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安心して乗れるスキーバスとは? 「オリオンツアーバス安全運行協議会」で見えた各社の熱意

2016年オリオンツアーバス安全運行協議会

11月8日に、第11回となる「オリオンツアーバス安全運行協議会」が開催されました。

スキー市場(トラベルマルシェ)の親会社、オリオンツアーが契約を結んでいるバス会社は通常の日帰りツアーだけでなく、スキー市場で販売されているスキー・スノボツアーのバスも運行しています。

(※スキー市場のすべてのツアーがオリオンツアー主催というわけではありません)

数多くのバス会社の中から、たくさんの人命を預ける会社を選び出すのは、簡単なことではありません。

そのため、オリオンツアーでは「安全運行協議会という場で安全運行基準や独自のルールなどを説明した上で、それに納得していただけるバス会社だけに運行をお願いする」……という方法で、信頼のおけるバス会社を選んでいます。

ツアーバスの安全に関するさまざまな興味深い話を聞くことのできた、第11回安全運行協議会の様子を簡単にご紹介します。

安全と品質管理、二つの基準

たとえば、全国的な展開をしているハンバーガーの味が、ある地区の店と隣の地区の店で全然違うということはまずありません。若干のブレはあったとしても、その店の名前を頼りに訪れたお客様に、いつでもどこでも同じ味を提供できるようにするため、多くの企業は細心の注意を払っています。

これと同じように、お客様が「オリオンツアー」というブランドを信頼して利用される以上、いつでも、何度でも同じ経験をしていただきたい……それがオリオンツアーの考え方です。

バス会社やドライバーによってサービスの質が落ちてしまったり、たとえ同じドライバーでも、その日の気分でサービスが変わってしまうようでは困ります。常に一定のサービスを提供するためには、明確な基準を用意し、それを守ってもらう必要があります。

そこで、この安全運行協議会では、毎年安全と品質管理の基準についての説明が行われます。

長年協力関係にあり、すでにその内容を熟知しているバス会社にとっては繰り返しになってしまうわけですが、それでもこの説明が省かれることはありません。それだけ、オリオンツアーにとって重要なことなのです。

その内容は、「夜行バスには必ず2名のドライバーを用意する(※法令では短距離の場合は1名でも認められます)」や「対人補償・対物補償は無制限の保険に加入する」などさまざまで、バス会社側が「これらの安全運行の取り組みをしているか・法令を遵守しているか」ということは、オリオンツアーの社員による訪問調査で厳しくチェックされます。

この基準を満たせなければ、そのバス会社がオリオンツアーと契約することはできません。

また、スキーツアーの終了後にお客様に送らせていただいているアンケートの結果は、すべてのバス会社で共有し、新たなシーズンに活かすために利用されています。

お客様からのお褒めの言葉も叱責も、すべてが役に立つ宝物なのです。

さらにここでは、アンケートで最も高い評価を得たバス会社の表彰も行われます。それがバス会社のモチベーションを上げ、さらなるサービスの向上につながることは言うまでもありません。

変化し続ける法令の研究

法令を守るためには、まずそれをよく知らなければいけません

しかし、法令には改正がつきものです。そのため、安全運行協議会では外部の方を招き、お話を伺う場面もあります。

今回は「国土交通省 関東運輸局」の自動車交通部・自動車技術安全部・自動車監査指導部より、3名の方が講演を行ってくださいました。

あの軽井沢でのスキーバス事故の後に行われた法令改正については、各社すでに十分な研究をしていたため、再確認という意味合いも強かったのですが、専門家による説明は「特に注意すべき点」など具体的でわかりやすく、あらためて「なるほど」と思わされる場面もありました。

1時間にわたる内容の濃い講演でしたが、その後の休憩時間でも多くのバス会社の方が自発的に質問に向かう姿が見られ、安全にかける各社の熱意を知ることができました。

オリオンツアーバス安全運行協議会

安全のために考慮すべきドライバーの負担

大勢の中から選ばれ、巨大なバスを自在に操るプロのドライバーも、やはり人間。疲れや眠気を感じずに運転し続けることはできません。

たとえバスが万全に整備されていたとしても、それを走らせる人間の側に問題があれば、安全は遠のいてしまいます。普通の職種に比べ、変則的な働き方も多くなるドライバーの負担を軽くすることは、ツアーバスの安全を考える上で、とても重要な問題と言えます。

これもまた、外部からの客観的な声・専門的な声が必要な部分です。今回は社会保険労務士事務所の方にお越しいただきました。

労働基準法、旅客自動車運送事業運輸規則に関するお話など、こちらも全体で1時間近い講演でしたが、誰もが真剣に耳を傾けている様子が印象に残りました。

オリオンツアーバス安全運行協議会の雰囲気を少しでもお伝えすることができたでしょうか?

実際の会場では、オリオンツアー側もバス会社側も、「安全」ということに心を砕いている様子がよく伝わってきました。

安全は目に見える形で提供することが難しいものだからこそ、このような地道な行いの積み重ねが重要になります。「理想」という言葉で片づけている限り、それは現実にはならないのです。

スキー市場もまた、安全を第一と考え、皆様に楽しく素敵な思い出の作れるツアーを販売することを心がけています。今シーズンも安全で安心なスキー・スノボをお楽しみください。

2016年オリオンツアーバス安全運行協議会

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