中・上級者向け斜面で、気持ちよくスピードを出してカービングしながら滑るのに最適です。
コースからの眺望もかなりの気持ちよさ! 山頂エリアにあるアルプス平ゲレンデは雪質も景色も◎なうえ、初心者が少ないのでガンガン滑りたい人は山麓まで滑り降りずに左手に見えるアルプス第3ペアリフトに乗って、上部コースを回すのがオススメです。
アルプス第3ペアリフトに乗って再び上部へ!アルプス平ゲレンデは標高が高いため木が少なくコースの全貌を見渡すことができます。次はどこを攻めようかとリフト上から観察してみてください。
グランプリコースを下から見て右手には非圧雪ゾーンが。ここは降雪後のパウダーの日にはフワフワの新雪を堪能することができますが、降雪がしばらくなければハードなコブ斜面に。コブ好きはここでみっちり修行してください。
次は、先ほど乗ったリフトを通り過ぎて、そのままチャンピオンダイナミックコースまで降りていきます。ここは斜度変化が多く、ライディングスキルをしっかり磨くのにちょうどいいコースです。
チャンピオンダイナミックコースの先には、上級者向けのチャンピオンエキスパートコースが。ここは白馬五竜の名物コースで、最大斜度35°、平均斜度30°の超急斜面。降雪後はパウダー天国となりますが、普段はかなりのコブ斜面なのでストイックに攻めたいという人はチャレンジしてください。それ以外は、進行方向に向かって左手に入っていく、迂回路のウッディコースを選びましょう。
チャンピオンエキスパートコース、ウッディコースともにベースエリアのとおみゲレンデへとつながっています。ベースエリアから眺めてちょうど写真中央に見える急斜面が、先ほどのチャンピオンエキスパートコースです。かなりハードな雰囲気が遠目にも見て取れますね。
とおみゲレンデの麓には、さまざまなお店が揃う複合施設のエスカルプラザがあります。中にはレストランやファーストフード、レンタル、スクール受付、ショップ、土産店、さらには温泉までが入っていて、この充実した設備も五竜の魅力のひとつなのです。ちなみに山頂エリアのアルプス平駅にもレストラン「ALPS360」があるので、下まで降りてこなくても食事や休憩をとることもできますよ。
次はとおみゲレンデの隣にあるいいもりゲレンデに足を運んでみましょう。いいもりには白馬最長400mの本格的モーグルバーンやスノーパーク、レーシングバーンなど多彩なコースがレイアウトされています。メインとなる高速クワッドリフトのコスモフォーリフトを利用すれば、効率よくいいもりゲレンデの各コースを流せますよ。
こちらがいいもりスノーパーク。パーク初~中級者が楽しめるようなサイズのキッカーやさまざまなアイテムが設置され、アットホームな雰囲気でマイペースにパークスキルを磨けます。コスモフォーリフトに乗ってサニーウェイコースでフリーライディングしてから流すもよし、ミルキーフォーリフトを利用して集中してパークを回すもよしです。
アルプス平、とおみ、いいもりと個性豊かな3つのゲレンデでさまざまなコースを楽しめる白馬五竜。お気に入りのコースは見つかりましたか?とおみゲレンデでは毎日ナイター営業も行っているので、体力と時間に余力がある人は、日中とはまったく違った雰囲気を楽しめるナイターまで存分に楽しんでいってくださいね! 夜は冷えてバーンが硬くなるので、くれぐれも滑走時は気をつけて!
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